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ユニバーサルロボット 企業解説

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COMPANY PROFILE / ドローン・ロボティクス

ユニバーサルロボット
― 「協働ロボット」を世に出した会社が、物理AIの開発基盤へ広げようとしている

工場のロボットといえば、安全柵の中で動く大きな腕を思い浮かべるかもしれません。Universal Robots(ユニバーサル・ロボッツ、以下UR)は、 柵なしで人のそばで働けるように設計された「協働ロボット(コボット)」の腕を作る、デンマークの会社です。 米国の半導体試験装置メーカーTeradyne(テラダイン)の子会社で、2026年9月には新世代の基盤「Gen 7」を発表し、AI向けの用途を前面に出しています。 本稿では、どんなロボットを、どれだけ売り、どんなAI企業と組んでいるかを、Teradyneの米国SEC提出書類と、URの公式発表だけを根拠に整理します。

構成:TeradyneのForm 10-K・10-QとURの公式サイト・ニュースを一次情報として使用/確認日 2026年10月25日/URだけの売上は非公表(Teradyneのロボット事業としてのみ開示)

この記事でわかること
  1. 30秒でわかるURと、ドローン・ロボティクスでの立ち位置
  2. ロゴと社名の表記について
  3. ドローン・ロボティクスの世界で、この会社はどこにいるか
  4. 会社の規模(Teradyneのロボット事業として)
  5. ロボットにかけているリソース、製品の状況
  6. これまでの取り組み
  7. 今後の計画
  8. この会社はドローン・ロボティクスで何を目指しているか
  9. ドローン・ロボティクス分野の提携マッピング
  10. 提供している技術・製品・サービス
  11. この企業が抱えるリスク
  12. 用語集/出典/主張と出典の対応表

1. 30秒でわかるURと、ドローン・ロボティクスでの立ち位置

正式名称Universal Robots A/STeradyne Roboticsグループの1ブランド(A/Sはデンマークの株式会社の形態)
本拠デンマーク・オーデンセTeradyneが、ロボット事業用の建物を所有(10-K)
親会社・上場Teradyne(NASDAQ: TER)URは上場していない。2015年にTeradyneが買収
この分野での区分主:産業・専門ロボット
従:ヒューマノイド・物理AI
協働ロボットの腕と、AI開発基盤
累計の販売台数協働ロボット11万台超Teradyne Robotics全体の数字(10-K)
最新の製品基盤Gen 7(第7世代)2026年9月14日に発表。g-Seriesを追加
ロボット事業の売上(2025年)3億830万ドルURと自律搬送ロボットMiRの合計。前年比15.5%減
2026年上期の売上1億9,120万ドル前年同期比32.9%増
まず押さえるべき1点

URの大きな特徴は、ロボットの腕そのものを売る会社が、「AIロボットを開発・展開するための土台」を目指し始めたことです 事実。 URは公式ページで、AIを制御の上の層として載せ、リアルタイムの制御と認証された安全機能は腕側が守り続けるという設計を説明しています。 「AIは確率的に考えるが、ロボットの実行は決まった通りに動く必要がある」という考え方です。 2026年3月にはScale AIと共同で、人の動作を真似て学ぶ(模倣学習)ためのデータ収集システム「AI Trainer」を発表しました。 一方で、UR単独の売上や損益は開示されていません。Teradyneのロボット事業(URと自律搬送ロボットMiRの合計)の数字だけが、米国SECの提出書類で確認できます。

2. ロゴと社名の表記について

表記の注意:社名は英文で Universal Robots(略称 UR)、法人名は Universal Robots A/S(デンマークの会社)です。 ロゴは、同社の公式サイトのヘッダーに掲載されている公式のロゴ(SVG)です。元のファイルには表示サイズの指定がなかったため、幅と高さの数値のみを加えて置いています(図形は変更していません)。 URはTeradyne Roboticsというグループの一員で、同グループには自律搬送ロボットのMobile Industrial Robots(MiR)も含まれます。 Teradyneの開示する「ロボット事業」は、このURとMiRの合計です。 製品名の PolyScope(ロボット用のソフト)、e-Series、UR Series、g-Series(腕のファミリー名)は製品の名前で、会社名とは別です。

