COMPANY PROFILE / ペロブスカイト太陽電池
極電光能(UtmoLight)
― 長城グループ発の専業。「世界初のGW級量産ライン」で2.81m²の単接合を作り、装置も売る
極電光能(UtmoLight)は、自動車の長城汽車で知られる長城控股集団から生まれた、ペロブスカイト太陽電池の専業メーカーです。 2018年に研究を始め、2020年に独立しました。江蘇省無錫市で2025年2月5日に「世界初のGW級ペロブスカイトモジュール量産ライン」を稼働させたと発表し、 このラインで作る2.81m²の単接合モジュール(490W、効率17.44%、TÜV認証のIEC試験に合格)を主力にしています。 0.72m²のモジュールで出したNREL認証の18.1%は効率表に収録されたと会社は説明しています。 他の専業と違うのは、製造装置と生産ラインの「交鍵(ターンキー)」提供も事業に掲げている点です。
- 30秒でわかる極電光能と、ペロブスカイト太陽電池での立ち位置
- ロゴと社名の表記について
- ペロブスカイト太陽電池の世界で、この会社はどこにいるか
- 会社の規模(非上場。ラインと拠点で見る)
- ペロブスカイトにかけているリソース
- これまでの取り組み
- 今後の計画
- この会社はペロブスカイト太陽電池で何を目指しているか
- ペロブスカイト分野の提携マッピング
- 提供している技術・製品・サービス
- この企業が抱えるリスク
- 用語集/出典/主張と出典の対応表
1. 30秒でわかる極電光能と、ペロブスカイト太陽電池での立ち位置
(企業グループ発)ペロブスカイトの光伏・光電製品だけを扱う
+150MW中試線達成時は年約180万枚の見込みと会社が説明
ペロブスカイト太陽電池に取り組む企業は、大きく既存の太陽電池大手・専業スタートアップ・素材や電機の異業種の3種類に分かれます。 極電光能は専業スタートアップですが、出自は長城控股集団という自動車を中心とした企業グループです 事実。 同社はシリコンとのタンデムではなく、ガラス基板の単接合モジュールを大面積で量産することに集中しており、 2.81m²という、シリコンの大型モジュールに近い大きさの製品を主力にしています。 さらに、自社で開発した成膜装置などを組み合わせた生産ラインの外販も掲げており、「製品メーカー」と「装置メーカー」の両面を持つのが特徴です。
2. ロゴと社名の表記について

ロゴは同社の商標です。本稿では生成画像による再現を行わず、公式サイトのロゴ画像を img/utmolight_logo.png として設置しています(原画像は8859×3760ピクセルと大きいため、縦横比を保ったまま幅800ピクセルに縮小しています)。
表記の注意:法人名は「极电光能有限公司」、ロゴの英字は UtmoLight です。英文の正式な法人名は、本稿が確認した一次資料では確認できませんでした。 日本語の定まった読みはなく、本稿では日本の漢字で「極電光能」(簡体字は「极电光能」)と書き、英字の UtmoLight を併用します。 長城控股集団は同社の起源と会社紹介に書かれていますが、現在の出資比率は公式サイトに書かれていません。
公式サイト:http://utmolight.com/20493/3. ペロブスカイト太陽電池の世界で、この会社はどこにいるか
製品の形はガラス基板の単接合モジュールです 事実。 0.72m²(1.2m×0.6m級)と2.81m²の2サイズがあり、2026年6月には3.2mmの強化ガラスを使った高強度品「創勢S2-玄甲」(2.81m²)を発表しました。 BIPV(建材一体型)製品も手がけています。一方で、シリコンとのタンデムや、全ペロブスカイト・タンデムの製品化の発表はありません。 フレキシブル(柔軟)なペロブスカイトは、2026年に江蘇省・無錫市の「創新連合体」の研究テーマとして掲げた段階です。
4. 会社の規模(非上場。ラインと拠点で見る)
極電光能は非上場で、売上高・損益・従業員数・資金調達額を公表していません 未確定/将来。 代わりに、会社が公表している生産ライン・拠点・投資計画で規模を見ます。
| 項目 | 会社の公表内容 | 時点 |
|---|---|---|
| 研究開発センター | 4,500m²。セル・モジュール、量子ドット・光学フィルム、原材料合成の研究 | 2020年12月に使用開始 |
