INSTITUTION PROFILE / 量子コンピュータ
産業技術総合研究所(産総研)
― 量子コンピュータの「評価・試作・共用」を担う、経産省所管の研究機関
産業技術総合研究所(産総研)は、経済産業省が所管する国立研究開発法人です。政策や補助金を決める官庁ではなく、 量子コンピュータの実機を置き、量子チップの試作施設を共用し、国際標準の議論に加わる研究機関です。 量子分野の拠点は「量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター(G-QuAT)」で、 富士通・QuEra・OptQCなどの機械を並べ、企業や大学に使わせる場を作っています。 本稿では、産総研が量子コンピュータにどこまで影響を持ち、何は決められないのかを、 稼働中のものと準備中・計画のものを区別しながら整理します。内容は2026年10月16日に確認したものです。
- 30秒でわかる産業技術総合研究所
- どんな機関か ― 影響力の「型」
- 量子コンピュータで何をしているか
- 影響力の範囲(権限と地域)
- 関わっている企業・組織と資金の流れ
- 今後の見通し
- 用語集/出典/主張と出典の対応表
1. 30秒でわかる産業技術総合研究所
産業技術総合研究所英文 AIST。本部は茨城県つくば市(東京本部は千代田区)
(平成11年法律第203号)施行は2001年1月6日(附則)。研究所の成立日は確認していない
産総研は国の量子戦略を「実行する研究拠点」であって、戦略を決める側ではありません。 G-QuATは、内閣の統合イノベーション戦略推進会議が決めた「量子未来産業創出戦略」(2023年4月)が、産業化のための開発拠点づくりを表明したことを受けて、2023年7月27日に設立されました 事実。 産総研の影響力は、国内で量子コンピュータの実機を複数方式そろえ、量子チップの試作施設を外部に開いていることと、 国際標準の議論(IEC/ISO JTC 3)で議長役の一部を担っていることから生まれます 事実。 ただし、標準そのものを単独で決めるわけではなく、補助金や規制を決める権限もありません。
2. どんな機関か ― 影響力の「型」
量子コンピュータの記事に出てくる「機関」は、企業と違って自分では量子コンピュータを売りません。 その代わりに、どういう経路で業界に影響を与えるかで4つの型に分けられます。 産総研は、「場をつくる」を中心に、「標準を決める」にも一部かかわります。 実機と試作施設を共用し、企業・大学・海外機関をつなぐ拠点を持つ一方、国際標準では「議論を進める役」であり、決定は国際機関の合意で行われるからです。
3. 量子コンピュータで何をしているか
ふつうのコンピュータは「0か1か」のビットで計算します。量子コンピュータは、0と1が重なった状態をとれる量子ビットで計算します。 方式がいくつもあり、この記事には超伝導(極低温に冷やした電気回路)、中性原子(光で捕まえた原子)、光(光の粒を使い、常温・常圧で動く)が出てきます。 「64」「260」のような数は、誤り訂正をしていない素の量子ビット(物理量子ビット)の数です。 詳しくは技術解説「量子コンピュータの基礎」「超伝導量子ビット」「中性原子」「光量子コンピュータ」を参照してください。
産総研の量子コンピュータへの関わり方を、稼働中のものと準備中・計画のものに分けて表にまとめます。
| 取り組み | 日付・状態 | 中身 | 区分 |
|---|---|---|---|
| 量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター(G-QuAT) | 2023年7月27日に設立 | 量子コンピュータとAIなどの古典計算を組み合わせた計算技術の社会実装、ユースケースの創出、部素材の評価方法の開発と標準化の牽引、量子ビットの大規模集積化の開発を掲げる。センター長は益一哉氏 | 稼働中 |
| 量子・古典融合計算基盤「ABCI-Q」 | 2025年10月14日に一般提供を開始(GPUスパコン「システムH」)。2026年3月24日に量子コンピュータ2機種の外部提供を開始 | システムH(NVIDIA H100のGPUスパコン)を中核に、システムF(富士通製の超伝導、64物理量子ビット)、システムQ(QuEra製の中性原子、260物理量子ビット)、システムO(OptQC製の光量子コンピュータ)で構成。外部提供は、NEDOなど国家プロジェクトの共同研究への提供などから始めた | H・F・Qは稼働中。Oは準備中(2026年9月11日の運転状況) |
| 光量子コンピュータ「MoQuren」 | 2026年7月21日に稼働開始を発表 | OptQC社の1号機をG-QuATに設置。ABCI-Qのシステムを構成する大きな一歩としているが、ABCI-Qでの運転状況の表示は2026年9月11日時点で「準備中」 | 稼働開始(ABCI-Qへの組み込みは準備中) |
| 超伝導量子回路の試作施設「Qufab」 | 2024年10月から外部に有償で公開。2026年度の利用申請は、第4回の受付開始を2026年9月1日に発表 | 日本唯一の超伝導量子回路向けの共用ファウンドリ(経産省の資料)。国内外に年6回の相乗り試作(MPW)サービスと記載。現在は4インチで、8インチへの拡張と、その先の運営体制の判断は2026年末までに行う予定 | 稼働中。拡張は計画 |