公式サイト:https://www.universal-robots.com/

3. ドローン・ロボティクスの世界で、この会社はどこにいるか

ドローン・ロボティクスに関わる企業の4つの類型 同じ「ロボットの会社」でも、何を作って誰に売るかで、強みと課題が違う ヒューマノイド・物理AI 産業・専門ロボット ドローン・eVTOL 部品・基盤ソフト 人型と学習するロボット 工場・医療・点検で働く 空を飛ぶ機体と運航 ロボットを支える部品とAI Figure AI/Boston Dynamics Unitree/UBTech FANUC/Yaskawa Universal Robots/Intuitive DJI/Skydio Zipline/Joby Harmonic Drive NVIDIA 学習と汎用性への期待 実績と信頼性 空の用途と規制対応 供給網での存在感 量産と実用の実績が途上 変化への対応と価格 規制と安全認証 需要が出荷次第 Universal Robots は左端の隣:工場で人と並んで働く「協働ロボット」の腕を作る会社 Teradyne の子会社で、物理AI向けの開発基盤(AI Accelerator・AI Trainer)にも力を入れている
図1 ドローン・ロボティクスに関わる企業の4類型と、Universal Robotsの位置づけ。区分は本稿によるもので、企業名は本シリーズで扱う企業から例示しています 本稿の計算。主たる類型は中央左(産業・専門ロボット)、従たる類型は左端(物理AI)です。UR単独の売上は開示されず、Teradyneのロボット事業(UR+MiR)としてのみ確認できます。

URの主たる区分は「産業・専門ロボット」で、工場で人のそばで働く腕を作っています。 協働ロボット(コボット)とは、人と同じ空間で、安全柵なしで(作業の危険性を評価したうえで)働けるように、力や速度を制限する機能を持たせたロボットです。 URは2008年に「世界で初めて商業的に成り立つコボット」を出したと、Teradyneの10-Kに書いています(会社の主張)。 さらに2026年は、AIロボットの開発基盤としての位置づけを強めており、左端の「ヒューマノイド・物理AI」の要素も一部持ちます 本稿の計算。

4. 会社の規模(Teradyneのロボット事業として)

URの親会社Teradyneは、本来は半導体の試験装置が主力です。本稿はそのうちロボット事業の数値に絞って示します 事実。URだけの売上は開示されていません。下の数字はUR+MiRの合計です。

指標(百万ドル)2024年2025年2025年上期2026年上期
ロボット事業の売上364.8308.3143.9191.2
同・税引前損益−77.6−99.4−55.7−3.5
Teradyne全体の売上に占める割合13%10%――
Teradyneのロボット事業(UR+MiR)の売上と税引前損益(百万ドル) 2024年(通期) 364.8(損益 −77.6) 2025年(通期) 308.3(損益 −99.4) 2025年 上期 143.9(損益 −55.7) 2026年 上期 191.2(損益 −3.5) 損益は、セグメントの税引前損益(会社の開示)。2026年の上期は前年同期より売上が約33%増え、損失が縮小しました。 URだけの数字ではなく、自律搬送ロボット(MiR)を含みます。通期と上期は期間が違うため、棒の長さを直接は比べられません。
図解 Teradyneのロボット事業の売上と損益(Form 10-K・10-Q)。URとMiRの合計です 本稿の計算
項目内容区分
会社全体Teradyne全体の2025年の売上は31億9,000万ドル、従業員は約6,600人(ロボット事業だけの人員は非公表)。米国マサチューセッツ州ノースリーディング本社事実
2025年の売上減ロボット事業の売上は5,650万ドル(15.5%)減。会社は「協働ロボットの腕と自律搬送ロボットの販売減」が主因と説明事実
2026年の回復第1四半期は9,130万ドル(前年同期比32.3%増)、第2四半期は9,990万ドル(同33.4%増)。会社は「協働ロボットの腕の販売増」を主因に挙げる事実
通貨の影響ロボット事業の売上の大半は米ドル以外の通貨。ドル高は売上の下押し要因になると会社が記載事実
ここで注意

上の数字はTeradyneのロボット事業で、UR単独ではありません(自律搬送ロボットMiRを含みます)。 損益は「セグメントの税引前損益」で、会社全体の費用の配分や無形資産の償却の扱いによって変わります。 本稿はこれらの数字を、事業の価値や将来性の評価に使わず、株価や評価額にも触れません。

5. ロボットにかけているリソース

「人・金・外部への出資や買収・大学や公的機関との連携」の4点を、一次情報で確認できたかどうかで整理します。「記載なし」も成果です。

リソースの種類内容区分
人ロボット事業だけの従業員数は非公表。2025年のロボット事業のリストラでは約400人が対象(約24.3百万ドルの退職関連費用)。このうち2025年第1四半期(3月)の、販売体制などを統合する再編では約150人が対象事実
金ロボット事業だけの研究開発費は非公表(Teradyne全体の研究開発費は2025年に5億460万ドルで、ロボットは前年より減ったと説明)。ロボット事業ののれんは4億1,640万ドル(2025年12月31日)。ロボット事業の2025年の税引前損失は9,940万ドル事実
外部への出資・買収・合弁TeradyneはURを2015年に買収。その後、Energid・MiR(2018年)、Lemsys・AutoGuide(2019年)を取得(10-K)。2025年の買収(AET、Quantifi)は半導体試験側。ロボット分野の新しい買収は、今回確認した10-K・10-Qでは確認できなかった事実
大学・研究機関・公的機関との連携大学・公的機関との共同研究契約や、NASA・DARPA・NSFなどの公的プログラムへの参加は、確認した公式資料に記載なし。AI分野ではScale AI(企業)との共同開発が公式発表にある確認できず
設備・拠点オーデンセ(デンマーク)に約18,600㎡(約20万平方フィート)の建物を所有。ロボットの製造はデンマークと米国。米国ミシガン州ウィクソムに米国の製造・サービス拠点を設置中(2026年に開所予定と発表)事実(開所は 未確定/将来)
パートナーのエコシステム1,200社超のパートナー(うち技術パートナー約200社、OEM系約200社)と会社が説明事実(会社の主張)

