COMPANY PROFILE / 創薬・DDS
Isomorphic Labs(Google DeepMind)
― AlphaFoldを生んだ研究組織から分かれた、Alphabet傘下のAI創薬会社
Isomorphic Labs(アイソモルフィック・ラボ)は、2021年にAlphabetのDeepMind(現Google DeepMind)から生まれた創薬会社です。 創業者でCEOのデミス・ハサビス氏はGoogle DeepMindを共同創業し率いる人物で、 タンパク質の立体構造を予測するAI「AlphaFold」の業績で2024年のノーベル化学賞を受けています。 Isomorphic LabsはGoogle DeepMindと共同でAlphaFold 3を開発し、2024年5月に発表しました。 上場しておらず売上も開示していませんが、2026年5月には21億ドルのシリーズBを調達し、 Eli Lilly・Novartis・Johnson & Johnsonと共同研究を結んでいます。 本稿では、この会社がAI創薬に何を投じ、誰と組み、何を目指しているかを、 会社の公式発表、親会社Alphabetの年次報告書、査読論文だけを使って整理します。
- 30秒でわかるIsomorphic Labs(Google DeepMind)と、創薬・DDSでの立ち位置
- ロゴと社名の表記について
- 創薬・DDSの世界で、この会社はどこにいるか
- 会社の規模(非上場。売上は非開示、調達額と人数で見る)
- 創薬・DDSにかけているリソース
- これまでの取り組み
- 今後の計画
- この会社は創薬・DDSで何を目指しているか
- 創薬・DDS分野の提携マッピング
- 提供している技術・製品・サービス
- この企業が抱えるリスク
- 用語集/出典/主張と出典の対応表
1. 30秒でわかるIsomorphic Labs(Google DeepMind)と、創薬・DDSでの立ち位置
(キングスクロス)ほかにスイス・ローザンヌ、米国マサチューセッツ州ケンブリッジ
(AI創薬)臨床段階の品目はまだ公表されていない
IsoDDEAF3はGoogle DeepMindと共同開発
創薬・DDSに関わる企業は、大きく製薬企業・創薬バイオテック・受託開発製造(CDMO・CRO)の3種類に分かれます。 Isomorphic Labsは創薬バイオテックで、AIで薬を設計することに特化した会社です 事実。 よく混同されますが、Google DeepMindとIsomorphic Labsは別の組織です。 Google DeepMindはAlphabetのAI研究組織で、Isomorphic Labsはそこから2021年に分かれた創薬専業の子会社です。 会社は2024年の発表で自らを「Alphabetの中で自律的に運営され、専用の資源を持ち、AIの創薬への応用だけに集中する」と説明しています。 両者をつなぐのは、CEOが同じハサビス氏であることと、AlphaFold 3を共同で開発したことです。 本稿の見出しに「Google DeepMind」を併記しているのはこのためで、Google DeepMind自体の解説ではありません。
2. ロゴと社名の表記について

表記の注意:社名は Isomorphic Labs(公式発表では IsoLabs や Iso とも略す)。 社名の「isomorphic(同型の)」は、ハサビス氏の設立発表によれば「生物学と情報科学の間に共通の構造(同型写像)があるかもしれない」という考えに由来します。 母体の研究組織は、2021年の設立発表では「DeepMind」、2024年以降の発表では「Google DeepMind」と表記されています。
公式サイト:https://www.isomorphiclabs.com/3. 創薬・DDSの世界で、この会社はどこにいるか
類型でいえば創薬バイオテック(AI創薬)です 事実。 提携の最初の2件(Lilly・Novartis、2024年)は低分子が対象でしたが、 2026年1月のJohnson & Johnsonとの提携では「低分子・抗体・ペプチド・分子のり(モレキュラーグルー)」にまたがる設計能力を使うと説明しており、 対象のモダリティを低分子から大きな分子(バイオ医薬)へ広げている段階です。 自社の候補はがんと免疫の領域に重点を置くと会社は述べています。 AI創薬の基礎は、本シリーズの技術解説「AI創薬とスクリーニング」で扱っています。
Google DeepMindとの関係(一次情報で確認できること)
| 項目 | 内容 | 出典の種類 |
|---|---|---|
| 生まれ | 2021年、AlphabetのDeepMindから「AlphaFoldの成功を土台に」立ち上げられた自律的な子会社 | 会社のリリース |