| 国際標準化(IEC/ISO JTC 3) | 2025年5月に国際会合を産総研がホスト(24か国から約120名)。2025年10月にWG12のコンビーナ(主査)に就任 | 量子技術の国際標準を作る合同委員会JTC 3の、「量子コンピューティングのベンチマーク」を扱うWG12で、G-QuATの堀部雅弘副センター長が主査を務める。日本の審議団体はQ-STAR | 活動中 |
| サプライチェーンのロードマップ | 技術報告書を2025年9月9日、光方式のロードマップ(第二報)を2026年9月3日に公開 | 理研・富士通と共同で、大規模な量子コンピュータに必要な要素技術(超伝導方式の信号増幅器・ケーブル・コネクタ・希釈冷凍機など、光方式の光源・光検出器・光変調器など)の課題を整理。内閣府のSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)の課題の一部 | 公開済み(他の方式は今後) |
| NEDO「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」 | 2025年8月19日に採択。2026年9月17日に追加のテーマへの参画を発表 | 光子数を識別できる光検出システムの研究開発では産総研が代表機関。富士通、Yaqumo、QuEra Computing Japan、OptQC、フジクラ、浜松ホトニクスなどが代表のテーマには参画機関として加わる。日立・インテル、京セラ、三菱電機のテーマにも参画 | 採択済み(研究開発は進行中) |
| 企業・大学・海外機関との連携 | 2024〜2026年に多数 | お知らせの見出しに、IBM、IQM、Bluefors、Intel、ORCA Computing、IonQ、NVIDIA、QuEraなどとの覚書の締結が並ぶ。2025年9月26日に富士通と連携協定(国際的なサプライチェーンの構築を目指す) | 締結済み(協力の中身は各発表を参照) |
※機械の性能(量子ビット数など)は産総研が自ら公表した値です。第三者による評価ではありません。
G-QuATは、高品質な部素材を安定供給するための評価方法の開発とその標準化の牽引を掲げ、サプライチェーンのロードマップでも 信号増幅器、ケーブル、コネクタ、希釈冷凍機、光源、光検出器などを「量子コンピュータの大規模化に必要な要素技術」として列挙しています 事実。 この資料は、「量子コンピュータの技術仕様が明確でなく、特に中小企業は参入のハードルが高い」ことを課題に挙げ、仕様を明確にして新規参入を促すとしています。 材料・部品の供給側から見ると、産総研は自社の材料が量子コンピュータで求められる仕様に合うかを測れる場所になりえます。 NEDOの事業では、極低温用の小型ケーブル・コネクタ(フジクラ)や光部品(浜松ホトニクス、日本ガイシなど)のテーマに、産総研が参画し、評価技術の開発や部品の整備を受け持っています。
4. 影響力の範囲(権限と地域)
| 観点 | 産業技術総合研究所が持っているもの | 持っていないもの |
|---|---|---|
| 権限 | 量子コンピュータを研究・開発し、設置・共用し、成果を普及させる権限。産総研法は、鉱工業の科学技術の研究開発のほか、計量の標準を設定することを業務として定める(第11条) | 国の政策・戦略を決める権限。補助金の配分を決める権限(NEDOの採択を受ける側)。規制や輸出管理の権限 |
| 標準・認証 | 国際標準の委員会(JTC 3のWG12)で議論の主査を務めること。部素材の評価方法の開発と標準化の牽引 | 国際標準を単独で決める権限。量子コンピュータの認証制度を運営する権限 |
| 資金 | 運営費交付金(令和8年度計画で674億円、全分野)や、国の補正予算で措置された施設整備の資金を受けて拠点を整備すること。NEDO事業では代表機関になることもある | 他の機関に研究費を配ること。経産省の予算の総額を決めること |
| 地域 | 日本の拠点(つくば)。ABCI-Qは国内外の企業・大学が申請できる。海外機関との覚書を多数結ぶ | 他国の政策や拠点を動かす権限。海外在住者の利用は、非居住者の申告とチェックリストの審査が必要で、居住者にも輸出管理の確認書の提出が求められる |
| 規模 | 職員3,100人、研究職員2,304人(2026年1月1日)。令和8年度計画の収入は約1,274億円(全分野) | 量子分野だけの人数・予算の公表(確認できず) |
約1,274億円は産総研全体の令和8年度の収入計画で、量子に使う額ではありません。 内訳は、運営費交付金が674億円、施設整備費補助金が98億円、受託収入が282億円、その他収入が220億円です 事実。 経産省の令和7年度補正予算の1,004億円(3年)は、次世代機の研究開発や大型実証、G-QuATの整備などに使う予算で、 産総研の収入計画とは別の枠で示されており、産総研がそのうちいくらを受け取るかは本稿では確認できませんでした 未確定/将来。