| 150MW 中試ライン | 「当時最大の150MW中試ライン」。0.72m²モジュールとBIPV製品 | 2022年12月稼働 |
| 無錫・錫山の産業基地 | 総投資30億元、156畝。GW級モジュール・BIPVライン、100トンの量子ドットライン、グローバル本社を計画。全面完成後の年間生産額25億元の見込み | 2022年8月契約(計画) |
| GW級 量産ライン | 「世界初」と会社が説明。達成時に年約180万枚。2025年の量産目標は効率20% | 2024年11月に初号品、2025年2月5日稼働 |
| 自社屋根の発電所 | 宛山湖園区に6.7MW(2.81m²品を約15,000枚)。「単体で最大の商業屋根」と会社が説明 | 2026年7月31日系統連系 |
| 特許 | 中核特許の出願約750件、うち発明特許488件 | 2026年9月 |
| 売上高・損益・従業員数・調達額・出荷量 | 非公表 | ― |
会社は、GW級ラインが達成時に年約180万枚を生産すると説明しています 事実。 これを2.81m²品の490Wで換算すると約0.88GW、初号品の450Wで換算すると約0.81GWになります 本稿の計算。 つまり「GW級」は1GW前後の能力と読むのが妥当です。 一方、発表された個々の案件は、自社屋根6.7MW、中建四局との19MWなど数MW〜20MW規模で、 ラインの能力に対する実際の出荷量は公表されていません。
5. ペロブスカイトにかけているリソース
| リソースの種類 | 内容 | 区分 |
|---|---|---|
| 人 | 共同創業者・総裁 于振瑞氏、共同創業者・執行総裁 鄭策氏、CTO 邵君氏。首席科学者にM.K. Nazeeruddin教授(スイス連邦工科大学ローザンヌ校出身、欧州科学院院士)を常勤で招聘。研究チームの修士・博士の比率55%超。従業員数は非公表 | 事実(人数は非公表) |
| 金(工場) | 無錫の産業基地の総投資30億元(2022年の計画額)。実際の投資額は非公表 | 事実(計画額) |
| 金(研究費・調達額) | いずれも非公表 | 非公表 |
| 大学・研究機関 | ニューサウスウェールズ大学(UNSW)と「ペロブスカイト国際連合実験室」を設立(2026年1月、無錫市産業創新研究院も協定に参加)。30cm×30cmモジュールを共同開発 | 事実 |
| 公的な枠組み | 江蘇省の創新連合体(大面積・高効率フレキシブル・ペロブスカイト電池と装置、2026年度、省の光伏分野で唯一)と無錫市の生態型創新連合体を主導。2024年には無錫市の任務型創新連合体にも入選。国家級「専精特新・小巨人」企業。資金の額は非公表 | 事実(金額は非公表) |
| 外部への出資・買収 | 他社への出資・買収の発表は見当たらない | 確認できず |
6. これまでの取り組み
| 時期 | できごと | 面積・認証 |
|---|---|---|
| 2018年 | 長城控股集団のもとでペロブスカイトの研究を開始 | 会社紹介 |
| 2020年 | 独立して業界全体に向けて事業を開始。12月に研究開発センター稼働 | 会社紹介・会社発表 |
| 2022年8月 | 無錫・錫山にグローバル本社と産業基地の契約(総投資30億元) | 会社発表 |
| 2022年12月 | 150MW中試ライン稼働 | 会社発表 |
| 時期の記載なし | 0.72m²モジュールがIEC 61215/61730とCQCの認証。「業界初のTÜV証書」と会社が説明 | 会社紹介 |
| 2024年11月5日 | GW級ラインの初号品:2.8m²、450W、全面積16.1% | 会社発表 |
| 2025年2月5日 | GW級量産ライン稼働 | 会社発表 |
| 2025年1月 | 国家光伏・蓄電実証実験平台(大慶)の3期に0.72m²品1MW | 会社発表 |
| 2025年 | 0.72m²モジュールのNREL認証18.1%が効率表第66版・第67版に収録。7,200cm²(=0.72m²)で18.1%が「2025太陽電池中国最高効率表」に掲載(同じモジュールの結果を指すとみられる) | NREL(会社の説明) |
| 2025年 | 2.81m²モジュールがTÜV認証のIEC試験に合格(490W、17.44%) | 会社発表 |