| 経営者 | 創業者・CEOのハサビス氏は、Google DeepMindを共同創業し率いている | 会社のリリース |
| AlphaFold 3 | Isomorphic LabsとGoogle DeepMindが共同で開発し、2024年5月にNatureで発表。論文の中核貢献者にも両組織の所属が並ぶ | 会社の記事・査読論文 |
| ノーベル賞 | 2024年のノーベル化学賞の半分が、Google DeepMindのハサビス氏とジャンパー氏に「タンパク質構造予測」で授与された | ノーベル財団 |
| 親会社の位置づけ | Alphabetの10-Kは、Other Betsの1社として「AIを使って新薬の開発を加速するため、創薬のプロセスを第一原理から考え直している」と紹介。業績の個別開示はない | Alphabet Form 10-K |
4. 会社の規模(非上場。売上は非開示、調達額と人数で見る)
Isomorphic Labsは非上場で、売上・損益・研究開発費を公表していません 未確定/将来。 親会社Alphabetの10-Kも、Isomorphic Labsの数字を「Other Bets」の中から個別には開示していません。 代わりに、会社が公表している資金調達・提携の前払い金・人員で規模を示します。
| 時期 | できごと | 金額 | 出し手 |
|---|---|---|---|
| 2024年1月 | Lillyとの共同研究の前払い金 | 4,500万ドル | Eli Lilly |
| 2024年1月 | Novartisとの共同研究の前払い金(別途、一部の研究費をNovartisが負担) | 3,750万ドル | Novartis |
| 2025年3月 | 初の外部資金調達 | 6億ドル | Thrive Capital(主導)、GV、Alphabet(追加出資) |
| 2026年5月 | シリーズB | 21億ドル | Thrive Capital(主導)、Alphabet、GV、MGX、Temasek、CapitalG、英国ソブリンAIファンド |
| 合計 | 上記の公表額の単純合計 | 27億8,250万ドル | 性格の異なる資金を足したもの 本稿の計算 |
人員は、2025年11月の発表で「ロンドン・ローザンヌ・ケンブリッジ(米国)にまたがり300人超」とされています 事実。 シリーズBのリリースは、調達資金をAI・エンジニアリング・創薬・臨床の人材の採用にも使うと述べていますが、採用目標の人数は書かれていません。 2025年3月の6億ドル調達より前の資金(Alphabetからの出資額)は公表されていません 未確定/将来。
5. 創薬・DDSにかけているリソース
| リソースの種類 | 内容 | 区分 |
|---|---|---|
| 人(人員) | 300人超(2025年11月)。エンジニア・科学者・運営の専門家。社長のマックス・ジェイダーバーグ氏は創業メンバーで前・最高AI責任者(2026年1月就任) | 事実 |
| 人(拠点) | ロンドン・キングスクロスの本社、ローザンヌ(2023年5月開設。EPFLイノベーションパーク内)、米国ケンブリッジ(2025年6月開設。ケンドールスクエア) | 事実 |
| 人(臨床の体制) | 2025年6月、がん領域の精密医療の経験を持つベン・ウルフ医師を最高医療責任者に任命し、米国拠点で医学系の人材を集めるとした | 事実 |
| 金(研究開発費) | 非開示 | 非公表 |
| 計算資源とデータ | 「大規模なGPU群」で大量のコンピュータ上の実験を回す研究環境と、独自に整備した生命科学データの集合(会社は「dataverse」と呼ぶ)を持つと説明。規模は非開示 | 事実 |
| 外部への出資・買収・導入 | 他社への出資、買収、化合物の導入に関する公表はない | 確認できず |
| 実験(ウェットラボ) | J&Jとの提携では「Isomorphic Labsがコンピュータ上の予測と設計、J&Jが実験による評価」と役割分担を明記。自社の実験施設の規模は非開示 | 事実 |
| 大学・研究機関 | ローザンヌ拠点はEPFL(スイス連邦工科大学ローザンヌ校)のイノベーションパーク内。資金を伴う共同研究の公表はない。AlphaFold 3のコードと重みは2024年11月に学術利用向けに公開 | 事実 |
Isomorphic Labsについて一次情報で確認できないのは、研究開発費・売上・自社パイプラインの品目名・標的名です 未確定/将来。 自社プログラムは「がんと免疫が中心」とだけ説明され、候補化合物のコード名も開示されていません。 AI創薬の会社は、提携の前払い金や調達額が大きく報じられがちですが、その資金が何本のプログラムにどう配分されているかは外部から見えない、というのが現時点の限界です。
6. これまでの取り組み
| 時期 | できごと | 意味 |
