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IFR(国際ロボット連盟) 機関解説

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INSTITUTION PROFILE / ドローン・ロボティクス

IFR(国際ロボット連盟)
― ロボットの「世界の数字」を毎年まとめる業界団体

IFRは、ロボットメーカー、各国の業界団体、研究機関が集まる非営利の国際団体です。 毎年秋に統計報告書「World Robotics」を公表し、「世界で何台のロボットが導入されたか」の基準データとして広く引用されます。 ただしIFRは規制や規格を決める機関ではありません。数字は、メーカーなどの報告をIFRが集計した団体の公表値です。 また、IFRのサービスロボット統計はドローンを原則として対象にしていません。 本稿では、IFRの数字をどこまで信頼でき、何を表していないかに絞って整理します。

構成:IFRの公式サイト(団体概要、役員、World Robotics 2026のプレスリリース3件、統計の出典と方法を説明した報告書の抜粋)、ISOの委員会ページを一次情報として使用。報告書本体は有料のため、公開されている範囲のみ/確認日 2026年10月25日

ロボットの種類を分け、出荷・設置・稼働などの統計を読む役割です。数える対象と期間が違う数字を、そのまま比較しないようにします。
ImageGen生成の概念画像。ロボットの種類を分け、出荷・設置・稼働などの統計を読む役割です。数える対象と期間が違う数字を、そのまま比較しないようにします。 実在する製品・施設・実測結果ではありません。断面、色、矢印は理解のための表現で、寸法比は説明用です。
この記事でわかること
  1. 30秒でわかるIFR
  2. どんな機関か ― 影響力の「型」
  3. ドローン・ロボティクスで何をしているか
  4. 影響力の範囲(権限と地域)
  5. 関わっている組織 ― 数字ができるまで
  6. 今後の見通し
  7. 用語集/出典/主張と出典の対応表

1. 30秒でわかるIFR

正式名称International Federation of Robotics日本語では国際ロボット連盟。略称 IFR
国・地域国際(事務局はドイツ)プレスリリースの発信地はフランクフルト。World Roboticsの制作もフランクフルトのVDMA Services GmbH
機関の種類非営利の国際団体会員はロボット産業、各国・国際の業界団体、研究開発機関
設立1987年非営利団体として設立
人数規模直接の会員 90超
(20か国超)
IFR自身の説明。事務局の職員数は確認できなかった
予算または規模統計は約40か国産業用ロボットの報告書の対象。予算額は確認できなかった
ドローン・ロボティクスへの関与統計の公表と業界の意見の取りまとめドローンは統計の対象外が原則。規則・規格は決めない
影響が及ぶ範囲政策担当者・報道・研究者が引用IFR自身の説明。法的拘束力はない
まず押さえるべき1点

IFRの数字は「ロボットの普及の勢いを知るための基準データ」ですが、「事実そのもの」ではなく「団体の集計値」です。 産業用ロボットの統計は、世界のほぼすべての主要サプライヤーからの報告と、各国の業界団体のデータを集めたものです 事実。 IFRは、メーカーや業界団体の集まりであり、ロボットの普及を促す立場(政策を後押しする「アドボカシー」を活動に挙げている)でもあります 事実。 数字の大きさだけでなく、何を数えているか(設置台数か出荷台数か、どの種類のロボットか)を見て読む必要があります。

2. どんな機関か ― 影響力の「型」

ドローン・ロボティクスの記事に出てくる「機関」は、企業と違って自分では機体やロボットを作りません。 その代わりに、どういう経路で業界に影響を与えるかで4つの型に分けられます。

ドローン・ロボティクスを動かす「機関」の4つの型 機関は自分では機体やロボットを作らない。どの経路で業界に影響を与えるかで4つに分かれる 資金を出す 研究開発・導入に予算を配る 経済産業省/NEDO 何を研究・導入させるか 届く範囲=自国の予算 政策・規制を決める 法律・認証・電波の許可 FAA/EASA/国土交通省/FCC 何を飛ばし・売ってよいか 届く範囲=自国の領域 規格・標準をつくる 試験方法・技術規格 ISO/NIST どう測り、どう比べるか 届く範囲=採用した先 場をつくる 統計・展示会・業界団体 IFR 何を数え、誰が集まるか 届く範囲=会員・引用先 IFRは右端の「場をつくる」型。統計の公表と業界の意見の取りまとめが中心で、規則や規格は決めない IFRの数字は、会員などの報告を集計した団体の公表値。ドローンは原則として含まれない
図1 ドローン・ロボティクスに関わる機関の4つの型と、IFRの位置。区分は本稿によるもので、機関名は本シリーズで扱う機関から例示しています 本稿の計算。経済産業省は資金と政策の両方を持ちますが、ここでは資金の例として挙げています。