| 2026年1月 | 大慶の平台4期の入札で2.81m²品1MWを落札。UNSWと国際連合実験室 | 会社発表 |
| 2026年6月 | SNECで高強度品「創勢S2-玄甲」を発表。中建四局と19MWの協定、CTC国検集団・CPVTの実証基地への設置契約 | 会社発表 |
| 2026年7月 | 華電四川(内江発電所)と戦略協力(先行の108kW屋根電站は15か月運転)。自社屋根6.7MWを系統連系 | 会社発表 |
| 2026年8月20日 | 国網冀北と戦略協力。CTC国検集団と垂直設置など多場面の屋外実証 | 会社発表 |
| 2026年9月 | UNSWと共同開発の30cm×30cm単接合モジュールで定常効率23.5%。江蘇省の創新連合体に入選 | 国家光伏産業計量測試中心(会社発表) |
NLR(旧NREL)のチャンピオンモジュール効率チャートの「ペロブスカイト単接合」の系列には、過去の記録保持者としてUtmoLightの名前が載っています 事実。 本稿の確認時点で、同じ系列の最新記録(22.1%)の保持者は仁爍光能と南京大学です。 23.5%は30cm×30cm(900cm²)の研究品で、量産品の2.81m²(17.44%)とは面積が約31倍違います 本稿の計算。 会社は23.5%を「効率表第68版の世界記録を0.6ポイント上回る」と説明していますが、効率表への収録そのものはまだ発表されていません 未確定/将来。
7. 今後の計画
2026年9月の23.5%の発表で、同社は「この技術・工程をより大きなサイズのモジュールに移植し、商用モジュールの効率と安定性をさらに高める」と述べています 事実。 また2.81m²の製品について、2026年6月の新製品発表では、強化ガラスで5,400Paの正面荷重に耐える設計を打ち出し、 効率よりも強度・安全・場面への適合を価値として前面に出しています。
次はいずれも極電光能の公式発表に記載がありません 未確定/将来。
売上高・損益・出荷量/資金調達の額と出資者、長城控股集団の現在の持分/従業員数/ GW級ラインの稼働率と実際の投資額/量産品の効率が20%に達したか/製品価格/装置事業の受注実績。
8. この会社はペロブスカイト太陽電池で何を目指しているか
ここは会社が直接には述べていない部分を含みます。一次情報から読み取れる範囲の推測として、根拠とともに書きます。
| 読み取れること | 根拠となる一次情報 | 区分 |
|---|---|---|
| シリコンの大型モジュールと同じ土俵(大きさ・強度・認証)で売れる製品を目指す | 2.81m²の主力化、3.2mm強化ガラスで5,400Pa、IEC 61215/61730/61701・CCC・cTÜVusなどの認証取得 | 推測 |
| 装置・ライン外販で収益源を二本立てにする | 成膜装置の自社開発と、技術路線の設計から運用保守までの「交鍵」工事の提供を掲げる。連絡先にも「装置業務」を独立して記載 | 推測 |
| 当面は単接合に集中し、タンデムには踏み込まない | 公式発表にタンデムの製品化・記録の発表がない。研究の話題は大面積単接合とフレキシブル | 推測 |
| 顧客は国有の電力・建設企業と実証平台が中心 | 中建四局(19MW)、国電投の大慶平台、華電四川、国網冀北、CTC・CPVTの実証基地 | 事実 |
| 研究力を海外の一流研究者・大学で補強する | Nazeeruddin教授の常勤招聘、UNSWとの国際連合実験室 | 推測 |
2025年9月の発表で、極電光能は「大面積ペロブスカイトモジュール製造の核心工程で重大な突破を実現し」、 「技術路線の設計、設備の選定、工程の導入、運営保守まで全価値チェーンの解決策を構築し、世界の顧客向けにペロブスカイト整線の『交鍵』工事を提供する」と書いています 事実。 具体的な装置として、電子輸送層向けの新型の無損傷真空成膜装置と、膜の結晶化を制御する新型のフラッシュ乾燥(閃蒸)装置を挙げています。 ペロブスカイトの量産では、装置そのものが工程のノウハウの塊です。 本稿は、極電光能が「自社でモジュールを作って売る」だけでなく、自社ラインで磨いた工程を装置ごと他社に売ることで、 モジュール市場の立ち上がりを待たずに収益を得る道を用意していると読みます 未確定/将来。 ただし装置事業の受注実績は公表されておらず、これは本稿の解釈にとどまります。
