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米国連邦航空局(FAA) 機関解説

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INSTITUTION PROFILE / ドローン・ロボティクス

FAA(米国連邦航空局)
― 米国の空を飛ぶドローンとeVTOLの「ルールと認証」を握る規制当局

FAAは米国運輸省の中にある航空の規制当局で、自分ではドローンも空飛ぶクルマも作りません。 役割は米国の空域で、誰が・どの機体で・どこを・どう飛んでよいかを決め、機体と操縦者を認証することです。 ドローンの記事でBVLOS(目視外飛行)やPart 107、Part 108という言葉が出てくるのは、この機関の規則の名前だからです。 本稿では、FAAがドローンとeVTOLについて何を決められて、何を決められないのかに絞って整理します。

構成:FAAの公式ページと長官の議会証言、予算要求書、連邦官報、電子連邦規則集(eCFR)、規制アジェンダ(reginfo.gov)、FCCの公式FAQを一次情報として使用/最終確認 2026年10月25日(この分野は変化が速いため、規則の状態は確認日時点)

機体・操縦・運航を確認する場面の概念です。飛行に関わる規則と許可の担当は、通信機器の規制や会社の販売認可とは分けて読みます。
ImageGen生成の概念画像。機体・操縦・運航を確認する場面の概念です。飛行に関わる規則と許可の担当は、通信機器の規制や会社の販売認可とは分けて読みます。 実在する製品・施設・実測結果ではありません。断面、色、矢印は理解のための表現で、寸法比は説明用です。
この記事でわかること
  1. 30秒でわかるFAA
  2. どんな機関か ― 影響力の「型」
  3. ドローン・ロボティクスで何をしているか
  4. 影響力の範囲(権限と地域)
  5. 関わっている企業・組織
  6. 今後の見通し
  7. 用語集/出典/主張と出典の対応表

1. 30秒でわかるFAA

正式名称米国連邦航空局
FAA
英文 Federal Aviation Administration
国米国本部はワシントンD.C.
機関の種類連邦政府の規制当局運輸省(DOT)の内部組織。2026年10月時点の長官はブライアン・ベッドフォード氏
設立1958年8月連邦航空法の署名。1967年4月1日に運輸省の発足とともに現名称へ
人数規模45,992人(FTE)FY2025実績。FY2026成立44,846、FY2027要求45,828。FTEは常勤換算
予算規模224億米ドルFY2027の大統領予算要求(22.4 billion)。議会の成立額ではない
ドローン・ロボティクスへの関与規則・登録・証明・認証小型ドローン、目視外飛行、eVTOLの空の規則
影響が及ぶ範囲米国の空域外国メーカーの機体も、米国で飛ばせば対象
まず押さえるべき1点

FAAが決めるのは「空を飛ぶこと」のルールと認証です。どの国の機器を米国で売ってよいかは、FAAではなくFCC(連邦通信委員会)が決めます。 FCCは自らのFAQで、2025年12月22日の外国製ドローンの指定(Covered List)は「FAAなど他機関の規則とは独立」と書いています 事実。

もう1点。ドローンの目視外飛行を標準にする新規則Part 108は、2026年10月25日時点でまだ規則案で、最終規則は連邦官報に載っていません 未確定/将来。 FAA長官は2026年9月15日の議会証言で「今秋に最終規則を出す見込み」と述べていますが、これは予定であって決定ではありません 事実。

2. どんな機関か ― 影響力の「型」

ドローン・ロボティクスの記事に出てくる「機関」は、企業と違って自分では機体を作りません。 その代わりに、どういう経路で業界に影響を与えるかで4つの型に分けられます。FAAは規則と証明で影響を与える規制当局です。