|---|---|---|
| 2020年 | DeepMindのAlphaFold 2が、アミノ酸配列からタンパク質の立体構造を原子レベルの精度で予測(会社の設立発表での説明) | 設立の出発点 |
| 2021年11月 | Alphabetの新会社としてIsomorphic Labsの設立を発表(ハサビス氏) | AlphaFoldを創薬に応用する専業会社 |
| 2023年5月 | スイス・ローザンヌに2番目の拠点を開設 | 欧州の研究者層の取り込み |
| 2024年1月 | Lilly(前払い4,500万ドル、マイルストーン最大17億ドル)とNovartis(前払い3,750万ドル、マイルストーン最大12億ドル)の2社と共同研究。いずれも低分子 | 初の製薬会社との提携 |
| 2024年5月 | AlphaFold 3をGoogle DeepMindと共同で発表(Nature)。タンパク質・DNA・RNA・低分子などの複合体の構造を予測 | 創薬の中心課題である「薬と標的の結合」を直接扱える |
| 2024年10月 | ハサビス氏らがノーベル化学賞(タンパク質構造予測) | 技術の出自が評価された |
| 2024年11月 | AlphaFold 3のコードと重みを学術利用向けに公開 | 公開する技術と、社内に残す技術を分けた |
| 2025年2月 | Novartisとの提携を拡大(同じ条件で最大3プログラムを追加) | 1年で追加を得た |
| 2025年3月 | 初の外部資金調達6億ドル。自社プログラムを臨床開発に進めると明言 | 「提携中心」から「自社品を持つ会社」へ |
| 2025年6月 | 最高医療責任者の任命と米国ケンブリッジ拠点の開設 | 臨床開発の体制づくり |
| 2026年1月 | Johnson & Johnson(Janssen Biotech)と、複数モダリティ・複数標的の共同研究 | 抗体など大きな分子にも対象を広げた |
| 2026年2月 | 自社の設計システムIsoDDEの技術報告を公表 | AlphaFold 3を超える社内技術の一端を開示 |
| 2026年5月 | シリーズBで21億ドルを調達 | 調達規模が大きく拡大 |
2026年9月時点で、Isomorphic Labsが主導する臨床試験は公表されておらず、ClinicalTrials.govでも同社をスポンサーとする試験は見当たりません 未確定/将来。 したがって、本稿で紹介できる承認や臨床試験の結果はありません。
7. 今後の計画
パイプラインの前進2026年5月のシリーズBのリリース
次はいずれも会社の公表資料に記載がありません 未確定/将来。
最初の臨床試験の開始時期・対象疾患・候補化合物名/J&Jとの提携の金額条件/ Lilly・Novartisとの提携の標的と進捗/研究開発費と売上/評価額(企業価値)。 「Isomorphic Labsの評価額は○億ドル」「○年に治験入り」といった数字は報道によるもので、本稿では採用しません。
8. この会社は創薬・DDSで何を目指しているか
ここは会社が直接には述べていない部分を含みます。一次情報から読み取れる範囲の推測として、根拠とともに書きます。
| 読み取れること | 根拠となる一次情報 | 区分 |
|---|---|---|
| 「提携で稼ぐ研究会社」から自社の薬を臨床に出す会社へ移ろうとしている | 2025年3月に「自社プログラムを臨床開発に進める」と明言し、同年6月に最高医療責任者を任命して米国拠点を開設 | 事実 |
| 最初の臨床品はがん領域になる可能性が高い | 自社品の重点はがんと免疫。最高医療責任者はがんの精密医療の専門家で、前職で低分子キナーゼ阻害薬の開発に携わった | 推測 |
| 対象を低分子からバイオ医薬へ広げる | 2024年の提携は低分子のみ、2026年のJ&J提携は抗体・ペプチド・モレキュラーグルーを含む。IsoDDEの技術報告は抗体と抗原の界面予測を扱う | 推測 |
| 公開する技術(AF3)と社内に残す技術(IsoDDE)を分けて競争力を保つ | AF3は学術向けにコードを公開した一方、IsoDDEは技術報告で性能の一端を示すだけで、モデル自体は公開していない | 推測 |
| 競争力の源泉を計算資源とデータに置いている | J&Jの提携リリースで「惑星規模の計算能力」、技術紹介ページで独自データと大規模GPU群を強調 | 推測 |
AlphaFold 3は2024年5月に論文として発表され、同年11月に学術利用向けにコードと重みが公開されました 事実。 一方、2026年2月に公表したIsoDDEについて、会社は技術報告で「難しい評価基準でAlphaFold 3の精度を2倍以上にした」「低分子の結合親和性の予測が、物理計算に基づく標準的な手法を上回った」と主張していますが、 モデルそのものは公開していません 事実。 本稿は、ここに「研究の土台は公開し、薬を作るための上積みは社内に持つ」という線引きがあると読みます 未確定/将来。 なお、IsoDDEの性能に関する主張は会社自身の技術報告によるもので、独立した第三者による検証や査読論文での評価は本稿の出典では確認できていません。