主要な製品・サービスの状況(確認日 2026年10月25日)

名称種別主要な仕様(メーカー公称)導入・運用の実績規制上の承認段階・日付
g-Series(UR10g-1750/UR17g-1300/UR18g-950)協働ロボットの腕(第7世代)ペイロード:UR10g=8kg(拡張時10kg)、UR17g=15kg(拡張時17.5kg)、UR18g=18kg。到達距離:1,750/1,300/950mm。工具先端の最高速度は最大5m/s、防塵防水IP65。工具取付部に電力・データ・安全信号を集約展示(2026年9月のIMTS)。導入台数の記載は確認できずg-Series全機種が、認証機関TÜVによるISO 10218-1・UL 1740の認証を取得と会社が説明発表。2026年9月14日。出荷開始の時期は確認できず
UR Series(UR20-1750/UR30-1300)協働ロボットの腕(高ペイロード)UR20:20〜25kg、1,750mm。UR30:30〜35kg、1,300mm。CB7制御ボックスで動作10-Kが、UR8 Long・UR15・UR18・UR20・UR30を製品として列挙第三者認証の個別の記載は確認できず提供
e-Series(UR3e/UR7e/UR12e/UR16eなど)協働ロボットの腕(軽量)UR3e:3kg、540mm。UR7e:7.5kg、920mm。UR12e:12.5kg、1,300mm協働ロボットの累計販売は11万台超(Teradyne Roboticsの10-K)。導入は「10万件超」とも発表同上提供
Gen 7 の基盤制御・ソフト・操作盤CB7 Core制御ボックス(旧世代より計算能力40%増、設置面積30%減)、PolyScope X、TP7 Core教示盤(20%超の軽量化)、SP7 Smart Panel。安全構成はPLd・カテゴリ3(ISO 13849-1)、サイバーセキュリティはIEC 62443-4-1 ML3発表。e-Series・UR Seriesの腕にも対応会社が認証を主張。範囲は発表文の記載発表。2026年9月14日
UR AI AcceleratorAI向けの計算ボックスNVIDIA Jetson AGX Orin 64GB、Orbbec Gemini 335Lg 3Dカメラを同梱。UR Series・e-Series向け導入先の記載は確認できず該当なし提供(注文受付)
UR AI Trainer模倣学習のデータ収集システム人が操作側のロボットを動かし、追従側のロボットが同じ動きをして、動作・力・映像を同期して記録(展示では操作側2台で追従側2台を操作)。Scale AIのソフトと組み合わせ。UR3e・UR7eでの実演GTC 2026での展示。Scale AIと産業用データセットを「年内」に公開予定と記載該当なし発表。2026年3月16日。データセットの公開は 未確定/将来
MiR(自律搬送ロボット)自律搬送ロボットMiR250、MiR600、MiR1350、MiR1200 Pallet Jack(10-K)累計11,000台超(10-K)確認できなかった提供(Teradyne Roboticsとして)

この表の数値は、メーカー公称値、または会社の説明です。ペイロードや到達距離は機種ごとに条件(最大値/標準値、取り付け姿勢など)があり、機種どうしの数字を並べて優劣を判断することはできません。 導入・出荷の主張(「10万件超」「数百台の出荷」)は会社の発表で、台数の内訳や独立した検証は、公式資料では確認できませんでした。

素材技術者の視点:軽くて密閉された腕をつくる材料と、力を測る関節

URは「高性能でも軽い」ことを製品の特徴に挙げ、同等の従来型ロボットより最大70%軽い、と説明しています(比較の相手と条件は会社の説明に記載なし) 事実。 g-Seriesは関節を密閉構造にして、防塵防水のIP65を実現したとも説明しています。 材料の目で見ると、腕の軽さと密閉は、構造材(軽くて硬い金属や樹脂)、関節の減速機(歯車)、シール材(ゴムなど)、潤滑剤の選び方に直結します。 ただし、URが使っている具体的な材料の名前は、確認した公式資料に記載がなく、上は一般的な見方です 未確定/将来。 本シリーズの技術解説「減速機とギア」「ロボット・ドローンの構造材料」「関節アクチュエータ」も参照してください。