ドローン・ロボティクスを動かす「機関」の4つの型 機関は自分では機体を作らない。どの経路で業界に影響を与えるかで4つに分かれる 資金を出す 政策・規制を決める 標準を決める 場をつくる 研究開発に予算を配る 飛行・認証・電波の法令 規格・試験方法 統計・展示会・業界団体 経済産業省/NEDO FAA/EASA/国土交通省/FCC ISO/NIST IFR 何を研究させるか 誰が何を飛ばせるか どう測り、どう比べるか 誰が誰に会うか 届く範囲=自国の予算 届く範囲=自国の領域 届く範囲=引用する法令 届く範囲=参加者 FAAは「政策・規制を決める」型。空を飛ぶ機体・人・運航のルールと認証を決める ただし電波と販売の可否(FCC)、保安(TSA)、研究費は、別の機関が決める
図1 ドローン・ロボティクスに関わる機関の4つの型と、FAAの位置。区分は本稿によるもので、機関名は本シリーズで扱う機関から例示しています 本稿の計算。

規制当局の影響力は、大きく2つの手段から生まれます。(1) 規則をつくる:連邦官報で提案し、最終規則にし、施行する。 (2) 証明や許可を出す:操縦者の証明、機体の型式証明、規則から外れる運航の許可(waiver=許可証、exemption=免除)。 FAAはこの2つをドローンとeVTOLの両方で持っています 事実。

3. ドローン・ロボティクスで何をしているか

FAAの関わり方は、小型ドローン(規則が整っている)、目視外飛行(規則案の段階)、eVTOL(認証と運航の枠を整備中)の3つに分けると読み解きやすくなります 本稿の計算。状態は2026年10月25日に確認しました。

領域規則・制度中身状態(2026年10月25日確認)
小型ドローンの運航14 CFR Part 107
最終規則 2016年6月28日公表(81 FR 42064)
対象は離陸時に55ポンド未満の機体。操縦者は遠隔操縦者証明が必要。機体を目で見える範囲で飛ばし(107.31)、高度は地上400フィート以下(構造物の近くを除く)、対地速度は87ノット以下。規則から外れる運航は許可証(waiver)を申請する施行中。2016年8月29日施行 事実
登録と遠隔識別14 CFR Part 48・Part 89
遠隔識別の規則 2021年1月15日公表(86 FR 4390)
登録した機体の位置などを電波で発信する「遠隔識別」の規則。米国で飛ぶ外国の民間無人機にも適用される。FAA公式ページの表示は、登録機体837,513機、遠隔操縦者証明481,760件(基準日の記載なし)施行中 事実
人の上空の飛行Part 107 の人の上空の運航
2021年1月15日公表(86 FR 4314)
機体の危険度に応じて、人の上空や走行中の車両の上空を飛ばせる条件を決めた規則施行中 事実
目視外飛行(BVLOS)Part 108・Part 146
規則案 2025年8月7日公表(90 FR 38212)
許可証や免除を一件ずつ出す方式をやめ、性能で決める常設の枠にする案。運航の承認は「許可(permit)」と「証明(certificate)」の2段階。機体は1,320ポンド以下で「耐空性の受け入れ」を受け、運航は主に地上400フィート以下。ADS-Bを発信する有人機に道を譲る。運航管理サービスの事業者を認める枠(Part 146)も提案規則案。最終規則は官報に未掲載 未確定/将来
固定施設の上空の制限2016年法の第2209条を実施する規則案
2026年5月6日公表(91 FR 24650)
特定の固定施設の運営者などが、周辺での無人機の飛行制限を申請し維持する手続きを作る案。必要性を、航空安全・地上の人や財産の保護・国家安全保障などで示すことを求める規則案。意見募集は2026年7月6日まで 未確定/将来
eVTOLの機体認証14 CFR 21.17(b)の「特別な種類」
Joby(89 FR 17230、2024年3月8日)、Archer(89 FR 45944、2024年5月24日)
既存の基準がない機体について、FAAが機種ごとに「適切な基準」を決めて型式証明を審査する方式。Jobyの基準は2024年4月8日、Archerの基準は同年6月24日に有効になった基準は有効。型式証明が発行された記載は、FAAの公式資料で確認できなかった 事実
eVTOLの操縦者と運航動力揚力機(powered-lift)の特別規則 SFAR(14 CFR Part 194)
最終規則 2024年11月21日公表(89 FR 92296)
動力揚力機の操縦者の証明と運航ルールを、10年間の特別規則として定めた。2025年1月21日施行(一部は同年7月21日)施行中 事実
実証プログラムBEYOND、eVTOL統合パイロットプログラム(eIPP)eIPPは2026年3月9日に8件を選定。26州にまたがり、都市の空飛ぶタクシー、貨物、救急、離島・エネルギー分野などを含む。FAAは、得たデータを新しい規則づくりに使うとしている。運航の開始は「2026年夏まで」とFAAは発表したが、実際の開始は確認していない選定済み。運航開始は 未確定/将来(本稿では未確認)