9. 創薬・DDS分野の提携マッピング
10. 提供している技術・製品・サービス
承認済みの医薬品や臨床段階の品目はありません 事実。 提供しているのは製薬会社との共同研究で、中核にあるのが次の2つの技術です。
| 技術 | 一次情報の記述 |
|---|---|
| AlphaFold 3(2024年5月) | 拡散モデルを使った新しい構造で、タンパク質・核酸・低分子・イオン・修飾残基を含む複合体の構造を一体で予測する。論文は、タンパク質と低分子の相互作用で既存のドッキング手法より大幅に高い精度を示したと報告。Isomorphic Labsの記事は「ほかの分子とタンパク質の相互作用で既存手法より少なくとも50%改善」と説明 |
| IsoDDE(Isomorphic Labs Drug Design Engine、2026年2月) | 構造予測・結合ポケットの発見・結合親和性の予測を1つにまとめた設計システム。技術報告は、未知の化合物とポケットの評価基準でAlphaFold 3の精度を2倍以上、抗体と抗原の界面やCDR-H3ループの予測、物理計算(FEP+など)を上回る親和性予測を主張(いずれも会社の主張) |
| 対象モダリティ | 低分子・抗体・ペプチド・モレキュラーグルー(J&J提携リリース)。技術紹介ページは「低分子からバイオ医薬へ」と説明 |
| 提携での役割分担 | J&Jとの提携では、Isomorphic Labsがコンピュータ上の予測と設計、J&Jが実験による評価とプログラムの推進を担う |
AlphaFold 3やIsoDDEが予測するのは、薬の候補分子が標的のタンパク質のどこに、どんな形で、どれくらい強く結合するかです 事実。 これは創薬の最上流の問題で、ここが速く正確になれば、合成して測る分子の数は減ります。 ただし結合の予測が当たっても、その分子が水に溶けるか、結晶としてどう固まるか、錠剤や注射液としてどれだけ安定か、体内でどこに運ばれるかは、別の問題として残ります。 J&Jとの提携で実験の評価を相手側が担うと明記されていることは、 予測はIsomorphic Labs、物としての検証と製剤は製薬会社という分担が今の姿であることを示しています。
また、こうしたモデルの学習には、X線結晶構造解析やクライオ電子顕微鏡で実際に決められたタンパク質と分子の複合体の構造データが欠かせません。 IsoDDEの技術報告が「学習データにない化合物やポケット」への汎化を最大の論点にしているのは、実験で得られた構造データの偏りと量が、予測の限界を決めていることの表れと読めます。 Isomorphic Labsが自社の実験施設で構造データをどれだけ作っているかは開示されていません 未確定/将来。
11. この企業が抱えるリスク
| リスク | 内容 | 区分 |
|---|---|---|
| 臨床での実証がまだない | 2026年9月時点で主導する臨床試験は公表されていない。AIで設計した薬が臨床で効くかは、この会社については未検証 | 事実 |
| 財務が見えない | 非上場で売上・損益・研究開発費を開示していない。調達資金の消費速度を外部から確かめられない | 未確定/将来 |
| 性能の主張が自社発表 | IsoDDEの性能は会社の技術報告による主張で、独立した検証は本稿の出典では確認できない | 事実 |
| 実験と製剤を他社に依存 | 少なくともJ&Jとの提携では実験評価を相手側が担う。予測を薬に仕上げる工程の多くが提携先の能力に左右される | 推測 |
| Alphabetとの関係の変化 | 外部投資家の比重が増し、親会社との資本関係や技術の共有の条件が今後変わる可能性がある。現在の条件は開示されていない | 推測 |
| 経営者の兼務 | CEOのハサビス氏はGoogle DeepMindも率いる。2026年1月から社長を置き、日常業務は社長が統括する体制にした | 事実 |
12. 用語集
- AlphaFold
- アミノ酸配列からタンパク質の立体構造を予測するAI。第3版(AlphaFold 3)は薬の候補分子との複合体も予測する。
- Google DeepMind
- AlphabetのAI研究組織。Isomorphic Labsの母体で、AlphaFoldを開発した。
- IsoDDE
- Isomorphic Labsの社内の薬物設計システム。構造・結合部位・結合の強さの予測をまとめたもの。
- 結合親和性
- 薬の分子が標的に結合する強さ。強すぎても弱すぎても薬として使いにくい。
