EP30NG|Master Bond社製エポキシ樹脂の熱伝導率5 W/mK超の性能

MasterBond.com アメリカ
概要
ナノ粒子充填剤を配合したエポキシ接着剤が開発され、電子、光学、航空宇宙、自動車産業における厳しい要件を満たす性能向上を達成しました。特に、ナノグラフェン充填EP30NGは、室温硬化型2成分エポキシでありながら、優れた物理的強度特性と、5 W/mKを超える非常に高い熱伝導率を提供します。この材料は、高熱伝達と低熱抵抗が求められるアプリケーションに最適であり、高性能接着剤市場に新たな基準を打ち立てるものです。
詳細

主要成果

Master Bond社は、ナノ粒子充填剤を配合したエポキシ接着剤を開発し、電子、光学、航空宇宙、自動車産業の厳しい要件に応える性能向上を実現しました。特に、ナノグラフェンを充填したEP30NGは、室温硬化型の2成分エポキシでありながら、優れた物理的強度特性と、5 W/mKを超える非常に高い熱伝導率を提供します。この特性は、高熱伝達と低熱抵抗が不可欠なアプリケーションにおいて極めて重要です。

技術・臨床詳細

このナノ充填剤は、特定のエポキシ処方に精密に混合されることで、材料の主要な機械的、電気的、熱的、光学的な特性を飛躍的に向上させます。EP30NGに採用されたナノグラフェンは、熱伝導性の向上に特化しており、従来の充填剤では達成が困難であった5 W/mKを超える熱伝導率を実現しています。これにより、接着剤は優れた放熱能力を獲得し、高出力電子部品や熱管理が重要なシステムにおいて、デバイスの性能維持と長寿命化に貢献します。さらに、このエポキシは室温で硬化するため、複雑なアセンブリや熱に敏感な部品への適用が容易です。

背景・業界文脈

現代の電子機器や高性能システムは、小型化と高密度化が進む一方で、発生する熱の管理が大きな課題となっています。従来の接着剤や封止材では、この熱問題に対応しきれず、デバイスの故障や性能低下の原因となっていました。ナノテクノロジーの進歩により、ナノ粒子を充填剤として利用することで、材料の特性をこれまでにないレベルで制御・改善することが可能になりました。Master Bond社のこの開発は、この技術革新の最前線に位置し、熱管理ソリューションの新たなスタンダードを提示するものです。

今後の展望

ナノ粒子充填エポキシ接着剤は、5G通信機器、EVバッテリーパック、高性能コンピューティング、航空機用構造接着など、熱管理が決定的な要素となる最先端分野での需要が急速に高まることが予測されます。EP30NGのような製品は、これらの分野における設計の自由度を高め、より高性能で信頼性の高い製品開発を可能にします。Master Bond社は、この技術をさらに発展させ、特定の産業ニーズに応じたカスタム処方の開発を進めることで、高性能材料市場におけるリーダーシップを強化していくでしょう。

元記事: https://www.masterbond.com/articles/nanoparticle-fillers-improve-epoxy-performance

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