IFRは「場をつくる」型です。会員が集まって情報を交換し、統計を公表し、業界としての意見を発表します 事実。 ロボットの定義は、産業用ロボットについてはISOの定義にならっています(IFRのサイト)。 ISO/TC 299には、IFRが連絡組織(カテゴリーA)として載っていますが、規格を決めるのはISOの手続きです 事実。

3. ドローン・ロボティクスで何をしているか

IFRの主な仕事は、毎年の統計報告書「World Robotics」と、その公表です。2026年版は産業用ロボットが9月24日、サービスロボットが9月30日にプレスリリースで公表されました 事実。

項目IFRが公表した数字(World Robotics 2026)数字の意味・注意
産業用ロボット
2025年の設置台数
603,000台(前年比+11%)。年末の稼働台数は5.079百万台(+9%)で、初めて5百万台を超えた「稼働台数」は、世界で動いているロボットの推計。設置台数と稼働台数は別の指標
国別中国354,000台(+20%、世界の設置の59%)、米国約38,500台(+12%)、日本36,219台(−19%)、韓国30,000台(−1%)、ドイツ25,000台未満(−8%)米国が日本を抜いて世界2位に。日本は3位
協働ロボット66,000台(産業用ロボット全体の11%)。伸び率は+7%で、統計を始めて初めて産業用ロボット全体の伸びを下回った協働ロボットは、人の近くで使うよう設計されたロボット
サービスロボット
(専門用)
約250,000台(+24%、IFRの標本の範囲)。うち運搬・物流が117,500台(47%)「IFRの標本」とある通り、世界の全数ではない
ヒューマノイド2025年にフルサイズ(140cm超)で約7,000台が販売された。IFRは「現在の用途の多くは限定的で、人の遠隔操作を要することが多い」と説明販売台数は、自律して働いている台数ではない。IFR自身が安全規格や事業性の課題を挙げる
医療・家庭用手術ロボット8,400台(+57%)。家庭用などの消費者向けは約3,420万台(+37%)家庭用は掃除ロボットなどが中心で、産業用・専門用とは桁が違う

※数字はすべてIFRの公表値(プレスリリースと会長報告)です。報告書本体は有料で、本稿は確認していません。中国以外の設置台数は約249,000台です(603,000−354,000。本稿の計算 本稿の計算)。

技術者の視点:ドローンの数字をIFRに求めてはいけない

IFRの「サービスロボット」の統計は、空を飛ぶタイプ(ドローン)を原則として含めません。報告書の方法の説明に 「泳ぐ・潜るロボットは含むが、空中を移動するもの、つまりドローンは概して避ける。完全な自律などの特別な場合は考慮する」 という趣旨の記載があります 事実。 ドローンの機数や市場規模は、IFRではなく、各国の航空当局の登録数など別の一次情報を見る必要があります。 ロボット(地上・水中・手術・物流)の数字と、ドローンの数字を、同じ表に並べて比べないでください。

そのほかの活動は、次のとおりです(IFRの説明)事実。

  • 国際シンポジウムISR(International Symposium on Robotics)の後援。1970年から続く産業用・サービスロボットの会議
  • 研究を促す賞(IERA Award)、立場表明の文書(Position Papers)、記者会見とラウンドテーブル
  • ロボットの普及を後押しする政策への働きかけ(アドボカシー)

4. 影響力の範囲(権限と地域)

観点IFRが持っているもの持っていないもの
権限統計の収集・集計・公表。統計に使う定義と分類の整備。業界としての意見(位置づけ文書)の発表規制をつくる権限。規格を発行する権限(規格はISOなど)。ロボットやドローンの認証・許可
地域産業用ロボットは約40か国のデータ。会員は20か国超にいる報告のない企業・国の完全な把握。ドローンの統計(原則対象外)
強制力会員のサプライヤーと各国の団体は、統計の提出が義務(IFR憲章)。ただし団体内部の義務で、法的拘束力ではない報告を出さない企業への強制。政府や企業に数字の利用を義務づける力
規模直接の会員90超。企業別の数字は公表せず、国・産業・用途ごとの集計値だけを出す。4件未満の数字は非公開事務局の職員数・予算額(本稿の確認範囲では公表を確認できなかった)
数字の読み方の注意

(1) 設置か出荷か。報告書は「設置(installation)」を中心に数えますが、一部の企業・団体は「出荷(shipment)」で報告します。 (2) 報告に基づく数字。サプライヤーの自己申告と、各国団体のデータで突き合わせたものです。 (3) 小さな市場の欠落。4件未満の数字は非公開で「その他」にまとめられるため、表の合計が合わないことがあります。 (4) 中国のデータ。中国の統計は業界団体(CRIA)が、会員の統計だけを法的な要件の範囲で報告しています。 (5) 改訂。過去の数字は新しい情報で更新されることがあります。2026年版では地域の分類も改められ、全データが再処理されました。 事実

