COMPANY PROFILE / 創薬・DDS
ノボ ノルディスク
― ペプチドに脂肪酸を付けて週1回に、吸収促進剤で飲み薬に。セマグルチド1分子を「届け方」で広げてきた製薬企業
ノボ ノルディスク(Novo Nordisk A/S)はデンマークの製薬企業で、2025年の売上高3,091億デンマーク・クローネ(DKK)の約74%をセマグルチドを有効成分とする3製品(Ozempic、Wegovy、Rybelsus)が占めています(本稿の計算)。 セマグルチドは、ペプチドに脂肪酸を結合させて血中のアルブミンに結びつけ、分解されにくくして週1回投与を可能にした分子で、 さらに吸収促進剤SNACと組み合わせることで錠剤(Rybelsus、Wegovy pill)にもなりました。 創薬・DDSの観点では、同じ分子を「届け方」の工夫で注射と経口の両方に展開してきた会社です。 本稿では会社全体の規模は簡潔にとどめ、モダリティ・DDS技術・製造投資・提携に絞ります。
- 30秒でわかるノボ ノルディスクと、創薬・DDSでの立ち位置
- ロゴと社名の表記について
- 創薬・DDSの世界で、この会社はどこにいるか
- 会社の規模(簡潔に)
- 創薬・DDSにかけているリソース
- これまでの取り組み
- 今後の計画
- この会社は創薬・DDSで何を目指しているか
- 創薬・DDS分野の提携マッピング
- 提供している技術・製品・サービス
- この企業が抱えるリスク
- 用語集/出典/主張と出典の対応表
1. 30秒でわかるノボ ノルディスクと、創薬・DDSでの立ち位置
バウスヴェアBagsværd
NYSE: NVO(ADR)B株をコペンハーゲンに上場
SNAC(経口吸収)週1回注射と錠剤を実現
ノボ ノルディスクは製薬企業ですが、その強さの源泉はDDS(薬物送達)の技術にあります。 Annual Report 2025は、セマグルチド開発の決め手を「脂肪酸を結合させたことでアルブミンと結びつき、腎臓での分解を防いで体内に長くとどまるようにした」と説明しています 事実。 さらに2020年には、経口製剤に使っていた吸収促進技術Eligen SNACの保有会社Emisphereを総額18億ドルで買収し、技術を丸ごと自社のものにしました。 つまりこの会社の競争力は「GLP-1という標的」だけでなく、ペプチドを長く効かせ、口から吸収させる製剤技術にあります。
2. ロゴと社名の表記について

表記の注意:法人名は Novo Nordisk A/S。支配株主はノボ ノルディスク財団で、その持株会社 Novo Holdings A/S がA株のすべてを保有しています。 Novo Holdingsは上場会社ノボ ノルディスクとは別法人で、2024年にCatalentを買収したのもNovo Holdingsのほうです(ノボ ノルディスクはそこから充填工場3か所を取得)。 日本語表記は「ノボ ノルディスク」とします。
公式サイト:https://www.novonordisk.com/3. 創薬・DDSの世界で、この会社はどこにいるか
モダリティで見ると、売上の中心はペプチド・タンパク質(GLP-1受容体作動薬のセマグルチド、各種インスリン、成長ホルモン、血液凝固因子)です 事実。 開発中の品目には、アミリン類似体カグリリンチドとセマグルチドの配合剤CagriSema、GLP-1とアミリンの両受容体に作用する単一分子ペプチドゼナガムタイド(旧名アミクレチン、注射と経口)、 siRNA(GYS2、SLC25A5を標的とする2品目、いずれもフェーズ1)、二重特異性抗体(Mim8)、FGF21類似体(エフルキシフェルミン)、経口低分子(エタボピバット、Septernaとの共同研究)が並びます。 それぞれの仕組みは、本シリーズの技術解説「ペプチド医薬とGLP-1」「核酸医薬」「DDSと標的化」で扱っています。
4. 会社の規模(簡潔に)
会社全体の規模だけを押さえます。金額はデンマーク・クローネ(DKK、百万)で、会計年度は暦年です 事実。
| 指標 | 2024年12月期 | 2025年12月期 | 2026年1〜6月 |
|---|---|---|---|
| 売上高(DKK百万) | 290,403 | 309,064 | 175,311 |