Part 108はどこまで進んだか

目視外飛行の規則(Part 108)はどこまで進んだか 提案→最終→施行の3段階のうち、2026年10月25日時点は「提案」まで 2016年6月28日 Part 107(小型ドローンの規則)の最終規則を公表。8月29日に施行 2021年1月15日 遠隔識別(Part 89)と人の上空飛行の規則を公表 2022年3月10日 目視外飛行の検討委員会(ARC)が最終報告をFAAに提出 2024年5月 FAA再授権法(Pub. L. 118-63)第930条が目視外飛行の規則化を指示 2025年6月6日 大統領令14307が、最終規則を240日以内に公表するよう指示 2025年8月7日 Part 108の規則案(NPRM)を公表。意見募集は10月6日まで 2026年1月16日 法律上の最終規則の期限(reginfo.govの記載)。過ぎている 2026年1月28日 意見募集を再開(電子的な目視性と通行優先権)。2月11日まで 2026年9月15日 FAA長官が議会で「今秋に最終規則を出す見込み」と証言 未定 最終規則:10月25日時点で官報に未掲載。施行日も未定(未確定/将来) 確認できた出来事 期限の超過 これから(日付は未確定)
図2 Part 108(目視外飛行の規則)の経過。出典:連邦官報(90 FR 38212、91 FR 3695)、reginfo.govの規制アジェンダ、大統領令14307、FAA長官の議会証言(2026年9月15日)。時系列の整理は本稿によるものです 本稿の計算。

規則案の中身は、「許可証や免除を一件ずつ出す」方式から「性能の基準を満たせば飛ばせる」方式への切り替えです。 FAA自身も、規則案の前文で、これまで一部の目視外飛行を「個別の免除と許可証」で認めてきたと書いています 事実。 なお、Part 107の許可証でも目視内飛行の条件(107.31)は外せますが、他人の荷物を有償で運ぶ運航のためには出せないと規則に明記されています(107.205)。 荷物の配送が免除などの別の道を通ってきた背景です 事実。

素材技術者の視点:審査の単位は「機体」

eVTOLの型式証明の根拠となる21.17(b)は、「特定の型式設計に適用される要求」をFAAが決めると書いています。Part 108の規則案でも、機体の整備基準は製造者が決め、業界の合意規格に基づくとされています 事実。 つまり審査の対象は機体の設計全体で、バッテリーや部材の個別の格付けではありません。 部材メーカーは、機体メーカーを通じて要求を受け取る立場になるとみられますが、これは条文からの本稿の解釈で、個別の取引条件までは確認していません。 推測

4. 影響力の範囲(権限と地域)