5. 関わっている企業・組織と資金の流れ
産総研のG-QuATは、戦略を決める国の機関、資金を出す機関、機械を提供する企業、使う側の企業・大学の間に位置します。次の図は、公式ページに書かれている関係だけをまとめたものです。
経産省の2026年7月8日の方向性案は、G-QuATを「国家戦略上の重要生産基盤」と位置づける案を示しています。ただし、これは案で、決定済みではありません 未確定/将来。 理化学研究所(理研)は、サプライチェーンのロードマップの共同研究機関です。理研と産総研の役割分担そのものは、本稿では文書で確認できませんでした(理研については本シリーズの理研の記事を参照)。
6. 今後の見通し
| 読み取れること | 根拠となる一次情報 | 区分 |
|---|---|---|
| 光量子コンピュータ(システムO)がABCI-Qの一部として使えるようになる時期は、2026年10月16日時点で確認できない | 2026年7月21日にMoQuren稼働開始を発表。ABCI-Qの運転状況は2026年9月11日に「システムO:準備中」 | 未確定/将来 |
| Qufabの8インチ化と、その先の運営体制は、2026年末までに判断する予定 | 経産省の2026年7月8日の方向性案(2030年代初頭の12インチサービスも見据える) | 未確定/将来 |
| G-QuATが「国家戦略上の重要生産基盤」と位置づけられるか | 経産省の方向性案(案) | 未確定/将来 |
| 産総研の影響力は、今後も実機・試作施設・標準化の議論を一か所に集める拠点としての役割が中心になる | G-QuATが複数方式の機械、Qufab、JTC 3のWG12主査、NEDO事業への多数の参画を同時に持つこと | 推測 |
| サプライチェーンのロードマップが、超伝導・光以外の方式(中性原子、イオントラップなど)にも広がる | 2026年9月3日の発表の「今後の予定」 | 未確定/将来 |
7. 用語集
- G-QuAT
- 産総研の量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター。量子コンピュータの開発・評価・共用の拠点。
- ABCI-Q
- G-QuATの量子・古典融合計算基盤。GPUスパコンと、複数方式の量子コンピュータを組み合わせて使えるようにしたもの。
- Qufab
- 産総研の超伝導量子回路の試作施設。外部の企業が量子チップを試作できる共用ファウンドリ。
- IEC/ISO JTC 3
- 国際電気標準会議と国際標準化機構の合同専門委員会(2024年1月設立)。量子技術の国際標準を作る。
- コンビーナ
- 国際標準の作業部会の主査。議論をまとめる役で、決定は参加国の合意で行われる。
- SIP
- 戦略的イノベーション創造プログラム。内閣府が進める研究開発の枠組み。
- 共用ファウンドリ
- 複数の利用者が共同で使える、半導体や量子チップの試作・製造施設。
- みなし輸出管理
- 日本国内にいる人への技術の提供でも、外国の強い影響を受けている人には、輸出管理の対象になる考え方。
8. 出典
- 産業技術総合研究所 量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター(G-QuAT)のページ(目的・活動の説明、センターの連絡先)。 https://unit.aist.go.jp/g-quat/
- 産業技術総合研究所 G-QuAT お知らせ一覧(2023年度〜2026年度。覚書・連携協定・NEDO事業・Qufab利用申請の見出し)。 https://unit.aist.go.jp/g-quat/ja/results/topics.html
- 産業技術総合研究所 プレスリリース「量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター設立について」(2023年7月27日)。 https://www.aist.go.jp/aist_j/news/pr20230727.html
- 産業技術総合研究所 ABCI-Q 利用案内(システムH・F・Q・Oの構成と量子ビット数、利用の流れ、料金、非居住者による利用、みなし輸出管理、運転状況。2026年9月11日更新分)。 https://unit.aist.go.jp/g-quat/HowToUse/abci_q/index.html
- 産業技術総合研究所 お知らせ「量子・古典融合計算基盤『ABCI-Q』の一般提供を開始します」(2025年10月6日。2025年10月14日の提供開始)。 https://www.aist.go.jp/aist_j/news/au20251006.html
- 産業技術総合研究所 ニュース「ABCI-Q量子コンピュータの外部提供を開始」(2026年3月24日)。 https://unit.aist.go.jp/g-quat/HowToUse/news/news_20260324.html
- 産業技術総合研究所・OptQC お知らせ「OptQCと産総研、光量子コンピュータ1号機「MoQuren」を構築し稼働開始」(2026年7月21日)。 https://www.aist.go.jp/aist_j/news/announce/au20260721.html