9. ペロブスカイト分野の提携マッピング
10. 提供している技術・製品・サービス
| 製品・技術 | 一次資料の記述 |
|---|---|
| 0.72m²モジュール(単接合) | NREL認証18.1%(効率表第66・67版に収録と会社が説明)。IEC 61215/61730、CQC認証。大慶平台・華電内江などに納入 |
| 2.81m²モジュール(単接合) | GW級ラインの主力。490W・17.44%(TÜV認証のIEC試験)。IEC 61215/61730/61701、CCC、cTÜVus、EU RoHS |
| 創勢S2-玄甲 | 2.81m²。3.2mm強化ガラスを使う高強度品で、正面5,400Paの荷重に耐えると会社が説明(2026年6月) |
| BIPV製品 | 150MW中試ラインの時代から商業化。GW級ラインでも大面積BIPV製品を生産すると説明 |
| 装置・ライン | 新型の無損傷真空成膜装置(電子輸送層)、新型の閃蒸装置(結晶化制御)。整線の「交鍵」工事 |
| 量産技術の体系 | 「極創+」量産技術の総合解決策、「三維一体」(のちに「四位一体」とも表記)の安定性検証体系 |
ペロブスカイトの単接合モジュールは、ガラスの上に電極・輸送層・ペロブスカイト層を順に成膜し、レーザーで細長いセルに切り分けて直列につなぎます。 面積が大きくなるほど、どこか1か所の膜の欠陥が全体の出力を下げるため、 初号品の16.1%から2.81m²の17.44%へ、研究品の23.5%(900cm²)との差を縮めることが量産の中心課題になります 本稿の計算。 極電光能が成膜・乾燥の装置を自社開発しているのは、この均一性を装置の側で作り込むためと読めます。
もう1つの論点はガラスです。薄膜太陽電池は成膜の熱処理との兼ね合いで、強化処理をしないガラスを使う例が少なくありません。 2.81m²という大きさでは、風・雪・雹の荷重に耐えるために強度が問題になり、 同社が「業界初で唯一の強化ガラスの高強度ペロブスカイトモジュール」と打ち出したのはこの点です 事実。 封止の考え方は本シリーズの技術解説『封止とバリア層』を参照してください。
11. この企業が抱えるリスク
| リスク | 内容 | 区分 |
|---|---|---|
| 財務が見えない | 非上場で売上・損益・調達額・従業員数・出資者が非公表 | 未確定/将来 |
| 量産品の効率 | 2.81m²品は17.44%で、シリコンの量産品(20%台)より低い。2025年の目標20%の達成は発表されていない | 事実 |
| ラインの稼働率が不明 | 年約180万枚(約0.8〜0.9GW相当)の能力に対し、出荷量は非公表。発表案件は数MW〜20MW規模 | 事実(換算は本稿の計算) |
| 単接合への集中 | タンデムの製品化の発表がなく、効率の天井が単接合に限られる | 推測 |
| 装置外販と自社製品の競合 | 装置・ラインを外販すれば、競合するモジュールメーカーを自ら育てることにもなる | 推測 |
| 発表文の数値の精度 | 自社屋根6.7MWの発表で、年間発電量と石炭・CO₂削減量の関係が整合していない(本稿ではその削減量を採用しない) | 事実 |
12. 用語集
- 単接合
- 発電層がペロブスカイト1層だけの太陽電池。極電光能の製品はすべてこれ。
- 全面積効率
- モジュールの外形全体の面積あたりの効率。発電しない周辺部も含むので、有効面積の効率より低い。
- 定常効率(MPPT)
- 最大出力点を追いかけながら一定時間測った安定値。瞬間的な測定より信頼性が高い。
- 閃蒸(フラッシュ乾燥)
- 塗った膜を急に減圧して溶媒を一気に抜き、結晶化をそろえる工程。
- 交鍵(ターンキー)工事
- 設計から装置選定・立ち上げまでを一括で請け負い、すぐに稼働できる状態で引き渡す方式。
- 創新連合体
- 中国の省・市が認定する、企業主導で大学・研究機関・産業チェーンが共同で技術開発する枠組み。
- IEC 61701
- 太陽電池モジュールの塩水噴霧(塩害)試験の国際規格。
- BIPV
- 建材一体型太陽光発電。屋根材や外壁材そのものが発電する。
13. 出典