観点FAAが持っているもの持っていないもの
権限航空の安全と空域の効率的な利用について、規則をつくり、証明・許可・免除を出す権限。FAAと運輸省の2023年の文書は、この分野でのFAAの権限を「排他的」と整理している電波機器の認可と、安全保障上の指定(FCC)。運航者の保安プログラム(TSA)。研究開発費を配る主役の役割
地域米国の空域。Part 107は米国内の民間の小型無人機が対象。遠隔識別の規則は米国で飛ぶ外国の民間無人機にも及ぶ他国の空域と他国の規則。他国がFAAの規則を参照しているかは、本稿では確認していない
州・地方との分担航空安全と空域の効率の分野は連邦が決め、州法や条例は先取りされる(FAAと運輸省の2023年の文書による整理)土地利用、プライバシー、不法侵入などの分野の州法。FAAの文書は、これらは原則として州が規制できるとしている
拘束力連邦規則(CFR)は法的拘束力を持つ。規則案(NPRM)は意見募集の段階では拘束力を持たない議会が法律で決めた期限や方向を変える権限。FAA再授権法は目視外飛行の規則化を求めた
規模45,992人(FY2025のFTE)。ドローン・先進航空機専門の部署(先進航空技術室)は、FY2026成立・FY2027要求とも65人(FTE)。予算はFY2026成立で3,495万米ドル職員のうちドローン担当だけの人数は公表されていない
FAAは何を決められて、何を決められないか 同じ「ドローンの規制」でも、空を飛ぶこと以外は別の機関の担当 FAAが決められること(空を飛ぶこと) FAAが決められないこと(担当する機関) 機体の登録と遠隔識別 Part 48・Part 89 操縦者の証明と運航ルール Part 107(55ポンド未満の機体) 目視外飛行の規則 Part 108・Part 146(規則案の段階) eVTOLの型式設計の審査 21.17(b)の基準・SFAR(Part 194) 空域の使い方 高度400フィート・特定の空域での許可 連邦通信委員会(FCC) 電波機器の認可と、安全保障上のCovered List 運輸保安庁(TSA) 運航者の保安プログラムと人物審査(規則案の段階) 州・地方政府 土地利用・プライバシーなど(航空安全は連邦の分野) 議会・大統領 法律の期限と、大統領令による政策の方向 FAAは「誰が・どの機体で・どこを・どう飛ぶか」を決める。電波・保安・州法の領域は決めない
図3 FAAが決められることと、決められないこと。出典:連邦規則(eCFR)、FAAと運輸省の2023年の文書(州・地方の規制)、FCCのFAQ、TSAの連邦官報の告示。区分は本稿によるものです 本稿の計算。
数字の読み方の注意

45,992人はFTE(常勤換算)で、実際の職員数ではありません。FY2027の予算要求書の表の数字です。 224億米ドルは「要求」で、議会が成立させた額ではありません。会計年度(FY)は米国では前年10月から始まるため、FY2027は2026年10月に始まっています。 ドローン関連だけに使われる額は公表されていません。FY2027に新しく要求された「無人機の許可・証明を扱う検査官46人(23FTE)」の枠は約910万米ドル(9.075 million)で、 これも要求の段階です 事実。

5. 関わっている企業・組織

FAAと他の組織の関係は、FAA自身の資料や官報に書かれているものだけを挙げます。

組織FAAとの関係根拠
運輸保安庁(TSA)Part 108の規則案をFAAと共同で公表。保安の規則はTSAが別の最終規則として出す。FAAの最終規則の後に、TSAが運航者との非公開の円卓会議を開く予定連邦官報(90 FR 38212、91 FR 56894)
連邦通信委員会(FCC)電波機器とCovered Listの担当。FCCは自らのFAQで、FAAなどの規則とは独立していると説明FCC公式FAQ
議会・大統領FAA再授権法(2024年)の第930条、第932条などがFAAに作業を指示。大統領令14307が期限と実証プログラム(eIPP)を指示FAA予算要求書、連邦官報(90 FR 24727)
州・地方政府eIPPの応募者は州・地方・部族・準州の政府で、民間の事業者と組む。8件の選定先には、ニューヨーク・ニュージャージー港湾公社、テキサス州運輸局、ユタ州運輸局、ペンシルベニア州運輸局、ルイジアナ州運輸・開発局などが含まれる連邦官報(90 FR 44751)、FAA報道発表(2026年3月9日)
eVTOLの機体メーカーFAAの発表によると、eIPPの選定プロジェクトのパートナーとして Archer、BETA、Electra、Joby、Wisk、Ampaire が挙がる。JobyとArcherは、FAAが機種ごとの審査基準を連邦官報で公表した機体でもある。本シリーズの企業解説(Joby Aviation、Archer Aviation)も参照FAA報道発表(2026年3月9日)、連邦官報(89 FR 17230、89 FR 45944)

※ドローンの個別メーカーとFAAの関係(免除や許可証の取得など)は、FAAの公式資料では個別に確認していないため、本稿では挙げません。FAAの規則の対象であることと、FAAがその会社を推奨することは別です。