5. 関わっている組織 ― 数字ができるまで

World Roboticsの数字がどうつくられ、誰に使われるかを、IFRの公式資料に書かれている関係だけで描きます。

World Roboticsの数字ができるまで IFRは左から右の3段で数字をまとめる。使うかどうかは、下の使い手が決める データの出どころ ロボットのサプライヤー 各国の団体(A3、JARA、CRIAなど) 会員は提出が義務(IFR憲章) 自己申告に基づく IFRの統計部門 報告を集計し、突き合わせる 企業別の数字は出さない 4件未満の数字は非公開 ドローンは原則対象外 公表 World Robotics(有料) 産業用とサービス用の2冊 2026年は9月24日と30日 団体の公表値 政策担当者 OECDや国連が利用とIFRは説明 研究者 経済学の論文などで引用 報道・企業 普及の勢いを示す数字として引用 IFRが決められないこと 規制をつくること/規格を発行すること/ロボットやドローンを認証・許可すること
図2 World Roboticsの数字ができるまでと、IFRが決められないこと。出典:IFRの団体概要、World Roboticsの説明ページ、2026年版の「出典と方法」の報告書、統計の遵守規則のページ。「使い手」の3区分は、IFRのWorld Roboticsの説明ページの記載をもとにした本稿の整理です 本稿の計算。
組織IFRの公式資料に書かれた関係
各国のロボット団体2026年版の産業用ロボット統計は、北米のA3、スペインのAER、英国のBARA、中国のCRIA、デンマークのDIRA、日本のJARA、韓国のKAR、イタリアのSIRI、スウェーデンのSWIRA、台湾のTAIROAの支援を受ける
VDMA(ドイツ機械工業連盟)World Roboticsの制作元はVDMA Services GmbH(フランクフルト)。販売はVDMA Verlagの通販サイト。IFRの役員にもVDMAの担当者が載る
Fraunhofer IPAサービスロボットの報告書をIFR統計部門と共同で作成。IFRのサービスロボット委員会の議長(Werner Kraus)の所属
ロボットメーカー役員のページに、ABB、FANUC、YASKAWA Europe、Teradyne Robotics、Stäubli、Schunk、COMAU、Estun、EFORT、PAL Roboticsなどの担当者が載る。個人の所属であり、各社の立場とは限らない
ISO/TC 299ISO側のページに、IFRが連絡組織(カテゴリーA)として載る(ISO解説を参照)

6. 今後の見通し

読み取れること根拠となる一次情報区分
IFRの予測:産業用ロボットの設置台数は2026年に655,000台(+9%)、2029年に806,000台IFRのプレスリリース(2026年9月24日)。予測は団体のもので、実績ではない未確定/将来
サービス・移動ロボット・ヒューマノイドの統計を扱うウェビナーが2026年10月30日に予定されているIFR会長報告(2026年9月24日)。内容は未公表未確定/将来
来年のWorld Roboticsも、秋(9月ごろ)に公表される可能性が高い2026年版が9月24日・30日に公表。「毎年公表される」とIFRが説明推測
ヒューマノイドは、今後も統計の独立した項目として扱われる可能性がある2026年版のサービスロボット報告書に、ヒューマノイドの特別章がある推測

7. 用語集

設置台数/稼働台数
設置台数はその年に新しく導入されたロボットの台数。稼働台数は年末時点で動いているロボットの推計。
ロボット密度
製造業の従業員1万人あたりのロボットの稼働台数。自動化の度合いを比べる指標。
産業用ロボット(IFRの定義)
ISOの定義に基づく「自動制御され、再プログラムでき、3軸以上で動かせる多目的のマニピュレーター」。
サービスロボット(IFRの定義)
人や機器のために有用な作業をする、2軸以上で動くロボット。製造などの産業の自動化を除く。専門用(訓練を受けた人が使う)と消費者用に分かれる。
協働ロボット
人と同じ空間で働くよう設計されたロボット。
RaaS(Robotics as a Service)
ロボットを買うのではなく、サービスとして利用料で使う契約形態。