| うちOzempic(注射・糖尿病) | 120,342 | 127,089 | ― |
| うちWegovy(肥満症) | 58,206 | 79,106 | ― |
| うちRybelsus(経口・糖尿病) | ― | 22,093 | ― |
| 研究開発費(DKK百万) | 48,062 | 52,039 | 28,071 |
| 設備投資(有形固定資産、DKK十億) | 47.2 | 60.1 | 24.0 |
| 従業員(年末、人) | 74,156 | 69,505 | ― |
2026年1〜6月の売上高は報告ベースで、米国340B制度に関わる引当金の戻し入れを含みます。研究開発費28,071百万には開発品の減損6,328百万が含まれます(会社の6-K)。「―」は本稿で確認した資料に同じ区分の数値がないことを示します。
Ozempic・Wegovy・Rybelsusの3製品(いずれも有効成分はセマグルチド)の合計は2025年売上高の約73.9%です 本稿の計算。会社自身も「セマグルチドが売上の大部分を占める」と書いています。 セマグルチドの物質特許は米国で2032年、日本と欧州で2031年、中国で2026年に満了予定と開示されています 事実。 なお年次報告書に載っている市場シェアの数値は調査会社(IQVIA)のデータであるため、本稿では採用しません。
5. 創薬・DDSにかけているリソース
| リソースの種類 | 内容 | 区分 |
|---|---|---|
| 人(研究) | 研究開発組織は10,000人超(2025年末)。拠点は主にデンマーク・米国・英国・中国。2025年の全社改革で約9,000人を削減し、従業員は69,505人に | 事実 |
| 金(研究開発) | 研究開発費 DKK 52,039百万(2025年、売上高の16.8%)。今後も売上高の15〜17%前後から緩やかに増やす方針 | 事実 |
| 金(製造設備) | 有形固定資産への設備投資 DKK 60.1十億(2025年)、2026年は約DKK 55十億の見込み。原薬と充填(フィル・フィニッシュ)の能力増強が中心 | 事実 |
| 主な工場投資 | カルンボー原薬拡張(約DKK 49.6十億、2029年全面稼働予定)、米ノースカロライナ州クレイトンの無菌製造拡張(約DKK 27.0十億、2029年)、ヒレロズ原薬拡張(約DKK 15.9十億、2028年)ほか | 事実 |
| 外部の製造拠点の取得 | 支配株主Novo HoldingsがCatalentを買収した取引に関連し、充填工場3か所を117億ドルで取得(2024年) | 事実 |
| 買収(技術・開発品) | Emisphere(SNAC、2020年、総額18億ドル)、Dicerna(RNAi、2021年、株式価値33億ドル)、Akero(FGF21類似体、2025年、47億ドル+条件付き対価) | 事実 |
| 導入(ライセンス) | Septerna(経口低分子の共同研究、総額最大約22億ドル)、The United Laboratories(UBT251)、Lexicon(LX9851)、Omeros(ザルテニバート) | 事実 |
| 大学・研究機関との連携 | 確認した一次資料には、創薬・DDSに関する個別の大学との共同研究の記載なし | 確認できず |
| 公的資金 | 創薬・DDSに関する政府の研究助成の受領は、確認した一次資料に記載なし。支配株主のノボ ノルディスク財団は別法人 | 確認できず |
6. これまでの取り組み
| 時期 | できごと | 創薬・DDSでの意味 |
|---|---|---|
| 2007年〜 | Emisphereと提携し、吸収促進技術Eligen SNACを経口セマグルチドに使用 | ペプチドを口から吸収させる製剤技術の導入 |
| 2018年2月 | 週1回投与のGLP-1製品Ozempicを米国・カナダで発売 | 脂肪酸修飾による週1回化の商業化 |
| 2020年12月8日 | Emisphere Technologiesの買収を完了(株式13.5億ドル+ロイヤルティ債務4.5億ドル) | SNAC技術の完全な保有。経口の生物製剤パイプラインへの展開が目的 |