6. 今後の見通し

読み取れること根拠となる一次情報区分
Part 108の最終規則は、FAAの見込みでは2026年の秋。ただし法律上の期限(2026年1月16日)も、規制アジェンダの目標(2026年7月)も過ぎているFAA長官の議会証言(2026年9月15日)。reginfo.govの規制アジェンダ未確定/将来
TSAの保安に関する最終規則と、運航者との円卓会議はFAAの最終規則の後に進む連邦官報の告示(2026年9月4日)。TSAは、円卓会議への参加申込の期間を最終規則の公表後に変更する可能性があると記載未確定/将来
eIPPの運航で集めたデータが、新しい規則(eVTOLの運航ルール)の材料になるFAA報道発表(2026年3月9日)。「データを新しい規則づくりに使う」と記載未確定/将来
最終規則が出ても、施行日や移行期間が決まるまでは、従来の免除・許可証による運航が続く可能性が高い規則案の前文は、現在の運航が個別の免除と許可証で認められていると説明。施行日と移行は最終規則の本文で決まる推測
通行優先権の扱い(無人機が有人機に道を譲る範囲)は、最終規則の本文を見るまで確定しない2026年1月28日の意見募集の再開は、電子的な目視性と通行優先権を対象にした。規則案は、ADS-Bを発信する機体に道を譲るとしていた推測

7. 用語集

BVLOS(目視外飛行)
操縦者や補助者の目で機体が見えない範囲を飛ばすこと。Part 107は目視内(VLOS)を原則とする。
Part 107
連邦規則集14編の第107部。55ポンド未満の民間の小型ドローンの運航と操縦者証明の規則。
Part 108
目視外飛行のための新しい規則の案。2026年10月25日時点では規則案で、最終規則は未公表。
NPRM(規則案)
最終規則の前に、連邦官報で内容を示して意見を募る文書。最終規則とは別で、拘束力は持たない。
waiver(許可証)とexemption(免除)
規則の一部から外れて飛ぶためにFAAが個別に出す許可。常設の規則ができれば、不要になる運航が増える。
動力揚力機(powered-lift)
垂直に離着陸し、飛行中は翼で揚力を得る機体の分類。eVTOLの多くがこれにあたる。
型式証明
機体の設計が安全基準に合っているかをFAAが審査して出す証明。eVTOLは既存の基準がないため、機種ごとの基準を用いる。
遠隔識別(Remote ID)
飛行中のドローンが識別情報や位置を電波で発信する仕組み。Part 89が決めている。
Covered List
FCCが、安全保障上の理由で機器の認可を止める対象を載せた一覧。FAAの規則とは別の制度。
FTE
常勤換算の人数。パートや期間途中の採用を、フルタイム1人分に換算して数える。