もう1つは力を測ることです。Gen 7は、力とトルクの検出と、インピーダンス制御(押し返す強さを調整する制御)を組み込み、「ロボットに触覚を与える」と説明しています。 柔らかい素材を扱う作業や、はめ合いのような作業では、この力の情報が大切になります。

6. これまでの取り組み

時期できごと意味
2005年Universal Robotsを創業(公式サイトのAbout)協働ロボットの開発を開始
2008年「世界初の商業的に成り立つコボット」を発売(Teradyneの10-K、会社の主張)協働ロボットの普及の出発点
2015年TeradyneがURを買収(10-K)半導体試験の会社がロボット事業に参入
2018〜2019年Energid・MiR(2018)、Lemsys・AutoGuide(2019)を取得(10-K)自律搬送ロボットなどへの拡大
2025年ロボット事業の売上が15.5%減。約400人が対象のリストラ事業の再編
2025年12月9日米国ミシガン州に製造・サービスの拠点を2026年に開設すると発表(200人超の雇用)米国での製造の拡大
2026年2〜4月Elite Robotsのドイツ子会社に対し、URのソフトの著作権侵害を理由に提訴。4月21日、ハンブルク地方裁判所が仮処分(販売・配布の差し止め)を出したと会社が発表知的財産の保護を重視する姿勢(会社の主張)
2026年3月16日Scale AIと共同でUR AI Trainerを発表(GTC 2026)AIの学習用データを、実機で集める仕組み
2026年3月19日Skild AIが、ABB RoboticsとURの製品群にSkild Brainを統合する提携を発表(Skild AIのブログ)他社のロボット基盤モデルとの連携
2026年4月22日Flexとの提携を拡大(Flexが主要部品を製造し、自社工場にもURを導入)製造面の提携
2026年9月14日Gen 7とg-Seriesを発表(IMTS)AI向けを前面に出した新世代
2026年8月27日中国JAKAのドイツ子会社に対し、特許侵害を理由に欧州統一特許裁判所(UPC)に提訴会社の主張による。結果は確認できず
2026年10月1日Elite Robotsとの紛争が、秘密の条件で合意により解決したと発表和解。条件は非公開
2026年10月21日ドイツのSereactとの提携を発表物理AIの企業との連携

日付は、URの公式発表の日付とTeradyneの提出書類の期間です。法的な争いについては、会社の発表した範囲で記載しており、相手方の主張や裁判所の最終判断は本稿では確認していません。特定の企業を評価するものではありません。

7. 今後の計画

Gen 7の展開g-Seriesなどを順次出荷開始時期・価格は確認できず
産業用データセットScale AIと「年内」に公開会社の予定。公開されたかは未確認
米国の拠点2026年に開所予定ミシガン州ウィクソム。10-Kでは設備の整備に着手と記載
Skild Brainの統合製品群への統合を目指す統合製品の出荷は確認できず

URは2026年9月の発表で、Gen 7が「AIの時代のロボット」に向けた基盤だと述べていますが、具体的な出荷日や価格は書かれていません 未確定/将来。 米国の拠点について、10-Kは「約6,300㎡(68,000平方フィート)の米国ロボット製造拠点の設備整備に着手した」と書き、2025年12月の発表は「2026年に開設する」と述べています 未確定/将来。 Scale AIとの産業用データセットの公開は、2026年3月の発表で「年内」と書かれていますが、公開されたかどうかは、今回確認できませんでした 未確定/将来。

確認できなかったこと

次はいずれも公式資料に記載がありません 未確定/将来。

UR単独の売上・損益・従業員数/年ごとの出荷台数/Gen 7の出荷開始日と価格/ミシガン州の拠点の開所の確認/JAKAとの特許訴訟のその後/Skild AIとの統合製品の発売時期。報道ベースの数字は採用しません。

8. この会社はドローン・ロボティクスで何を目指しているか

ここは会社が直接には述べていない部分を含みます。一次情報から読み取れる範囲の推測として、根拠とともに書きます。

読み取れること根拠となる一次情報区分
腕の製造・販売に加え、AIロボットの開発基盤の地位を取りに行くPhysical AIのページが「物理AIのためのロボット基盤」を掲げ、AI Accelerator(計算ボックス)とAI Trainer(データ収集)を開発者向け製品として並べている事実(会社の説明)
AIを制御の上に載せ、安全は腕側が守る設計を競争上の強みにしたい「AIは確率的に推論できるが、ロボットの実行は決まった通りでなければならない」「AIは認証された安全の範囲内で動く」と説明事実(会社の説明)
AI企業と多くの提携を結び、腕を「AIの標準的な載せ先」にしたいScale AI、Generalist AI(推奨モデルのパートナー)、Sereact、Skild AI(統合を目指す)、NVIDIAとの連携を、発表や自社ページで挙げている推測
2025年の減収後、AIと新世代で成長を再び作る狙いがある2025年は売上減とリストラ。2026年上期は売上が約33%増え、9月にGen 7を発表している推測
推測の根拠を1つだけ詳しく