- モレキュラーグルー
- 2つのタンパク質を「のり」のようにくっつける低分子。分解させたいタンパク質を分解装置に引き合わせる用途などがある。
- FEP+
- 分子動力学計算で結合の強さの差を見積もる、物理計算に基づく代表的な手法の1つ。
- CDR-H3ループ
- 抗体が抗原を見分ける部分のうち、最も形が多様で予測が難しい領域。
- Other Bets
- Alphabetが、Google以外の事業をまとめて報告する区分。
AI生成による概念図13. 出典
- Isomorphic Labs 「Introducing Isomorphic Labs」(2021年11月1日、デミス・ハサビス)。Alphabetの新会社としての設立、社名の由来、AlphaFold 2を出発点とする方針。 https://www.isomorphiclabs.com/articles/introducing-isomorphic-labs
- Isomorphic Labs プレスリリース「Isomorphic Labs Announces Strategic Multi Target Research Collaboration with Lilly」(2024年1月7日)。前払い4,500万ドル、マイルストーン最大17億ドル、ロイヤルティ、Alphabet内での自律運営、DeepMindからの設立、ロンドン・ローザンヌの拠点。 https://storage.googleapis.com/isomorphiclabs-website-public-artifacts/ISOMORPHIC_LABS_LILLY_07_01_24.pdf
- Isomorphic Labs プレスリリース「Isomorphic Labs Announces Strategic Multi Target Research Collaboration with Novartis」(2024年1月7日)。前払い3,750万ドル、研究費の一部負担、マイルストーン最大12億ドル、3つの非公表標的。 https://storage.googleapis.com/isomorphiclabs-website-public-artifacts/ISOMORPHIC_LABS_NOVARTIS_07_01_24.pdf
- Isomorphic Labs プレスリリース「Isomorphic Labs Announces Novartis Collaboration Expansion」(2025年2月18日)。最大3プログラムの追加。 https://storage.googleapis.com/isomorphiclabs-website-public-artifacts/ISOMORPHIC%20LABS_NOVARTIS_18_02_25.pdf
- Isomorphic Labs プレスリリース「Isomorphic Labs announces $600 million funding」(2025年3月31日)。初の外部調達、出資者、自社プログラムを臨床開発へ進める方針、がん・免疫中心の自社プログラム。 https://storage.googleapis.com/isomorphiclabs-website-public-artifacts/ISOMORPHIC_LABS_FUNDING_31-03-25.pdf
- Isomorphic Labs プレスリリース「Isomorphic Labs appoints Dr. Ben Wolf as Chief Medical Officer and establishes US Presence」(2025年6月17日)。最高医療責任者の経歴、米国ケンブリッジ拠点の開設。 https://storage.googleapis.com/isomorphiclabs-website-public-artifacts/ISOMORPHIC_LABS_CMO_US_17-06-25.pdf
- Isomorphic Labs プレスリリース「Isomorphic Labs to appoint Max Jaderberg as President」(2025年11月26日)。社長交代、人員300人超、拠点。 https://storage.googleapis.com/isomorphiclabs-website-public-artifacts/ISOMORPHIC_LABS_PRESIDENT_APPOINTMENT.pdf
