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物質・材料研究機構(NIMS) 機関解説

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INSTITUTION PROFILE / マテリアルインフォマティクス

物質・材料研究機構(NIMS)
― 日本のマテリアルインフォマティクスの「データと研究の拠点」

NIMSは、茨城県つくば市にある日本の国立研究開発法人で、材料の基礎研究を行う研究所です。 マテリアルインフォマティクス(MI。AIやデータで材料開発を速くする方法)では、材料データベースを運営し、データを集める拠点になっている点が特徴です。 一方で、国の政策や補助金を決める官庁ではありません。 本稿では、NIMSがMIにどこまで影響を持ち、何を決められないのかに絞って整理します。

構成:NIMSの公式サイト(法人概要・沿革・データ基盤の各ページ)、第五期中長期目標、令和8年度年度計画、令和7年度事業報告書、NIMSのプレスリリース、内閣府の推進方策の提言を一次情報として使用/確認日 2026年10月22日

材料の測定、データの整理、再利用を支える役割の概念です。実在のNIMSの施設や公開範囲を示すものではありません。
概念画像(ImageGen生成)。材料の測定、データの整理、再利用を支える役割の概念です。実在のNIMSの施設や公開範囲を示すものではありません。実在の製品・施設・測定結果ではありません。拡大模型、線・矢印・色は説明用です。
この記事でわかること
  1. 30秒でわかるNIMS
  2. どんな機関か ― 影響力の「型」
  3. MIで何をしているか
  4. 影響力の範囲(権限と地域)
  5. 関わっている組織とお金の流れ
  6. 今後の見通し
  7. 用語集/出典/主張と出典の対応表

1. 30秒でわかる物質・材料研究機構(NIMS)

正式名称国立研究開発法人
物質・材料研究機構
英文 National Institute for Materials Science(NIMS)
国日本茨城県つくば市(千現・並木・桜の3地区)
機関の種類特定国立研究開発法人中長期目標を定めるのは文部科学省。政府の省庁ではない
設立2001年4月1956年と1966年設立の2つの国立研究所を統合。2015年4月に国立研究開発法人、2016年10月に特定国立研究開発法人へ
人数規模常勤職員 1,045人2026年3月31日現在(令和7年度末)
予算規模346.83億円令和7年度の収入の決算額。うち運営費交付金は168.86億円
MIへの関与の形データ基盤の運営とMI研究MatNavi・MDRなどを運営。政策や補助金を決める権限はない
影響が及ぶ範囲日本の研究者が中心データ基盤は登録制。海外の利用状況は確認できなかった
まず押さえるべき1点

NIMSは、MIの「データを集めて貸す側」で、ルールや予算を決める側ではありません。 高分子データベースPoLyInfoなどの材料データベースを運営し、2026年9月30日時点で、PoLyInfoの公開データだけで約35.8万データ点(約1.5万件の文献)があります 事実。 国の計画の中では、NIMSは「マテリアルDXプラットフォーム」(材料データを全国で集めて使う仕組み)のデータ中核拠点とされ、 文部科学省の事業では全国の先端共用設備のデータを集めるセンターハブを務めています 事実。 ただし、この仕組みは国の取り組みで、NIMSはその中核を担う側です。MIの政策や補助金を決める立場ではなく、自分の運営費も国から受ける側です。

2. どんな機関か ― 影響力の「型」

MIの記事に出てくる「機関」は、企業と違って自分では材料を開発しません(NIMSは研究所なので材料の研究はしますが、製品を作って売る立場ではありません)。 その代わりに、どういう経路で業界に影響を与えるかで4つの型に分けられます。 NIMSは、このうち「場をつくる」型、つまり研究とデータの拠点にあたります。

マテリアルインフォマティクスを動かす「機関」の4つの型 機関は自分では材料を開発しない。どの経路で業界に影響を与えるかで4つに分かれる 資金を出す 政策・規制を決める 標準を決める 場をつくる 研究開発に予算を配る 戦略・予算要求・法律 データ・測定の基準 研究拠点・データ基盤 NEDO/JST/DOE 経済産業省/欧州委員会 NIST NIMS 何を研究させるか 何を重点にするか どう測り、どう比べるか データと人が集まる 届く範囲=自国の予算 届く範囲=自国の政策 届く範囲=参照する人 届く範囲=利用者 NIMSは「場をつくる」型。データ基盤を運営し研究の拠点になるが、政策・補助金は決めない 同じMIでも、どの型の機関かによって影響の届き方がまったく違う
図1 MIに関わる機関の4つの型と、NIMSの位置。区分は本稿によるもので、機関名は本シリーズで扱う機関から例示しています 本稿の計算。NIMSは自分でも研究を行う機関なので、「場をつくる」型に近い、という本稿の整理です。