「AI企業との提携を通じて、腕をAIの標準的な載せ先にしたい」という読みの根拠は、2026年のURの発表の並びです。 3月にScale AIとAI Trainerを発表し、同じ発表でGeneralist AIのロボット基盤モデルを「推奨するモデルのパートナー」と紹介しています 事実。 また、Skild AIは2026年3月に、URの協働ロボットの製品群にSkild Brainを統合することを目指すと発表し、URの責任者(Skild AIの記事での肩書きはCEO)が「先進的なAIの機能を協働ロボットに載せたい」と述べたと書いています(Skild AIのブログ)。 9月にはGen 7の発表で、「ロボットの脳となるAIを、安全に動かせる土台」を前面に出しました。 これらが一つの方向を指すと本稿は読みますが、URの収益に占めるAI関連の割合や、AI企業との契約の内容は、公式資料から確認できませんでした 未確定/将来。

9. ドローン・ロボティクス分野の提携マッピング

Universal Robots を中心とした提携・提供の関係 UR・Teradyneの公式資料とSkild AIのブログに記載のある関係のみ(2026年10月25日時点) UR 協働ロボット Teradyne 親会社(2015年に買収) NVIDIA Jetson Orin・Isaac Sim Scale AI AI Trainerを共同開発 Flex 主要部品を製造 Sereact 物理AIをURの腕で稼働 Skild AI Skild Brainの統合を目指す 共同開発・導入 部品・技術の供給 出資・買収
図2 Universal Robots を中心とした提携・提供の関係。出典:Teradyneの10-K、URの公式サイト・ニュース、Skild AIのブログ。図に含めたのは公式資料に記載がある関係だけで、報道で語られる取引先は含めていません。関係の段階は同じではなく、「統合を目指す」は導入済みを意味しません。
相手関係の内容(公式資料の記載)注意
Teradyne親会社。2015年にURを買収。ロボット事業としてURとMiRを運営(10-K)SEC提出書類で確認できる
NVIDIAAI AcceleratorにNVIDIA Jetson Orin(組み込みAI計算機)を搭載。AI Trainerの展示で、NVIDIA Omniverse・Isaac Simによる仮想環境の実演。物理AIのデータ生成用の「Physical AI Data Factory Blueprint」の活用を検討中と発表「検討中」は導入済みを意味しない
Scale AIAI Trainerを共同で開発。産業用データセットを共同で公開する予定(年内、2026年3月の発表)データセットの公開は未確認
FlexURの主要部品を製造し、Flex自身の工場にもURとMiRを導入(2026年4月)。Teradyneの半導体試験装置を製造する20年の関係の延長会社の発表
SereactSereactのAIプラットフォーム「Cortex」が、URの腕を動かす。両社は欧州の顧客現場に、2本腕のシステムで数百台のURを出荷済みと説明(2026年10月21日)会社の主張。台数の内訳は記載なし
Skild AISkild Brainを、ABB RoboticsとURの製品群に統合することを目指す提携(2026年3月19日、Skild AIの発表)統合製品の出荷は確認できず
Generalist AI、Siemens、Robotiq ほかGeneralist AIはURの推奨モデルのパートナー(GTC 2026で2台のUR7eを使った実演)。Siemens・Robotiqとはパレット積みの実演(CES 2026)実演は会社の説明。独立した検証は確認できず

10. 提供している技術・製品・サービス

URの製品は、腕(ハードウェア)、ロボット用のソフトPolyScope、そしてAI向けの開発ツールの3層で整理できます。公式サイトと発表で確認できる内容を説明します 事実。

Gen 7 の層構造(2026年9月14日のURの発表を、本稿が簡略化) AIの層:AI Accelerator(Jetson Orin)・AI Trainer・パートナーのAI ソフト:PolyScope X(ISO 10218-1の安全機能、ROS 2、オープンなAPI) 制御:CB7 Core(旧世代より計算能力40%増、設置面積30%減) ロボットの腕:e-Series / UR Series / 新しい g-Series 先端:g-Seriesの工具取付部に電力・データ・安全信号を集約(SP7 Smart Panel)
図解 Gen 7の層構造。会社の発表の数値で、本稿が簡略化した図です 本稿の計算
要素やさしい説明公式資料での位置づけ
協働ロボットの腕人のそばで働けるよう、力と速度の制限、衝突時の停止の機能を持つロボットの腕危険性の評価をしたうえで、多くの機種が人と並んで動かせる、と10-Kが説明
PolyScopeタブレットのような操作盤で、短時間に動作を設定できるロボット用のソフト全ロボットに搭載。PolyScope Xは新しい世代で、ROS 2とオープンなAPIに対応
UR+URが検証した周辺機器・ソフトの認定制度(エコシステム)パートナー約1,200社と説明(会社の数字)
AI Accelerator腕に付ける、AI処理用の小型計算機とカメラのセットJetson AGX Orin 64GBと3Dカメラを同梱
AI Trainer人が操作側のロボットを動かし、その動きと力・映像を記録して、AIの学習データにする仕組みScale AIと共同。VLAの学習用データを作ると説明
力とトルクの制御押す力やひねる力を測り、調整する機能Gen 7に力・トルクのセンサーとインピーダンス制御を組み込むと説明
よくある誤解:「協働ロボット=いつでも人と安全に働ける」ではない