- Isomorphic Labs プレスリリース「Isomorphic Labs Enters into a Research Collaboration with Johnson & Johnson」(2026年1月20日)。複数モダリティ・複数標的の共同研究、役割分担、対象モダリティ。 https://storage.googleapis.com/isomorphiclabs-website-public-artifacts/Isomorphic_Labs_Enters_into_a_Research_Collaboration_with_Johnson_Johnson.pdf
- Isomorphic Labs 技術報告「Accurate Predictions of Novel Biomolecular Interactions with IsoDDE」(2026年2月10日)。IsoDDEの構成と性能の主張。 https://storage.googleapis.com/isomorphiclabs-website-public-artifacts/isodde_technical_report.pdf
- Isomorphic Labs プレスリリース「Isomorphic Labs secures $2.1 Billion funding」(2026年5月12日)。シリーズBの出資者、資金の使途、本社と拠点、提携先。 https://storage.googleapis.com/isomorphiclabs-website-public-artifacts/ISOMORPHIC_LABS_FUNDING_12-05-26.pdf
- Isomorphic Labs 「AlphaFold 3 predicts the structure and interactions of all of life's molecules」(2024年5月8日、2024年11月11日更新)。Google DeepMindとの共同開発、学術向けのコード公開。 https://www.isomorphiclabs.com/articles/alphafold-3-predicts-the-structure-and-interactions-of-all-of-lifes-molecules
- Isomorphic Labs 「Isomorphic Labs Announces New Lausanne Location」(2023年5月31日)。ローザンヌ拠点(EPFLイノベーションパーク)とロンドン・キングスクロスの本社。 https://www.isomorphiclabs.com/articles/isomorphic-labs-has-announced-the-opening-of-its-new-offices-in-lausanne-switzerland
- Isomorphic Labs 技術紹介ページ「Our Tech」。統合設計エンジン、独自データと大規模GPU群、低分子からバイオ医薬への拡大、がん・免疫中心の自社パイプライン。 https://www.isomorphiclabs.com/our-tech
- Nature(査読論文) Abramson J. ほか「Accurate structure prediction of biomolecular interactions with AlphaFold 3」Nature 630, 493(2024年5月8日公開)。AlphaFold 3の構造と性能、著者の所属(Google DeepMind・Isomorphic Labs)。 https://www.nature.com/articles/s41586-024-07487-w
- Alphabet Inc. Form 10-K for the fiscal year ended December 31, 2025(米国SEC提出、2026年2月5日)。Other BetsとしてのIsomorphic Labsへの言及。 https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1652044/000165204426000018/goog-20251231.htm
- ノーベル財団 2024年ノーベル化学賞のプレスリリース。ハサビス氏とジャンパー氏(Google DeepMind)へのタンパク質構造予測での授与。 https://www.nobelprize.org/prizes/chemistry/2024/press-release/
14. 主張と出典の対応表
最終更新:2026年9月26日/Troy Technical
本稿の数値はすべてIsomorphic Labsの公式発表、親会社Alphabetが米国証券取引委員会(SEC)に提出した法定開示書類、査読論文(Nature)、ノーベル財団の発表に基づきます。調査会社の推計値・報道ベースの数値は使用していません。「推測」と記した箇所は、一次情報から本稿が読み取った解釈であり、会社の公表内容ではありません。本稿は医療上の助言ではありません。