NIMSが運営するデータ基盤の使い方や公開の範囲は、NIMS自身が決められます。 一方で、それが日本全体の公式な標準になるかどうかは、NIMSでは決められません。 NIMSの年度計画も、データごとの特性に応じて共用範囲を定めると書いており、公開の程度はデータによって違います 事実。

3. MIで何をしているか

公表資料で確認できるNIMSのMI関連の活動は、次のとおりです 事実。

活動規模・時点中身区分
高分子データベース PoLyInfo
(MatNaviの一部)
2026年9月30日時点
単独重合体16,064件、共重合体5,638件、ブレンド1,978件、複合材料2,153件。データ点357,812、文献15,365件
高分子の材料設計に必要な物性・化学構造・加工法・測定条件などを、主に学術論文から集めたデータベース。数字は検索・閲覧できる公開データのみ。未公開データを含むデータセットは有料事実
データ基盤のサービス群 DICE
(MatNavi、MDR、RDE、pinax、M-DaC、MIntなど)
MatNaviは十数種類のデータベース。ユーザ登録と利用申請が必要で、無償(無機材料のAtomWork-Advは有償)MDRは材料の論文・データの公開用リポジトリ。RDEは実験データを装置から自動で集めて構造化する。pinaxは予測モデルの開発を支える。データの大量ダウンロードとスクレイピングは禁止事実
全国のデータを集める役割令和8年度(2026年度)の年度計画で、全国的な先端共用設備と連携した集約・蓄積サービスの本格運用を始める計画文部科学省の「マテリアル先端リサーチインフラ」ではセンターハブ、「データ創出・活用型マテリアル研究開発プロジェクト」ではデータ連携部会の中核機関。標準的なデータ記述方式の管理・提供も計画に含む計画
未確定/将来
AI・自動実験を使った材料探索の研究2025年11月、12月に研究成果を発表組成が連続的に変わる薄膜を自動で作って測り、AI(ベイズ最適化)が次の条件を選ぶ「自律材料探索」で、巨大な異常ホール効果を示す磁性材料を発見(NIMS主導のオープンソース「NIMO」に実装)。複数の自律AIシステムを連携させる技術も、シミュレーションで有効性を確認事実(後者は実験でなくシミュレーション)
素材技術者の視点:NIMSのデータは「論文から集めた」もの

PoLyInfoの主なデータ源は高分子の学術論文です 事実。 つまり、異なる研究室が異なる条件で測った値が混ざっています。 約36万のデータ点は、機械学習の学習データとしては貴重ですが、同じ装置・同じ条件で測った均質なデータではありません。 自社の材料でMIを使うときは、公開データを「出発点」として使い、自社の測定条件のデータで確かめるのが基本です。 データの質と量の考え方は、本シリーズの技術解説(材料データベースとFAIR原則、小データ機械学習)も参照してください。

4. 影響力の範囲(権限と地域)

観点NIMSが持っているもの持っていないもの
権限自らのデータ基盤の使い方を決める権限(登録、利用約款、ダウンロードの制限、有償データセットの提供)。自分の研究テーマを中長期計画の中で決める権限MIの政策や補助金を決める権限(文部科学省、内閣府、経済産業省など)。公的な規格や標準を決める権限。全国の機関にデータ形式を義務づける権限
地域日本の研究者・企業が中心の利用者。海外の大学との連携もある海外の利用者数や、他国の政策への影響は、公表資料で確認できなかった
資金国から運営費交付金(令和7年度は168.86億円)を受け、文部科学省や独立行政法人などから受託収入(同96.65億円)を得ている他の機関に研究費を配る権限(NIMSは受け取る側)
規模常勤職員1,045人(2026年3月31日)。令和7年度の収入決算額346.83億円MI専任の人数・予算は公表資料で確認できなかった
数字の読み方の注意

この記事の「約35.8万データ点」は、PoLyInfoの公開データの数で、NIMSの全データの量ではありません。 また、「346.83億円」はNIMS全体(MI以外の研究も含む)の収入の決算額で、MIだけの予算ではありません。 なお、NIMSの公式サイトの法人概要には「役職員数」の欄がありますが、2026年10月22日の確認時点では数値が表示されていませんでした。 そのため、人数は令和7年度の事業報告書の常勤職員数を使っています 事実。

5. 関わっている組織とお金の流れ

NIMSの周りの組織(日本) 上は資金や目標を出す側、下はデータや研究でつながる相手。NIMSは中央 文部科学省 中長期目標を定める JST CREST・さきがけ・ERATO NEDO 受託:燃料電池・水電解のMI NIMS(物質・材料研究機構) データ基盤の運営(MatNavi・MDR・RDE)とMI研究 大学・公的研究機関 共用設備のデータを集める計画 (ARIM・RDE) 産業界 日本IBMと覚書 (2026年7月1日) データの利用者 登録制・利用申請が必要 大量取得は禁止 NIMSが決められないこと MIの政策・補助金、公的な標準、他の機関へのデータ形式の義務づけ
図2 NIMSの周りの組織。出典:第五期中長期目標、令和8年度年度計画、令和7年度事業報告書、NIMSのプレスリリース(2025年11月20日、12月10日、2026年7月1日)、NEDOの成果報告会資料(2026年7月22日)。矢印は資料に書かれた関係の向きです 本稿の計算。