8. 出典

  1. FAA About FAA(使命、長官名。2026年10月13日更新の表示)。 https://www.faa.gov/about
  2. FAA A Brief History of the FAA(1958年の連邦航空局の創設、1967年4月1日の運輸省発足と改称)。 https://www.faa.gov/about/history/brief_history
  3. 米国運輸省 FAA FY 2027 President’s Budget Submission(FTE表、先進航空技術室の規模、無人機担当検査官の要求、再授権法の条文番号)。 https://www.transportation.gov/sites/dot.gov/files/FAA_FY_2027_Budget_Estimates_CJ.pdf
  4. FAA 長官の議会証言「The Fiscal Year 2027 Budget Request for the FAA」(2026年9月15日。224億米ドル要求、目視外飛行の最終規則の見込み)。 https://www.faa.gov/testimony/testimony-bryan-bedford-faa-administrator-hearing-committee-appropriations-subcommittee
  5. FAA FAA By the Numbers(登録機体数と遠隔操縦者証明の数。基準日の記載なし。2026年10月25日に表示を確認)。 https://www.faa.gov/node/26
  6. 電子連邦規則集(eCFR) 14 CFR Part 107(107.1、107.3、107.31、107.51、107.200、107.205)。 https://www.ecfr.gov/current/title-14/part-107
  7. 電子連邦規則集(eCFR) 14 CFR 89.101(遠隔識別の適用範囲)。 https://www.ecfr.gov/current/title-14/section-89.101
  8. 電子連邦規則集(eCFR) 14 CFR 21.17(特別な種類の航空機の基準)。 https://www.ecfr.gov/current/title-14/section-21.17
  9. 連邦官報 Operation and Certification of Small Unmanned Aircraft Systems(81 FR 42064、2016年6月28日。2016年8月29日施行)。 https://www.federalregister.gov/documents/2016/06/28/2016-15079/operation-and-certification-of-small-unmanned-aircraft-systems
  10. 連邦官報 Remote Identification of Unmanned Aircraft(86 FR 4390、2021年1月15日)。 https://www.federalregister.gov/documents/2021/01/15/2020-28948/remote-identification-of-unmanned-aircraft
  11. 連邦官報 Operation of Small Unmanned Aircraft Systems Over People(86 FR 4314、2021年1月15日)。 https://www.federalregister.gov/documents/2021/01/15/2020-28947/operation-of-small-unmanned-aircraft-systems-over-people
  12. 連邦官報 Normalizing Unmanned Aircraft Systems Beyond Visual Line of Sight Operations(規則案、90 FR 38212、2025年8月7日。意見募集は2025年10月6日まで)。 https://www.federalregister.gov/documents/2025/08/07/2025-14992/normalizing-unmanned-aircraft-systems-beyond-visual-line-of-sight-operations
  13. 連邦官報 同規則案の意見募集の再開(91 FR 3695、2026年1月28日。電子的な目視性と通行優先権。2026年2月11日まで)。 https://www.federalregister.gov/documents/2026/01/28/2026-01644/normalizing-unmanned-aircraft-systems-beyond-visual-line-of-sight-operations-reopening-of-comment
  14. reginfo.gov 規制アジェンダ RIN 2120-AL82(法律上の期限2026年1月16日、最終規則の目標2026年7月)。 https://www.reginfo.gov/public/do/eAgendaViewRule?pubId=202510&RIN=2120-AL82
  15. 連邦官報 TSA告示「Technical Roundtables on Security of Unmanned Aircraft Systems Operating Beyond the Visual Line of Sight」(91 FR 56894、2026年9月4日)。 https://www.federalregister.gov/documents/2026/09/04/2026-18124/notice-soliciting-representatives-for-technical-roundtables-on-security-of-unmanned-aircraft-systems
  16. 連邦官報 Designation-Restrict the Operation of Unmanned Aircraft in Close Proximity to a Fixed Site Facility(規則案、91 FR 24650、2026年5月6日。意見募集は2026年7月6日まで)。 https://www.federalregister.gov/documents/2026/05/06/2026-08943/designation-restrict-the-operation-of-unmanned-aircraft-in-close-proximity-to-a-fixed-site-facility
  17. 連邦官報 大統領令14307 Unleashing American Drone Dominance(90 FR 24727、2025年6月11日公表。署名は2025年6月6日)。 https://www.federalregister.gov/documents/2025/06/11/2025-10814/unleashing-american-drone-dominance
  18. 連邦官報 Integration of Powered-Lift: Pilot Certification and Operations(最終規則、89 FR 92296、2024年11月21日。2025年1月21日施行)。 https://www.federalregister.gov/documents/2024/11/21/2024-24886/integration-of-powered-lift-pilot-certification-and-operations-miscellaneous-amendments-related-to
  19. 連邦官報 Special Class Airworthiness Criteria for the Joby Aero, Inc. Model JAS4-1 Powered-Lift(89 FR 17230、2024年3月8日。2024年4月8日有効)。 https://www.federalregister.gov/documents/2024/03/08/2024-04690/airworthiness-criteria-special-class-airworthiness-criteria-for-the-joby-aero-inc-model-jas4-1
  20. 連邦官報 Special Class Airworthiness Criteria for the Archer Aviation, Inc. Model M001 Powered-Lift(89 FR 45944、2024年5月24日。2024年6月24日有効)。 https://www.federalregister.gov/documents/2024/05/24/2024-11192/airworthiness-criteria-special-class-airworthiness-criteria-for-the-archer-aviation-inc-model-m001
  21. 連邦官報 eVTOL and AAM Integration Pilot Program: Announcement of Establishment of Program and Request for Proposals(90 FR 44751、2025年9月16日)。 https://www.federalregister.gov/documents/2025/09/16/2025-17844/electric-vertical-takeoff-and-landing-and-advanced-air-mobility-integration-pilot-program-announcement-of-establishment-of-program-and-request-for-proposals
  22. FAA 報道発表「Eight Selections for Pilot Program Testing Next-Gen Aircraft」(2026年3月9日。eIPPの8件の選定)。 https://www.faa.gov/newsroom/future-aviation-here-trumps-transportation-secretary-sean-p-duffy-and-faa-unveil-eight
  23. FAAと米国運輸省 Fact Sheet (2023) on State and Local Regulation of Unmanned Aircraft Systems(2023年7月14日)。 https://www.faa.gov/sites/faa.gov/files/State-Local-Regulation-of-Unmanned-Aircraft-Systems-Fact-Sheet.pdf
  24. FCC Covered List FAQs: UAS and UAS Critical Components(2025年12月22日の指定の説明。FAAなどの規則とは独立と記載)。 https://www.fcc.gov/covered-list-faqs-uas-and-uas-critical-components