| 2021年11月18日 | Dicerna Pharmaceuticalsの買収を発表(株式価値33億ドル) | GalXC™などのRNAi(siRNA)技術基盤を獲得 |
| 2024年 | Novo HoldingsによるCatalent買収に関連して充填工場3か所を117億ドルで取得 | 注射剤の充填能力を一気に増強 |
| 2025年5月14日 | Septernaと経口低分子の共同研究・ライセンス契約 | GLP-1・GIP・グルカゴン受容体などを狙う経口低分子の探索 |
| 2025年 | アルツハイマー病を対象としたEvoke試験(フェーズ3)が進行抑制で統計的な有意差を示さず。社内の細胞治療部門を閉鎖し、Aspect Biosystemsとの提携を拡大 | 適応拡大の失敗と、細胞治療の外部化 |
| 2025年12月9日 | Akero Therapeuticsを買収(1株54ドル、総額約47億ドル+条件付き対価) | 週1回のFGF21類似体エフルキシフェルミン(フェーズ3)を取得 |
| 2025年12月22日 | FDAがWegovy pill(経口セマグルチド25mg、1日1回)を承認(米国・新規の剤形) | 経口ペプチドを肥満症に拡大 |
| 2025年12月 | CagriSemaを米国で承認申請 | 2つのペプチドの配合剤 |
| 2026年1月5日 | Wegovy pillを米国で発売 | ― |
| 2026年4〜7月 | Wegovy HD(7.2mg)を米国で発売。EMAがWegovy pillと7.2mgペンを承認(2026年7月)。ゼナガムタイドのフェーズ3(AMAZE)開始 | 高用量化と経口剤の欧州展開 |
主要な臨床試験
| 試験名(NCT番号) | フェーズ・対象 | 主要評価項目 | 公表された結果(比較対照・時点) |
|---|---|---|---|
| OASIS 4(NCT05564117) | フェーズ3b。合併症のある肥満症・過体重の成人307人 | 64週時点の体重の変化率 | 経口セマグルチド25mg1日1回で平均16.6%減(治療を続けた場合の推定)。対照はプラセボ |
| REDEFINE 1 | フェーズ3a。肥満症・過体重の成人 | 体重の変化 | CagriSemaで68週時点に22.7%減(プラセボ2.3%減、全員が治療を続けた場合) |
| REDEFINE 2 | フェーズ3a。肥満症・過体重で2型糖尿病の成人 | 体重の変化 | CagriSemaで15.7%減(プラセボ3.1%減、全員が治療を続けた場合) |
試験結果は会社の公式発表・年次報告書とClinicalTrials.govの登録内容に基づきます。本稿は特定の薬を勧めるものではなく、他社の薬との優劣も論じません。治療については医師にご相談ください。
7. 今後の計画
0〜−6%(恒常為替)2026年8月に上方修正
2027年第1四半期予定審査受理済み
年次報告書は、カルンボーの原薬拡張(2029年全面稼働予定)、クレイトンの無菌製造拡張(2029年)、ヒレロズの原薬拡張(2028年)、オーデンセの新工場(2027年)など、 原薬と無菌充填の能力増強が2027〜2029年にかけて順次立ち上がる計画を示しています 事実。 また会社は、2026年9月21日のキャピタル・マーケッツ・デイで新たな戦略目標を示すとしていました。 その内容は本稿では確認していません 未確定/将来。
次はいずれも確認した一次資料に記載がありません 未確定/将来。
モダリティ別(ペプチド・siRNA・低分子)の研究開発費/SNACの製造場所と供給能力/ 経口剤と注射剤の生産量の内訳/siRNA 2品目の次の段階への移行時期/CagriSemaとゼナガムタイドの承認時期。
8. この会社は創薬・DDSで何を目指しているか
ここは会社が直接には述べていない部分を含みます。一次情報から読み取れる範囲の推測として、根拠とともに書きます。
| 読み取れること | 根拠となる一次情報 | 区分 |
|---|---|---|
| 同じ有効成分を剤形(注射・錠剤)と用量の違いで何通りにも展開し、物質特許の期限内に使い方を最大化する | セマグルチドがOzempic・Wegovy・Rybelsus・Wegovy pill・Wegovy HDの5つの形で展開されていること、物質特許の満了予定 | 推測 |