NIMSの研究には、国の研究費制度が使われています。 たとえば2025年11月の成果は、JSTの戦略的創造研究推進事業(CREST、さきがけ、ERATO)の一環として行われました 事実。 また、NEDOの燃料電池・水電解材料のMIの事業では、NIMSが北海道大学などとともに実施機関になっています 事実。

企業との関係では、IBM(日本アイ・ビー・エム)と2026年7月1日に覚書(MOU)を結びました。 基盤モデルや大規模言語モデルなどのAI、量子計算の応用、データ統合と研究基盤づくりを検討する内容で、 具体的なプロジェクトはこれから構想を作る段階です 事実 未確定/将来。

6. 今後の見通し

読み取れること根拠となる一次情報区分
令和8年度に、全国の先端共用設備のデータを集めるサービスを本格運用する計画令和8年度年度計画(2026年3月策定)未確定/将来
内閣府の有識者会議は、NIMS・産総研のハブ機能の強化や、AI駆動の材料開発拠点の形成を提言している。実現するかは未定マテリアル革新力強化戦略推進方策の提言(2026年6月12日)。工程表は「関係省庁・関係機関への提案」と書かれている未確定/将来
IBMとの協業が、具体的な共同プロジェクトに進むかは決まっていないNIMSとIBMのプレスリリース(2026年7月1日)。覚書は将来の検討を目的としている未確定/将来
NIMSのデータ記述方式が事実上の共通形式として広がるかは、参加する機関の数と国の制度設計に左右される年度計画は、全国の大学・公的研究機関のデータ再利用のためにRDEを運用し、標準的なデータ記述方式を管理・提供するとしている。公的な標準とするかどうかは、NIMSの資料に書かれていない推測

7. 用語集

特定国立研究開発法人
国立研究開発法人のうち、世界最高水準の研究成果を目指す特別の法律に基づく法人。NIMSは2016年10月に移行した。
マテリアルDXプラットフォーム
材料の研究データを全国で集めて使うための仕組み。NIMSは中核となるデータ拠点を担う。
DICE
NIMSの材料データ基盤のサービス群の名称。MatNavi、MDR、RDEなどを含む。
MatNavi/PoLyInfo
NIMSの材料データベース群と、その中の高分子データベース。
MDR
材料の研究データと論文を公開するNIMSのリポジトリ(データの保管・公開の場)。
マテリアル先端リサーチインフラ
文部科学省の事業で整備する、全国の大学・研究機関の先端装置の共用の仕組み。NIMSがセンターハブを務める。

8. 出典

  1. NIMS 法人概要・NIMSビジョン(組織名称・英語名称・所在地・研究拠点。2026年8月6日更新)。 https://www.nims.go.jp/nims/profile.html
  2. NIMS 沿革(2001年の発足、2015年4月の国立研究開発法人への移行、2016年10月の特定国立研究開発法人への移行)。 https://www.nims.go.jp/nims/history.html
  3. 文部科学省 国立研究開発法人物質・材料研究機構が達成すべき業務運営に関する目標(中長期目標)(令和5年2月27日、令和7年2月27日改正。期間は令和5年4月〜令和12年3月)。 https://www.nims.go.jp/nims/disclosure/hdfqf100000016uy-att/NIMSmed-longterma5mokuhyo.pdf
  4. NIMS 令和8年度 年度計画(令和8年3月。データ中核拠点、センターハブ、データ連携部会、共用範囲、MOP)。 https://www.nims.go.jp/nims/disclosure/hdfqf100000016uy-att/nendokeikakuR8.pdf
  5. NIMS 令和7年度 事業報告書(常勤職員数、収入の決算額と内訳)。 https://www.nims.go.jp/nims/disclosure/hdfqf100000016uy-att/hdfqf1000000172d.pdf
  6. NIMS 高分子データベース PoLyInfo(2026年9月30日時点の公開データ件数、データ源、利用条件)。 https://polymer.nims.go.jp/
  7. NIMS DICE(材料研究のためのデジタルエコシステム。サービス群の紹介)。 https://dice.nims.go.jp/
  8. NIMS NIMS 物質・材料データベース(MatNavi)(利用手続き、データの大量ダウンロード・スクレイピングの禁止)。 https://mits.nims.go.jp/
  9. NIMS MDR: NIMS Materials Data Repository(MDRについて)。 https://mdr.nims.go.jp/page/about
  10. NIMS・日本アイ・ビー・エム プレスリリース「NIMSとIBM、生成AIを活用した次世代材料研究基盤の構築に向けた協業に合意」(2026年7月1日)。 https://www.nims.go.jp/press/2026/07/202607010.html
  11. NIMS プレスリリース「組成傾斜薄膜に対応したAIベース自律材料探索システムを開発」(2025年11月20日。JST CREST・さきがけ・ERATOの一環)。 https://www.nims.go.jp/press/2025/11/202511200.html
  12. NIMS・筑波大学・JST プレスリリース「複数の自律自動AIシステムが自発的に連携して材料研究を推進」(2025年12月10日)。 https://www.nims.go.jp/press/2025/12/202512100.html
  13. 内閣府 有識者会議「マテリアル戦略」 マテリアル革新力強化戦略推進方策〈提言〉(令和8年6月12日)。 https://www8.cao.go.jp/cstp/material/material_2026_suishin.pdf
  14. NEDO NEDOエネルギー・地球環境分野成果報告会2026 発表No.a-05(NIMSを含む実施機関、2026年7月22日)。 https://www.nedo.go.jp/content/800068477.pdf