9. 主張と出典の対応表

本文の主張区分出典
運輸省の中の機関、使命、長官名事実出典1 https://www.faa.gov/about
1958年8月の連邦航空法の署名、1967年4月1日の運輸省発足と現名称への改称事実出典2 https://www.faa.gov/about/history/brief_history
FTE 45,992(FY2025実績)・44,846(FY2026成立)・45,828(FY2027要求)、先進航空技術室65人と予算、無人機担当検査官46人(23FTE)の要求、再授権法の第930条・第932条事実出典3 https://www.transportation.gov/sites/dot.gov/files/FAA_FY_2027_Budget_Estimates_CJ.pdf
FY2027の予算要求224億米ドル(22.4 billion)、2026年9月15日の「今秋に最終規則を出す見込み」事実出典4 https://www.faa.gov/testimony/testimony-bryan-bedford-faa-administrator-hearing-committee-appropriations-subcommittee
登録機体837,513機、遠隔操縦者証明481,760件(基準日の記載なし)事実出典5 https://www.faa.gov/node/26
Part 107の対象(55ポンド未満)、目視内飛行、高度・速度の制限、許可証の対象と、他人の荷物の有償運送には出せない旨事実出典6 https://www.ecfr.gov/current/title-14/part-107
遠隔識別の規則が米国で飛ぶ外国の民間無人機にも適用される事実出典7 https://www.ecfr.gov/current/title-14/section-89.101
特別な種類の航空機は、FAAが特定の型式設計に適切な基準を決める事実出典8 https://www.ecfr.gov/current/title-14/section-21.17
Part 107の最終規則(2016年6月28日公表、8月29日施行)事実出典9 https://www.federalregister.gov/documents/2016/06/28/2016-15079/operation-and-certification-of-small-unmanned-aircraft-systems
遠隔識別の規則の公表日(2021年1月15日)事実出典10 https://www.federalregister.gov/documents/2021/01/15/2020-28948/remote-identification-of-unmanned-aircraft
人の上空の運航の規則の公表日(2021年1月15日)事実出典11 https://www.federalregister.gov/documents/2021/01/15/2020-28947/operation-of-small-unmanned-aircraft-systems-over-people
Part 108・Part 146の規則案の中身(許可と証明の2段階、1,320ポンド、地上400フィート、ADS-Bへの道譲り、2022年3月10日のARC報告、2024年5月の再授権法、個別の免除と許可証による現状、整備基準は業界の合意規格に基づく)事実出典12 https://www.federalregister.gov/documents/2025/08/07/2025-14992/normalizing-unmanned-aircraft-systems-beyond-visual-line-of-sight-operations
意見募集の再開(2026年1月28日、2月11日まで)事実出典13 https://www.federalregister.gov/documents/2026/01/28/2026-01644/normalizing-unmanned-aircraft-systems-beyond-visual-line-of-sight-operations-reopening-of-comment
法律上の最終規則の期限2026年1月16日、アジェンダの最終規則目標2026年7月事実出典14 https://www.reginfo.gov/public/do/eAgendaViewRule?pubId=202510&RIN=2120-AL82
TSAの円卓会議の予定(FAA最終規則の後)、TSAの保安規則は別の最終規則事実出典15 https://www.federalregister.gov/documents/2026/09/04/2026-18124/notice-soliciting-representatives-for-technical-roundtables-on-security-of-unmanned-aircraft-systems