協働ロボットは、人と同じ場所で働けるように作られていますが、どんな作業でも安全というわけではありません。 10-Kも、「危険性の評価をしたうえで、多くのコボットは作業員と並んで動かせる」と書いています。 たとえば、先端に鋭い工具や熱い物を付ければ、腕が安全でも作業全体は危険になりえます。 ロボットの安全は、腕の機能に加えて、作業の内容・工具・配置を含めた評価で決まります(本シリーズの技術解説「ロボットの安全規格の読み方」「産業用ロボットと協働ロボット」も参照)。 また、第三者認証(ISO 10218-1など)の範囲は、認証の対象になった機種・構成によって異なります。

11. この企業が抱えるリスク

リスク内容区分
ロボット事業の収益性2025年のロボット事業は売上が減り、税引前損失が拡大した。2026年上期は損失が縮小したが、損失が続いている事実
のれんの評価ロボット事業ののれんは4億1,640万ドルで、監査人が「重要な監査上の検討事項」に挙げている(将来の収益の見通しに依存する評価のため)事実
為替の影響ロボット事業の売上の大半がドル以外の通貨で、ドル高が売上の下押しになる事実
競争と知的財産をめぐる争いURは、欧州で、競合の中国系ロボット企業に対する著作権・特許の訴訟を起こしたと発表(一部は和解)。結果は確定していないものがある。競争の激しさを示す一方、訴訟は長期化・費用増の可能性がある事実(会社の発表)
AIの価値の実証物理AI向けの製品は新しく、AI関連の収益や導入規模は開示されていない。「AIの標準的な載せ先」という狙いが売上に結びつくかは、現時点では確認できない推測
同種のモデルとの関係URの腕に載せるAIは、他社(Generalist AI、Skild AI、Sereactなど)が開発する。URの価値は、AIの性能に左右される面がある推測

12. 用語集

協働ロボット(コボット)
人と同じ空間で、安全柵なしで(危険性の評価のうえで)働けるよう、力や速度を制限する機能を持つロボット。
ペイロード
ロボットが先端に持てる荷物の重さ。工具の重さも含む。
到達距離(リーチ)
腕の根元から、先端が届く最大の距離。
PolyScope
URのロボット用ソフト。操作盤でプログラムを作る。
UR+
URが検証した周辺機器・ソフトの認定制度。
AMR
自律移動ロボット。倉庫などで荷物を運ぶ、自分で経路を選ぶ台車型ロボット(MiR)。
模倣学習
人の動きを真似して、ロボットが作業を覚える学習。
VLA
画像と言葉の指示から、ロボットの動作を直接出力するモデル。
インピーダンス制御
外から押されたときの「やわらかさ」を調整する制御。
IP65
防塵・防水の保護等級。粉じんが入らず、水の噴流に耐える。
TÜV
ドイツの第三者認証機関。製品の安全性を試験・認証する。
セグメント
会社が事業の種類ごとに分けて開示する区分。Teradyneでは「ロボット」が1つのセグメント。
人が停止・低速の教示用アームに動きを与える場面と、物をつかむ場面を並べた概念です。教示と自律実行は異なり、実際の作業では工具や対象を含めたリスク評価が必要です。
図3 ImageGen生成の概念画像。人が停止・低速の教示用アームに動きを与える場面と、物をつかむ場面を並べた概念です。教示と自律実行は異なり、実際の作業では工具や対象を含めたリスク評価が必要です。 実在する製品・施設・実測結果ではありません。断面、色、矢印は理解のための表現で、寸法比は説明用です。