- 极电光能有限公司 会社紹介ページ「公司简介」(中国語)。長城控股集団が起源、2018年研究開始・2020年独立、首席科学者、研究開発センター4,500m²、特許、0.72m²のIEC・CQC認証、150MWライン、GW級ラインの初号品。 http://utmolight.com/20493/
- 极电光能 ニュース「开年大吉!全球首条GW级钙钛矿组件生产线投入量产」(世界初のGW級ペロブスカイトモジュール生産ラインが量産開始)(中国語)(2025年2月)。2月5日稼働、年約180万枚、2024年11月5日の初号品、2025年の効率目標20%、沿革。 http://www.utmolight.com/20492/144517.html
- 极电光能 ニュース「总投资30亿!极电光能钙钛矿产业基地项目落地锡山」(総投資30億元の産業基地が錫山に立地)(中国語)(2022年8月)。基地の計画内容、年間生産額の見込み、董事長の発言。 http://www.utmolight.com/20492/127845.html
- 极电光能 ニュース「23.5%!极电光能联合新南威尔士大学刷新单结钙钛矿组件效率世界纪录」(UNSWと単接合モジュールの効率記録を更新)(中国語)(2026年9月)。30cm×30cmで23.5%(国家光伏産業計量測試中心)、特許約750件、2.81m²のIEC認証。 http://www.utmolight.com/20492/155294.html
- 极电光能 ニュース「“货”力全开!极电钙钛矿组件全球交付稳步提速」(世界への納入が加速)(中国語)(2026年9月)。国内各地と日本・シンガポールへの納入、2024年の初の海外出荷。 http://www.utmolight.com/20492/155292.html
- 极电光能 ニュース「再登顶!极电光能钙钛矿组件蝉联马丁·格林《太阳能电池效率表》榜单」(効率表に連続収録)(中国語)(2026年2月)。0.72m²のNREL認証18.1%、第66・67版、販売地域。 http://www.utmolight.com/20492/152830.html
- 极电光能 ニュース「持续领跑7200cm²钙钛矿组件最高效率!」(7,200cm²モジュールの最高効率)(中国語)(2025年8月)。7,200cm²で18.1%、2.81m²の490W・17.44%(TÜV認証のIEC試験)。 http://www.utmolight.com/20492/150805.html
- 极电光能 ニュース「共筑产业创新高地,极电光能与悉尼新南威尔士大学成立钙钛矿国际联合实验室」(UNSWと国際連合実験室を設立)(中国語)(2026年1月)。協定の当事者、首席科学者の経歴、経営陣。 http://www.utmolight.com/20492/152708.html
- 极电光能 ニュース「极电光能“创势”系列新品全球首发」(創勢シリーズを発表)(中国語)(2026年6月)。創勢S2-玄甲(2.81m²、3.2mm強化ガラス、5,400Pa)。 http://www.utmolight.com/20492/154867.html
- 极电光能 ニュース「全球单体最大钙钛矿组件项目签约!」(単体最大のペロブスカイトモジュール案件を契約)(中国語)(2026年6月)。中建四局との19MW協定、CTC国検集団・CPVTの実証基地への設置契約、1年間の安定運転の証書。 http://www.utmolight.com/20492/154869.html
- 极电光能 ニュース「极电光能中标国电投大庆实证基地1MW钙钛矿组件项目」(国電投の大慶実証基地1MWを落札)(中国語)(2026年1月)。4期で2.81m²品1MW、3期で0.72m²品1MW(2025年1月)、各種認証。 http://www.utmolight.com/20492/152720.html
- 极电光能 ニュース「单体最大!极电光能6.7MW钙钛矿屋顶分布式光伏项目成功并网」(6.7MW屋根発電所の系統連系)(中国語)(2026年8月)。2026年7月31日系統連系、約15,000枚。 http://www.utmolight.com/20492/155119.html