固定施設の上空の制限の規則案(2026年5月6日、7月6日まで)事実出典16 https://www.federalregister.gov/documents/2026/05/06/2026-08943/designation-restrict-the-operation-of-unmanned-aircraft-in-close-proximity-to-a-fixed-site-facility
大統領令14307の署名日(2025年6月6日)と、最終規則を240日以内に公表する指示事実出典17 https://www.federalregister.gov/documents/2025/06/11/2025-10814/unleashing-american-drone-dominance
動力揚力機の特別規則(2024年11月21日公表、2025年1月21日施行)事実出典18 https://www.federalregister.gov/documents/2024/11/21/2024-24886/integration-of-powered-lift-pilot-certification-and-operations-miscellaneous-amendments-related-to
Jobyの審査基準(2024年3月8日公表、4月8日有効)事実出典19 https://www.federalregister.gov/documents/2024/03/08/2024-04690/airworthiness-criteria-special-class-airworthiness-criteria-for-the-joby-aero-inc-model-jas4-1
Archerの審査基準(2024年5月24日公表、6月24日有効)事実出典20 https://www.federalregister.gov/documents/2024/05/24/2024-11192/airworthiness-criteria-special-class-airworthiness-criteria-for-the-archer-aviation-inc-model-m001
eIPPの設立告知と、応募者が州・地方・部族・準州の政府であること事実出典21 https://www.federalregister.gov/documents/2025/09/16/2025-17844/electric-vertical-takeoff-and-landing-and-advanced-air-mobility-integration-pilot-program-announcement-of-establishment-of-program-and-request-for-proposals
eIPPの8件の選定(2026年3月9日)、26州、パートナー企業、データを規則づくりに使う旨、運航開始は2026年夏までとの発表事実出典22 https://www.faa.gov/newsroom/future-aviation-here-trumps-transportation-secretary-sean-p-duffy-and-faa-unveil-eight
航空安全と空域の効率は連邦の分野で州法は先取りされる、土地利用・プライバシーなどは原則州が規制できる(FAAと運輸省の整理)事実出典23 https://www.faa.gov/sites/faa.gov/files/State-Local-Regulation-of-Unmanned-Aircraft-Systems-Fact-Sheet.pdf
2025年12月22日のCovered List追加と、FAAなどの規則とは独立との説明事実出典24 https://www.fcc.gov/covered-list-faqs-uas-and-uas-critical-components
Part 108の最終規則が、2026年10月25日時点で連邦官報に未掲載未確定/将来連邦官報の検索(2026年10月25日)で最終規則の掲載を確認できなかったことによる。本稿の確認結果
eVTOLの型式証明の発行の有無未確定/将来FAAの公式資料(出典3・22)に発行の記載なし。本稿では推計しない
eIPPの運航の実際の開始時期未確定/将来出典22は計画(2026年夏まで)のみ。実際の開始は本稿では確認していない
ドローン関連だけの予算額・人数未確定/将来出典3に総額の記載なし(先進航空技術室の65人は部署の人数)。本稿では推計しない
機関の4つの型の区分、Part 108の経過図、決められること・決められないことの整理、3領域への分類本稿の計算本稿による整理
第3章と第6章の見通し・解釈(部材メーカーの立場、施行後の移行、通行優先権)推測出典8・12・13の条文と前文からの本稿の解釈

最終更新:2026年10月25日/Troy Technical
本稿の数値はFAA・運輸省・連邦官報・電子連邦規則集・FCCの公式資料に基づきます。この分野は変化が速く、規則の状態は確認日時点のものです。「推測」と記した箇所は、一次情報から本稿が読み取った解釈です。