- 産業技術総合研究所 お知らせ「IEC/ISO JTC 3 WG12「量子コンピューティングのベンチマーク」コンビーナに就任」(2025年10月24日)。 https://www.aist.go.jp/aist_j/news/au20251024.html
- 産業技術総合研究所 お知らせ「大規模量子コンピューターシステムに向けたサプライチェーンに関するロードマップを公開」(2026年9月3日。第二報、光方式。理研・富士通との共同、SIP)。 https://unit.aist.go.jp/g-quat/ja/results/announce/announce_20260903.html
- 産業技術総合研究所 お知らせ「G-QuATがNEDO事業に採択」(2025年8月19日。代表機関と参画機関のテーマ)。 https://www.aist.go.jp/aist_j/news/au20250819.html
- 産業技術総合研究所 お知らせ「G-QuATがNEDO事業における複数の研究開発テーマに参画」(2026年9月17日)。 https://unit.aist.go.jp/g-quat/ja/results/announce/announce_20260917.html
- 産業技術総合研究所・富士通 お知らせ「富士通と産総研、量子技術における国際的な産業競争力の強化に関する連携協定を締結」(2025年9月29日。協定の締結は2025年9月26日)。 https://unit.aist.go.jp/g-quat/ja/results/announce/announce_20250929.html
- 産業技術総合研究所 業務内容別の職員数(2026年1月1日。全体3,100人、研究職員2,304人)。 https://www.aist.go.jp/Portals/0/resource_images/aist_j/comp-info/idpo/staff20260101.pdf
- 産業技術総合研究所 令和8年度計画(令和8年3月。別表1:令和8年度予算計画)。 https://www.aist.go.jp/Portals/0/resource_images/aist_j/outline/plan/nendokeikaku_r8.pdf
- e-Gov法令検索 国立研究開発法人産業技術総合研究所法(第3条:目的、第11条:業務の範囲、第13条:主務大臣、附則:施行期日)。 https://laws.e-gov.go.jp/law/411AC0000000203
- 経済産業省 量子コンピュータ政策の今後の方向性(2026年7月8日、イノベーション・環境局。Qufabの現状と8インチ化、G-QuATの位置づけ案。「案」と表記)。 https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/sangyo_gijutsu/innovation/pdf/014_04_02.pdf
- 内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局 令和7年度補正予算における量子関連施策について(2025年12月24日。経産省分1,004億円、G-QuATの本格稼働)。 https://www8.cao.go.jp/cstp/ryoshigijutsu/27kai/sanko3.pdf
9. 主張と出典の対応表
| 本文の主張 | 区分 | 出典 |
|---|---|---|
| G-QuATの目的・活動(ユースケース創出、部素材の評価方法と標準化の牽引、量子ビットの大規模集積化)、更新履歴 | 事実 | 出典1 https://unit.aist.go.jp/g-quat/ |
| お知らせの見出し(覚書の締結先、JTC 3、NEDO事業、Qufab利用申請の受付、ABCI-Qの一般提供と外部提供)と日付 | 事実 | 出典2 https://unit.aist.go.jp/g-quat/ja/results/topics.html |
| G-QuATの設立(2023年7月27日)と、量子未来産業創出戦略(2023年4月)が開発拠点の創出を表明したこと | 事実 | 出典3 https://www.aist.go.jp/aist_j/news/pr20230727.html |
| ABCI-Qの構成(システムH・F・Q・O)、量子ビット数(64・260)、利用の流れ、非居住者による利用とみなし輸出管理、2026年9月11日の運転状況 | 事実 | 出典4 https://unit.aist.go.jp/g-quat/HowToUse/abci_q/index.html |
| ABCI-Qの一般提供の開始日(2025年10月14日)とシステムHの構成(GPU 2020基) | 事実 | 出典5 https://www.aist.go.jp/aist_j/news/au20251006.html |