13. 出典

  1. Teradyne Form 10-K(2025年12月31日に終わる会計年度、米国SEC提出、2026年2月19日)。ロボット事業の説明、セグメント売上・損益、リストラ、のれん、拠点、従業員、買収の履歴。 https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/97210/000119312526059002/ter-20251231.htm
  2. Teradyne Form 10-Q(2026年3月29日に終わる四半期、米国SEC提出、2026年5月1日)。ロボット事業の第1四半期の売上・損益。 https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/97210/000119312526201058/ter-20260329.htm
  3. Teradyne Form 10-Q(2026年6月28日に終わる四半期、米国SEC提出、2026年7月31日)。ロボット事業の第2四半期・上期の売上・損益。 https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/97210/000119312526327715/ter-20260628.htm
  4. Universal Robots 公式サイト(トップ)。Gen 7、g-Series、ペイロードと到達距離、ロゴ。 https://www.universal-robots.com/
  5. Universal Robots 製品ページ。3つのロボットファミリー、軽量・安全・接続性の説明。 https://www.universal-robots.com/products/
  6. Universal Robots g-Series の製品ページ。仕様、ISO 10218-1:2025 への言及。 https://www.universal-robots.com/products/g-series/
  7. Universal Robots Physical AI のページ。AI向けの構成、パートナー、AI Accelerator と AI Trainer。 https://www.universal-robots.com/products/physical-ai/
  8. Universal Robots AI Accelerator の製品ページ。NVIDIA Jetson Orin、3Dカメラの構成。 https://www.universal-robots.com/products/ai-accelerator/
  9. Universal Robots About us。創業年、ミッション。 https://www.universal-robots.com/about-us/
  10. Universal Robots News center(ニュース一覧、196件)。 https://www.universal-robots.com/news-and-media/news-center/
  11. Universal Robots Universal Robots unveils Gen 7(2026年9月14日)。 https://www.universal-robots.com/news-and-media/news-center/universal-robots-unveils-gen-7-new-platform-industrial-automation-physical-ai/
  12. Universal Robots Universal Robots and Scale AI launch imitation learning system(2026年3月16日)。UR AI Trainer。 https://www.universal-robots.com/news-and-media/news-center/universal-robots-scale-ai-launch-imitation-learning-system-accelerate-ai-training-lab-to-factory/
  13. Universal Robots Pending legal dispute between Elite Robots and Teradyne Robotics resolved by mutual agreement(2026年10月1日)。 https://www.universal-robots.com/news-and-media/news-center/pending-legal-dispute-between-elite-robots-and-teradyne-robotics-resolved-by-mutual-agreement/
  14. Universal Robots German court rules in favor of Teradyne Robotics … against Elite Robots Deutschland(2026年4月21日)。 https://www.universal-robots.com/news-and-media/news-center/german-court-rules-for-teradyne-robotics-in-copyright-case-against-elite-robots-deutschland/
  15. Universal Robots Teradyne Robotics starts patent infringement case … at European patent court(2026年8月27日)。 https://www.universal-robots.com/news-and-media/news-center/collaborative-robot-leader-teradyne-robotics-patent-infringement-against-chinese-robot-competitor-european-court/
  16. Universal Robots Flex and Teradyne Robotics expand partnership(2026年4月23日掲載)。 https://www.universal-robots.com/news-and-media/news-center/flex-teradyne-robotics-expand-partnership-scale-intelligent-automation-across-global-manufacturing/
  17. Universal Robots Teradyne Robotics and Sereact partner(2026年10月21日)。 https://www.universal-robots.com/news-and-media/news-center/teradyne-robotics-and-sereact-partner-to-scale-physical-ai-solutions-for-retail-and-logistics/
  18. Universal Robots New US Operations Hub to open in 2026(2025年12月9日)。 https://www.universal-robots.com/news-and-media/news-center/new-us-operations-hub-to-open-in-2026/
  19. Skild AI The Reindustrial Revolution(2026年3月19日)。ABB・Universal RobotsとのSkild Brain統合の提携。 https://www.skild.ai/blogs/reindustrial-revolution