- 极电光能 ニュース「强强联合!极电光能与华电再签钙钛矿重磅合作」(華電と戦略協力)(中国語)(2026年7月)。華電四川内江発電所との協定、108kW屋根電站の15か月運転。 http://www.utmolight.com/20492/155009.html
- 极电光能 ニュース「实证“立”新!极电光能与国网冀北、CTC国检集团再签钙钛矿重磅合作」(国網冀北・CTC国検集団と協力)(中国語)(2026年8月)。8月20日の協定、張家口の国家風光儲輸示範基地で2.81m²品が200日余り運転、垂直設置などの多場面の実証。 http://www.utmolight.com/20492/155121.html
- 极电光能 ニュース「领跑钙钛矿高端装备市场,极电光能以智造引擎驱动全球能源变革」(高度な装置市場をリード)(中国語)(2025年9月)。無損傷真空成膜装置、閃蒸装置、整線の交鍵工事。 http://www.utmolight.com/20492/151396.html
- 极电光能 ニュース「全省唯一!极电光能牵头项目入选江苏省创新联合体拟建名单」(省の創新連合体に入選)(中国語)(2026年9月)。大面積・高効率フレキシブル電池と装置の創新連合体。 http://www.utmolight.com/20492/155311.html
- 极电光能 ニュース「“链”上发力!极电光能牵头大面积柔性钙钛矿生态型创新联合体成功获批」(無錫市の生態型創新連合体を主導)(中国語)(2026年9月)。2024年の任務型創新連合体への入選。 http://www.utmolight.com/20492/155293.html
- NLR(米国立研究所、旧NREL) Champion Module Efficiencies chart(チャンピオンモジュール効率チャート)。ペロブスカイト単接合系列の過去の記録保持者としてのUtmoLight、最新記録22.1%の保持者。 https://www.nlr.gov/docs/libraries/pv/champion-module-chart.pdf
14. 主張と出典の対応表
| 本文の主張 | 区分 | 出典 |
|---|---|---|
| 法人名、所在地、長城控股集団が起源、2018年研究開始・2020年独立、首席科学者、研究開発センター、修士・博士55%超、0.72m²のIEC・CQC認証、小巨人企業 | 事実 | 出典1 http://utmolight.com/20493/ |
| GW級ライン稼働(2025年2月5日)、年約180万枚、初号品450W・16.1%、2025年の目標20%、150MW中試線(2022年12月)、研究開発センター(2020年12月) | 事実 | 出典2 http://www.utmolight.com/20492/144517.html |
| 無錫の産業基地(総投資30億元、156畝、計画内容、年間生産額25億元の見込み) | 事実 | 出典3 http://www.utmolight.com/20492/127845.html |
| 30cm×30cmで23.5%(UNSWと共同、国家光伏産業計量測試中心)、大きなサイズへの移植方針、特許約750件・発明488件 | 事実 | 出典4 http://www.utmolight.com/20492/155294.html |
| 国内各地と日本・シンガポールへの納入、2024年の初の海外出荷 | 事実 | 出典5 http://www.utmolight.com/20492/155292.html |
| 0.72m²のNREL認証18.1%と効率表第66・67版への収録(会社の説明) | 事実 | 出典6 http://www.utmolight.com/20492/152830.html |
| 7,200cm²で18.1%、2.81m²の490W・17.44% | 事実 | 出典7 http://www.utmolight.com/20492/150805.html |
| UNSWとの国際連合実験室(2026年1月)、経営陣の氏名 | 事実 | 出典8 http://www.utmolight.com/20492/152708.html |
| 創勢S2-玄甲(3.2mm強化ガラス、5,400Pa) | 事実 | 出典9 http://www.utmolight.com/20492/154867.html |