| 経口化をペプチド(SNAC)と低分子(Septerna)の二本立てで進める | Emisphere買収の目的「経口の生物製剤パイプラインの拡大」と、Septernaとの経口低分子契約。同社幹部が「ペプチドと低分子を含む複数のモダリティ」と発言 | 事実 |
| 次の世代は複数の受容体に同時に作用するペプチドが主軸 | CagriSema(2成分)、ゼナガムタイド(GLP-1とアミリンの単一分子)、UBT251(3受容体)の導入 | 推測 |
| RNAiは肝臓を標的とする代謝疾患から入る | Dicernaとの共同研究が肝細胞の標的30超を対象としていたこと、現在のsiRNA 2品目がMASHと2型糖尿病向けであること | 推測 |
| 創薬の早い段階から「つくれるか」を組み込む | 年次報告書が2025年の研究開発組織の再編で「製造性と供給を開発の早い段階から考慮する」と記載 | 事実 |
Wegovy pillは1日1回25mg、注射のWegovyは2.4mgです 事実。 注射を週1回と置くと、1週間に必要なセマグルチドの量は錠剤が175mg、注射が2.4mgで、錠剤は注射の約73倍の原薬を使う計算になります 本稿の計算。 経口のペプチドは消化管からの吸収率が低いため、多くの量を飲む必要があるからです。 同じ時期に会社が「注射剤と経口剤の両方に向けた原薬の能力」を設備投資の目的として挙げ、カルンボーに約DKK 49.6十億を投じていることは、 経口化を広げるほど原薬の製造能力が制約になることを会社自身が見込んでいる表れだと本稿は読みます 未確定/将来。
9. 創薬・DDS分野の提携マッピング
10. 提供している技術・製品・サービス
| モダリティ・技術 | 代表的な品目・取り組み | 段階 |
|---|---|---|
| 脂肪酸修飾ペプチド(注射) | セマグルチド(Ozempic、Wegovy、Wegovy HD 7.2mg)。脂肪酸がアルブミンと結合して長く血中にとどまる | 承認済み |
| 経口ペプチド(SNAC) | Rybelsus(糖尿病)、Wegovy pill(肥満症、25mg)。吸収促進技術Eligen SNACを使用 | 承認済み(米国2025年12月、EU 2026年7月) |
| 配合・多受容体ペプチド | CagriSema(カグリリンチド+セマグルチド)、ゼナガムタイド(注射と経口)、UBT251 | 米国申請中/フェーズ3/フェーズ1a・2b |
| siRNA(RNAi) | GYS2 GalXC(NN9733、2型糖尿病)、SLC25A5(NN4005、MASH) | フェーズ1 |
| タンパク質・抗体 | インスリン(週1回のインスリン・イコデクを含む)、Mim8(二重特異性抗体)、エフルキシフェルミン(FGF21類似体) | 承認済み/審査中/フェーズ3 |
| 経口低分子 | エタボピバット(鎌状赤血球症)、Septernaとの共同研究、LX9851 | フェーズ3/探索/前臨床 |
| 注射デバイス・針 | ヒレロズで繰り返し使うデバイスと使い捨てデバイスの部品、天津でデバイス、ヒョーリングでNovoFine Plus針を製造 | 自社製造 |
ペプチドを経口にするとき、材料の側で効いてくるのは2点です。 1つめは吸収促進剤SNACで、会社はこの技術を持つEmisphereを買収し「経口の生物製剤パイプラインを広げる」と説明しています 事実。 錠剤では有効成分と一緒にこの添加剤を大量に使うため、添加剤そのものの製造・品質管理が製品の供給を左右する部材になります(解説)。 2つめは原薬の量です。第8章で計算したとおり、錠剤は注射に比べて1週間あたり約73倍のセマグルチドを必要とします 本稿の計算。
注射の側では、20-Fがヒレロズ(デバイスと部品)、天津(デバイス)、ヒョーリング(NovoFine Plus針)とデバイスと針を自社工場で製造していることを示しています 事実。 ペン型注射器の樹脂部品、カートリッジのガラス、ゴム栓、針のコーティングは、ペプチド製剤の安定性や使い勝手に直結する材料領域です(解説。同社の部材仕様は非開示)。
11. この企業が抱えるリスク
| リスク | 内容 | 区分 |
|---|---|---|