14. 主張と出典の対応表

本文の主張区分出典
Teradyneのロボット事業の構成(UR+MiR)、11万台超のコボット、11,000台超のAMR、製品名事実出典1 https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/97210/000119312526059002/ter-20251231.htm
ロボット事業の売上(2024年364.8、2025年308.3百万ドル)、全社に占める割合、税引前損益、減収の理由事実出典1 https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/97210/000119312526059002/ter-20251231.htm
ロボット事業ののれん416.4百万ドル、約400人のリストラ(24.3百万ドル)事実出典1 https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/97210/000119312526059002/ter-20251231.htm
URの買収(2015年)、MiR・Energid・Lemsys・AutoGuideの買収の履歴事実出典1 https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/97210/000119312526059002/ter-20251231.htm
従業員約6,600人(全社)、オーデンセの建物、デンマーク・米国での製造、ミシガン州の拠点の整備着手事実出典1 https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/97210/000119312526059002/ter-20251231.htm
2026年第1四半期のロボット事業の売上91.3百万ドル・損益−1.0百万ドル、2025年3月の再編(約150人)事実出典2 https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/97210/000119312526201058/ter-20260329.htm
2026年第2四半期・上期のロボット事業の売上99.9/191.2百万ドル、損益−2.6/−3.5百万ドル事実出典3 https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/97210/000119312526327715/ter-20260628.htm
g-Series・UR Series・e-Seriesの腕の名称とペイロード・到達距離、Gen 7、1,750mm・35kg事実出典4 https://www.universal-robots.com/ 出典5 https://www.universal-robots.com/products/
g-Seriesの仕様(最大5m/s、IP65、ISO 10218-1:2025に適合した教示ボタン)事実出典6 https://www.universal-robots.com/products/g-series/
Gen 7の発表(2026年9月14日)、CB7・TP7・SP7、安全構成、TÜV認証、IEC 62443-4-1 ML3事実出典11 https://www.universal-robots.com/news-and-media/news-center/universal-robots-unveils-gen-7-new-platform-industrial-automation-physical-ai/
Physical AIの設計思想、パートナー約1,200社、AI Accelerator・AI Trainerの説明事実出典7 https://www.universal-robots.com/products/physical-ai/
AI Acceleratorの構成(Jetson AGX Orin 64GB、Orbbec 3Dカメラ)事実出典8 https://www.universal-robots.com/products/ai-accelerator/
AI Trainer(Scale AIと共同、2026年3月16日)、Generalist AIの実演、NVIDIAとの連携事実出典12 https://www.universal-robots.com/news-and-media/news-center/universal-robots-scale-ai-launch-imitation-learning-system-accelerate-ai-training-lab-to-factory/
創業年(2005年)、ミッション事実出典9 https://www.universal-robots.com/about-us/
Elite Robotsとの訴訟(ハンブルク地方裁判所の仮処分、合意による解決)事実出典14 https://www.universal-robots.com/news-and-media/news-center/german-court-rules-for-teradyne-robotics-in-copyright-case-against-elite-robots-deutschland/ 出典13 https://www.universal-robots.com/news-and-media/news-center/pending-legal-dispute-between-elite-robots-and-teradyne-robotics-resolved-by-mutual-agreement/
JAKAのドイツ子会社に対する特許訴訟(UPC、2026年8月27日)事実出典15 https://www.universal-robots.com/news-and-media/news-center/collaborative-robot-leader-teradyne-robotics-patent-infringement-against-chinese-robot-competitor-european-court/
Flexとの提携(2026年4月)、Sereactとの提携(2026年10月21日)、米国の拠点の発表(2025年12月9日)事実出典16 https://www.universal-robots.com/news-and-media/news-center/flex-teradyne-robotics-expand-partnership-scale-intelligent-automation-across-global-manufacturing/ 出典17 https://www.universal-robots.com/news-and-media/news-center/teradyne-robotics-and-sereact-partner-to-scale-physical-ai-solutions-for-retail-and-logistics/ 出典18 https://www.universal-robots.com/news-and-media/news-center/new-us-operations-hub-to-open-in-2026/
Skild AIによるSkild Brainの統合を目指す提携(2026年3月19日)事実出典19 https://www.skild.ai/blogs/reindustrial-revolution
ニュースの一覧と日付事実出典10 https://www.universal-robots.com/news-and-media/news-center/
UR単独の売上・損益・従業員数、年ごとの出荷台数、Gen 7の出荷開始日と価格未確定/将来公式資料に記載なし。本稿では推計もしない https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/97210/000119312526059002/ter-20251231.htm
産業用データセットの公開(年内)、ミシガン州の拠点の開設(2026年)、Skild Brainの統合製品の発売時期未確定/将来出典12 https://www.universal-robots.com/news-and-media/news-center/universal-robots-scale-ai-launch-imitation-learning-system-accelerate-ai-training-lab-to-factory/ 出典18 https://www.universal-robots.com/news-and-media/news-center/new-us-operations-hub-to-open-in-2026/ 出典19 https://www.skild.ai/blogs/reindustrial-revolution
大学・公的機関との共同研究契約(記載なし)未確定/将来確認した公式資料に記載なし。存在しないとも断定しない https://www.universal-robots.com/products/physical-ai/
4類型の区分(主:産業・専門ロボット、従:ヒューマノイド・物理AI)本稿の計算本稿による整理
AI企業との提携で腕を標準的な載せ先にしたいという読み、2025年の減収後にAIと新世代で成長を作る狙いという読み推測本稿の解釈(根拠は出典12・11 https://www.universal-robots.com/news-and-media/news-center/universal-robots-scale-ai-launch-imitation-learning-system-accelerate-ai-training-lab-to-factory/)
AIの価値の実証、AI企業との関係に左右されるというリスク推測本稿の解釈。URの発表とTeradyneの開示に基づく

最終更新:2026年10月25日/Troy Technical
本稿の内容は、Teradyneが米国SECに提出した10-K・10-Qと、Universal Robotsの公式サイト・ニュース、Skild AIのブログに基づきます。調査会社の推計値・報道ベースの数値は使用していません。ペイロードなどの性能値はメーカー公称値で、導入・出荷・実演・訴訟に関する記述は会社の発表であり、独立した検証ではありません。本稿は投資判断を述べるものではなく、株価・評価額には触れていません。「推測」と記した箇所は、一次情報から本稿が読み取った解釈であり、会社の公表内容ではありません。