トヨタの全固体電池、2028年までに高級レクサスEVに初搭載へ:航続距離745マイル、10分未満充電を目指す

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概要
トヨタは、2028年までに高級レクサスモデルに全固体電池を初搭載する計画を進めており、745マイル(約1,200km)の航続距離と10分未満でのフル充電を目指しています。2026年現在、市販車に搭載されている全固体電池はまだありませんが、同社は商業的に400~500 Wh/kgという高エネルギー密度を目標としており、これは既存のリチウムイオンパックの約2倍に相当します。この目標達成のため、出光興産や住友金属鉱山と提携し、硫化物系固体電解質や正極材料の開発を加速させています。
詳細

主要成果

トヨタ自動車は、全固体電池技術の商業化において野心的な目標を設定しており、2028年までに高級レクサスモデルにこの革新的なバッテリーを初搭載する計画を進めています。この次世代電池は、1回の充電で745マイル(約1,200km)という驚異的な航続距離と、10分未満でのフル充電能力の達成を目指しています。2026年時点ではまだ市販車への搭載は実現していませんが、トヨタはエネルギー密度400~500 Wh/kgという、現在の最高峰リチウムイオンバッテリーの約2倍の性能を商業レベルで目指しています。

技術・臨床詳細

トヨタの全固体電池は、硫化物系固体電解質を基盤としており、電解液の代わりに固体材料を用いることで、バッテリーの安全性とエネルギー密度を飛躍的に向上させます。この硫化物系固体電解質は、イオン伝導率が高く、高温環境下での安定性も優れているため、EVの性能向上に不可欠な要素です。同社は、固体電解質の開発においては出光興産と、正極材料の開発においては住友金属鉱山との戦略的提携を進めており、材料科学の専門知識を結集して量産技術の確立を図っています。これらの技術的進展が、目標とする高エネルギー密度と高速充電能力の実現を支える鍵となります。全固体電池は、従来の液体系バッテリーと比較して少ないスペースでより多くのエネルギーを蓄えることができるため、EVの設計自由度を高め、高性能化に貢献します。

背景・業界文脈

電気自動車市場の拡大に伴い、バッテリーの性能は消費者の購買意欲を左右する重要な要素となっています。航続距離への不安(レンジ不安)や充電時間の長さは、EV普及の大きな障壁の一つです。トヨタの全固体電池技術は、これらの課題を根本的に解決し、EVを内燃機関車と競合しうるレベルに引き上げる可能性を秘めています。2026年現在、多くの自動車メーカーや電池メーカーが全固体電池の開発に注力していますが、トヨタの取り組みは、材料開発から車両への統合までを一貫して進める点で注目されています。レクサスブランドのスーパーカーへの搭載は、この技術の優位性と信頼性を示す格好の舞台となるでしょう。

今後の展望

トヨタの全固体電池が2028年までに市場投入されれば、EV市場に大きな変革をもたらすことは確実です。これにより、消費者のEVに対する認識が変化し、EVの普及が加速する可能性があります。今後は、量産体制の確立とコスト削減が最大の課題となりますが、トヨタの強力なサプライチェーンと生産技術は、これらの課題を克服する上で有利に働くでしょう。この技術は、自動車産業だけでなく、航空宇宙や定置型蓄電システムなど、他の分野への波及効果も期待されており、次世代エネルギー貯蔵技術の新たな標準を確立する可能性を秘めています。

元記事: https://evcube.net/toyota-solid-state-battery-2026-everything-you-need-to-know/

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