| 単一分子への集中 | セマグルチド3製品で売上の約74%。物質特許は中国で2026年、日本・欧州で2031年、米国で2032年に満了予定 | 事実 |
| 2026年は減収見通し | 調整後売上高成長率を0〜−6%(恒常為替)と予想。米国での価格低下と、一部市場での物質特許満了が要因 | 事実 |
| 開発の失敗と減損 | 2026年4〜6月に開発品の減損DKK 6.3十億(うちモンルナバントDKK 4.0十億)。ZEUS試験(ジルチベキマブ)とEvoke試験(アルツハイマー病)は主要評価項目を達成せず | 事実 |
| 供給の制約 | 2025年にもOzempicなど一部製品で断続的な供給制約があったと20-Fに記載 | 事実 |
| 大型工場投資の回収 | カルンボー・クレイトンなど2027〜2029年稼働の大型投資が続く一方、2026年は減収見通し。需要が想定を下回れば設備が過剰になる | 推測 |
| 経口化による原薬需要の急増 | 錠剤は1週間あたり注射の約73倍の原薬を使う計算になり、経口剤の比率が上がるほど原薬能力が制約になりうる | 推測 |
| 組織改革の影響 | 2025年に約9,000人を削減し、研究開発組織も再編。社内の細胞治療部門は閉鎖 | 事実 |
12. 用語集
- セマグルチド
- GLP-1受容体作動薬のペプチド。脂肪酸を結合させてアルブミンと結びつけ、長く効くようにした。
- アルブミン
- 血液中に最も多いタンパク質。薬がアルブミンに結合すると、腎臓で排出・分解されにくくなる。
- SNAC(Eligen SNAC)
- ペプチドを胃から吸収させるための吸収促進技術。経口セマグルチドに使われている。
- GLP-1受容体作動薬
- インスリン分泌や食欲に関わるホルモンGLP-1の受容体を刺激する薬。
- アミリン
- 膵臓から出るホルモンで、満腹感に関わる。カグリリンチドはその類似体。
- siRNA/RNAi
- 短いRNAで特定の遺伝子の働きを抑える仕組み(RNA干渉)と、その薬。
- GalXC
- Dicernaが開発したRNAi技術基盤。肝臓などに届けるための化学的な設計を含む。
- FGF21類似体
- 代謝を調節するホルモンFGF21をもとに設計したタンパク質の薬。MASHで開発中。
- MASH
- 代謝機能障害関連脂肪肝炎。肥満や糖尿病と関係する肝臓の病気。
- フィル・フィニッシュ(充填)
- 無菌の薬液を注射器やバイアルに詰め、最終製品にする工程。
- 恒常為替(CER)
- 為替の変動を除いて前年と比べた成長率。
- Form 20-F/6-K
- 米国上場の外国企業がSECに提出する年次報告書と随時報告書。
AI生成による概念図13. 出典
- Novo Nordisk A/S Form 20-F for the fiscal year ended December 31, 2025(米国SEC提出、2026年2月4日)。事業概要・従業員・研究開発体制と人員・主要製造拠点と投資計画・フェーズ3品目と特許期限・Akero買収・Catalent関連の充填工場取得・株主構成。 https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/353278/000035327826000012/nvo-20251231.htm
- Novo Nordisk A/S Annual Report 2025(Form 20-Fと同時にSECへ提出)。売上高と製品別売上、研究開発費、設備投資と2026年見通し、セマグルチドの開発経緯(脂肪酸修飾)、パイプライン表(siRNAを含む)、提携(Septerna、UBT251、Lexicon、Aspect Biosystems、Omeros)、臨床試験結果、特許満了予定、子会社一覧(Dicerna、Emisphere)。 https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/353278/000035327826000012/nvo-20251231_d2.htm