9. 主張と出典の対応表

本文の主張区分出典
正式名称、英語名称、所在地(つくば市の3地区)事実出典1 https://www.nims.go.jp/nims/profile.html
2001年の発足、2015年4月の国立研究開発法人への移行、2016年10月の特定国立研究開発法人への移行事実出典2 https://www.nims.go.jp/nims/history.html
文部科学省が中長期目標を定めること、期間、データ中核拠点の位置づけ、MatNaviが世界最大級の材料データベースと位置づけられていること事実出典3 https://www.nims.go.jp/nims/disclosure/hdfqf100000016uy-att/NIMSmed-longterma5mokuhyo.pdf
センターハブ、データ連携部会の中核機関、共用範囲、標準的なデータ記述方式の管理、令和8年度の本格運用、MOP事実(令和8年度の運用開始は計画)出典4 https://www.nims.go.jp/nims/disclosure/hdfqf100000016uy-att/nendokeikakuR8.pdf
常勤職員1,045人(令和7年度末)、収入の決算額34,683百万円、運営費交付金16,886百万円、受託収入9,665百万円事実出典5 https://www.nims.go.jp/nims/disclosure/hdfqf100000016uy-att/hdfqf1000000172d.pdf
PoLyInfoの公開データ件数(2026年9月30日時点)、主なデータ源、有償データセット事実出典6 https://polymer.nims.go.jp/
DICEのサービス群(MatNavi、AtomWork-Adv、RDE、pinax、MDR、M-DaC、MInt)と、MatNaviの十数種類のデータベース事実出典7 https://dice.nims.go.jp/
MatNaviの利用手続きと、大量ダウンロード・スクレイピングの禁止事実出典8 https://mits.nims.go.jp/
MDRの概要事実出典9 https://mdr.nims.go.jp/page/about
IBMとの覚書(2026年7月1日)の内容と、具体的なプロジェクトが構想策定の段階であること事実出典10 https://www.nims.go.jp/press/2026/07/202607010.html
組成傾斜薄膜の自律材料探索(NIMO)とJSTの事業の一環であること事実出典11 https://www.nims.go.jp/press/2025/11/202511200.html
自律自動AIネットワーク技術(シミュレーションでの実証)事実出典12 https://www.nims.go.jp/press/2025/12/202512100.html
提言(2026年6月12日)のNIMS・産総研のハブ機能強化と、工程表が提案であること事実(提案)出典13 https://www8.cao.go.jp/cstp/material/material_2026_suishin.pdf
NEDO事業でNIMSが実施機関に入っていること事実出典14 https://www.nedo.go.jp/content/800068477.pdf
機関の4つの型の区分、図2の整理本稿の計算本稿による整理
特定国立研究開発法人・DICE・MDRなどの用語の説明、論文由来データの注意点事実本稿の解説(出典1〜9に基づく一般的な説明)
MI専任の人数・予算、海外の利用者数、役職員数(公式サイトの欄が空欄)未確定/将来出典1〜14に記載なし。本稿では推計しない
令和8年度の本格運用、提言の実現、IBMとの具体的なプロジェクト未確定/将来出典4・10・13は計画・提案・覚書であり、実現の見通しは本稿では推計しない
第6章の推測1項目(データ記述方式が事実上の共通形式として広がるか)推測出典4の記述からの本稿の解釈

最終更新:2026年10月22日/Troy Technical
本稿の数値はNIMSの公式サイト・計画・報告書・プレスリリース、文部科学省の中長期目標、内閣府の提言に基づきます。「推測」と記した箇所は、一次情報から本稿が読み取った解釈です。