8. 出典

  1. IFR About IFR(1987年に非営利団体として設立、直接の会員90超・20か国超、目的と活動)。確認日2026年10月25日。 https://ifr.org/association
  2. IFR Key People(会長・副会長・各委員会の議長・各国団体の代表と所属)。 https://ifr.org/executive-board
  3. IFR About World Robotics(統計の収集方法、「政策担当者や報道が引用する」との説明)。 https://ifr.org/about-world-robotics/
  4. IFR World Robotics – Industrial Robots(対象国約40か国、データ収集、ロボット密度)。 https://ifr.org/wr-industrial-robots/
  5. IFR World Robotics – Service Robots(サービスロボットの定義、Fraunhofer IPAとの共同作成)。 https://ifr.org/wr-service-robots/
  6. IFR Five Million Robots now Operate in Factories Globally(2026年9月24日。産業用ロボットの国別の設置台数、予測)。 https://ifr.org/ifr-press-releases/news/five-million-robots-now-operate-in-factories-globally
  7. IFR Global Sales of Professional Service Robots Surge 24%(2026年9月30日。サービスロボット、ヒューマノイド、医療、消費者向け)。 https://ifr.org/ifr-press-releases/news/global-sales-of-professional-service-robots-surge-24-percent
  8. IFR President’s Report by Jane Heffner(2026年9月24日。設置台数603,000台、稼働台数5.079百万台、協働ロボット、2026年10月30日のウェビナー)。 https://ifr.org/ifr-press-releases/news/presidents-report-by-jane-heffner-3-2026
  9. IFR World Robotics 2026 Industrial Robots – Sources & Methods(データの出どころ、統計提出の義務、品質、非公開の規則、中国のデータ、データの改訂)。 https://ifr.org/img/worldrobotics/Sources___Methods_WR_2026_-_Industrial_Robots.pdf
  10. IFR World Robotics 2026 Service Robots – Sources & Methods(サービスロボットの定義、ドローンを原則避けるとの記載)。 https://ifr.org/img/worldrobotics/Sources___Methods_WR_2026_-_Service_Robots.pdf
  11. IFR Compliance(企業別データの非公開、4件未満の非公開)。 https://ifr.org/compliance
  12. IFR IFRのトップページ(産業用・サービスロボットの定義、シンポジウムISR、位置づけ文書)。 https://ifr.org/
  13. ISO ISO/TC 299 Robotics(連絡組織の一覧にIFRがカテゴリーAとして載る)。 https://www.iso.org/committee/5915511.html

9. 主張と出典の対応表

本文の主張区分出典
1987年に非営利団体として設立、直接の会員90超・20か国超、アドボカシーを活動に含む事実出典1 https://ifr.org/association
役員・委員会議長の所属(ABB、FANUC、YASKAWA Europe、Teradyne Robotics、Fraunhofer IPA、VDMAなど)事実出典2 https://ifr.org/executive-board
統計は政策担当者・報道・研究者が引用するとのIFRの説明、統計の収集方法事実出典3 https://ifr.org/about-world-robotics/
産業用ロボット統計は約40か国、ほぼすべてのサプライヤーからの報告事実出典4 https://ifr.org/wr-industrial-robots/
サービスロボットの定義、Fraunhofer IPAとの共同作成事実出典5 https://ifr.org/wr-service-robots/
2025年の国別の設置台数(中国354,000台など)、2026年・2029年の予測事実出典6 https://ifr.org/ifr-press-releases/news/five-million-robots-now-operate-in-factories-globally
専門用サービスロボット約250,000台、運搬・物流117,500台、ヒューマノイド約7,000台、手術ロボット8,400台、消費者向け約3,420万台事実出典7 https://ifr.org/ifr-press-releases/news/global-sales-of-professional-service-robots-surge-24-percent
設置台数603,000台、稼働台数5.079百万台、協働ロボット66,000台、サービスロボットが「IFRの標本」であること、10月30日のウェビナー事実出典8 https://ifr.org/ifr-press-releases/news/presidents-report-by-jane-heffner-3-2026
データの出どころ(各国団体)、統計提出の義務、設置と出荷の違い、中国のデータ、改訂と分類の変更、制作元VDMA Services事実出典9 https://ifr.org/img/worldrobotics/Sources___Methods_WR_2026_-_Industrial_Robots.pdf
サービスロボット統計はドローン(空中の移動)を原則避けること事実出典10 https://ifr.org/img/worldrobotics/Sources___Methods_WR_2026_-_Service_Robots.pdf
企業別データの非公開、4件未満の非公開事実出典11 https://ifr.org/compliance
産業用・サービスロボットの定義、シンポジウムISR(1970年から)、位置づけ文書事実出典12 https://ifr.org/
IFRがISO/TC 299の連絡組織(カテゴリーA)であること事実出典13 https://www.iso.org/committee/5915511.html
機関の4つの型の区分、図2の「使い手」3区分、中国以外の設置台数(603,000−354,000)本稿の計算本稿による整理(出典3、6、8に基づく)
事務局の職員数・予算額、ドローンの統計未確定/将来出典1〜12に記載なし。本稿では推定しない
第6章の見通し2項目(次回の公表時期、ヒューマノイドの扱い)推測出典3、6、7の公表時期と特別章の記載からの本稿の解釈

最終更新:2026年10月25日/Troy Technical
本稿の数値はIFRの公式サイトとプレスリリースに基づくIFRの公表値です。報告書本体(有料)は確認していません。「推測」と記した箇所は、一次情報から本稿が読み取った解釈です。