| 中建四局との19MW協定、CTC・CPVTとの実証基地契約 | 事実 | 出典10 http://www.utmolight.com/20492/154869.html |
| 大慶平台の3期・4期への供給と各種認証 | 事実 | 出典11 http://www.utmolight.com/20492/152720.html |
| 自社屋根6.7MW(2026年7月31日、約15,000枚) | 事実 | 出典12 http://www.utmolight.com/20492/155119.html |
| 華電四川との戦略協力と108kW電站の運転 | 事実 | 出典13 http://www.utmolight.com/20492/155009.html |
| 国網冀北・CTC国検集団との協力(2026年8月20日)、張家口での2.81m²品の運転、多場面の実証 | 事実 | 出典14 http://www.utmolight.com/20492/155121.html |
| 装置事業(無損傷真空成膜装置、閃蒸装置、整線の交鍵工事) | 事実 | 出典15 http://www.utmolight.com/20492/151396.html |
| 江蘇省の創新連合体への入選(フレキシブル) | 事実 | 出典16 http://www.utmolight.com/20492/155311.html |
| 無錫市の生態型創新連合体と2024年の任務型創新連合体 | 事実 | 出典17 http://www.utmolight.com/20492/155293.html |
| NLRチャートのペロブスカイト単接合系列にUtmoLightの名前があり、最新記録22.1%の保持者は仁爍光能・南京大学であること | 事実 | 出典18 https://www.nlr.gov/docs/libraries/pv/champion-module-chart.pdf |
| ペロブスカイト太陽電池の3類型の区分 | 本稿の計算 | 本稿による整理。企業名は本シリーズで扱う企業から例示 |
| 年約180万枚が約0.81〜0.88GW、900cm²と2.81m²の面積比が約31倍 | 本稿の計算 | 出典2・4・7の数値を本稿が換算したもの |
| 売上・損益・出荷量・調達額・出資者・長城控股集団の持分・従業員数・稼働率・実投資額・20%の達成・製品価格・装置の受注実績 | 未確定/将来 | 出典1〜17に記載なし。報道の数値は採用しない http://utmolight.com/20493/ |
| 23.5%の効率表への収録 | 未確定/将来 | 出典4は第68版の記録を上回ると説明するのみ。収録は未発表 http://www.utmolight.com/20492/155294.html |
| 6.7MW発表の石炭・CO₂削減量を採用しないこと | 未確定/将来 | 出典12の年間発電量と削減量が整合しないため、本稿の判断で不採用 http://www.utmolight.com/20492/155119.html |
| シリコンの大型モジュールと同じ土俵で売れる製品を目指すという読み | 推測 | 出典7・9・11からの本稿の解釈 |
| 装置・ライン外販で収益源を二本立てにするという読み | 推測 | 出典1・15からの本稿の解釈 |
| 当面は単接合に集中するという読み | 推測 | 出典1〜17にタンデムの製品化の記載がないことからの本稿の解釈 |
| 海外の研究者・大学で研究力を補強するという読み | 推測 | 出典1・8からの本稿の解釈 |
| 単接合への集中、装置外販と自社製品の競合というリスク | 推測 | 出典1・15からの本稿の解釈 |
最終更新:2026年9月25日/Troy Technical
本稿の数値は、極電光能の公式サイト(会社紹介・ニュースセンター)とNLR(旧NREL)の公開資料に基づきます。同社は非上場で法定開示がないため、会社の発表と第三者の効率表を区別して示しました。調査会社の推計値・報道ベースの数値は使用していません。「推測」と記した箇所は、一次情報から本稿が読み取った解釈であり、会社の公表内容ではありません。