| 量子コンピュータ2機種(超伝導・中性原子)の外部提供の開始(2026年3月24日) | 事実 | 出典6 https://unit.aist.go.jp/g-quat/HowToUse/news/news_20260324.html |
| 光量子コンピュータMoQuren(OptQC)の稼働開始(2026年7月21日) | 事実 | 出典7 https://www.aist.go.jp/aist_j/news/announce/au20260721.html |
| JTC 3の設立(2024年1月)、2025年5月の国際会合のホスト(24か国・約120名)、WG12のコンビーナ就任、日本の審議団体Q-STAR | 事実 | 出典8 https://www.aist.go.jp/aist_j/news/au20251024.html |
| サプライチェーンのロードマップ(光方式、第二報、2026年9月3日)、理研・富士通との共同、SIP、要素技術の一覧、今後の予定 | 事実 | 出典9 https://unit.aist.go.jp/g-quat/ja/results/announce/announce_20260903.html |
| NEDOのポスト5G事業への採択(2025年8月19日)、代表機関のテーマと参画機関のテーマ(富士通・Yaqumo・QuEra Computing Japan・OptQC・フジクラ・浜松ホトニクス・日本ガイシなど) | 事実 | 出典10 https://www.aist.go.jp/aist_j/news/au20250819.html |
| 2026年9月17日に発表した追加のNEDOテーマ(日立・インテル、京セラ、三菱電機、浜松ホトニクス、大阪大学との人材育成) | 事実 | 出典11 https://unit.aist.go.jp/g-quat/ja/results/announce/announce_20260917.html |
| 富士通との連携協定(2025年9月26日締結)の目的 | 事実 | 出典12 https://unit.aist.go.jp/g-quat/ja/results/announce/announce_20250929.html |
| 職員3,100人、研究職員2,304人(2026年1月1日) | 事実 | 出典13 https://www.aist.go.jp/Portals/0/resource_images/aist_j/comp-info/idpo/staff20260101.pdf |
| 令和8年度の収入計画(運営費交付金674億円、施設整備費補助金98億円、受託収入282億円、その他収入220億円、計約1,274億円) | 事実 | 出典14 https://www.aist.go.jp/Portals/0/resource_images/aist_j/outline/plan/nendokeikaku_r8.pdf |
| 産総研法の目的・業務の範囲(計量の標準の設定を含む)・主務大臣(経済産業大臣)・施行日(2001年1月6日)。研究所の成立日は確認していない | 事実 | 出典15 https://laws.e-gov.go.jp/law/411AC0000000203 |
| Qufabの現状(4インチ、2024年10月から有償公開)、8インチ化と2026年末までの体制判断、G-QuATの位置づけ案 | 事実 | 出典16 https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/sangyo_gijutsu/innovation/pdf/014_04_02.pdf |
| 経産省の令和7年度補正の量子関連措置額1,004億円(3年)、G-QuATの本格稼働(令和7年5月) | 事実 | 出典17 https://www8.cao.go.jp/cstp/ryoshigijutsu/27kai/sanko3.pdf |
| 機関の4つの型の区分、ABCI-Qの運転状況の図 | 本稿の計算 | 本稿による整理 |
| 産総研の量子分野だけの人数・予算、補正予算1,004億円のうち産総研が受け取る額、産総研と理研の役割分担 | 未確定/将来 | 出典1〜17に記載なし。本稿では推計しない |
| システムOの利用開始時期、Qufabの8インチ化と体制の判断、G-QuATの位置づけ(案) | 未確定/将来 | 出典4・7・16。2026年10月16日時点で一次情報から確定できないため、本稿では確定しない |
| 第6章の「産総研の影響力は実機・試作施設・標準化の議論を一か所に集める拠点としての役割が中心」 | 推測 | 出典4・8・10・16の記述からの本稿の解釈 |
最終更新:2026年10月16日/Troy Technical
本稿の数値は産総研・G-QuAT・経済産業省・内閣府の公式ページ、e-Gov法令検索に基づきます。量子分野は変化が速く、機械の稼働状況や計画は変わりうるため、確認日(2026年10月16日)を併記しました。「推測」と記した箇所は、一次情報から本稿が読み取った解釈です。G-QuATの一部のページはコマンドからの取得が拒否されるため、ブラウザで開いて確認しました。