- Novo Nordisk A/S Financial report for the period 1 January 2026 to 30 June 2026(Form 6-K、2026年8月4日)。2026年1〜6月の売上高・研究開発費・設備投資、Wegovy pillの発売とEMA承認、減損、ZEUS試験、見通しの修正、ゼナガムタイドのフェーズ3開始。 https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/353278/000035327826000023/caq22026.htm
- Novo Nordisk A/S Wegovy® pill FDA approval(Company announcement、2025年12月22日)。FDA承認、OASIS 4の結果と試験設計。 https://www.novonordisk.com/content/nncorp/global/en/news-and-media/news-and-ir-materials/news-details.html?id=916472
- Novo Nordisk A/S Novo Nordisk to acquire Emisphere Technologies and obtain ownership of the Eligen® SNAC oral delivery technology(2020年11月6日)。 https://www.novonordisk.com/content/nncorp/global/en/news-and-media/news-and-ir-materials/news-details.html?id=33374
- Novo Nordisk A/S Novo Nordisk announces completion of the Emisphere Technologies acquisition(2020年12月8日)。 https://www.novonordisk.com/content/nncorp/global/en/news-and-media/news-and-ir-materials/news-details.html?id=38064
- Novo Nordisk A/S Novo Nordisk to acquire Dicerna Pharmaceuticals including the RNAi research technology platform(2021年11月18日)。 https://www.novonordisk.com/content/nncorp/global/en/news-and-media/news-and-ir-materials/news-details.html?id=87435
- Novo Nordisk A/S・Septerna, Inc. Septerna and Novo Nordisk to collaborate on oral small molecule medicines…(2025年5月14日)。 https://www.novonordisk.com/content/nncorp/global/en/news-and-media/news-and-ir-materials/news-details.html?id=916006
- ClinicalTrials.gov NCT05564117(OASIS 4)。フェーズ3の対象・登録数・主要評価項目と評価時点。 https://clinicaltrials.gov/study/NCT05564117
- Novo Nordisk A/S 公式サイト(会社概要の確認用)。 https://www.novonordisk.com/
14. 主張と出典の対応表
最終更新:2026年9月26日/Troy Technical
本稿の数値はすべてノボ ノルディスクが米国証券取引委員会(SEC)に提出した法定開示書類(Annual Reportを含む)、同社の公式発表、ClinicalTrials.govの登録情報に基づきます。調査会社の推計値・報道ベースの数値は使用していません。「推測」と記した箇所は、一次情報から本稿が読み取った解釈であり、会社の公表内容ではありません。本稿は医療上の助言ではなく、特定の薬の使用を勧めるものでもありません。