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ランドスペース(蓝箭航天) 企業解説

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COMPANY PROFILE / 宇宙産業

ランドスペース(蓝箭航天)
― 液体酸素・メタンのロケットで衛星を運び、1段目の陸上回収まで進んだ中国の民間ロケット企業

LandSpace(中国語名:蓝箭航天)は、2015年に設立された中国の民間ロケット会社です。 メタンを燃料にするロケット「朱雀二号」のシリーズでは、公式サイトで10回の飛行を数えており、 2025年12月に打ち上げた大型の再使用型ロケット「朱雀三号」は初号機で軌道に到達しましたが、1段目の着陸には失敗しました。 2026年8月19日の2号機では軌道投入と、1段目の陸上への着陸の成功を会社が発表しています。 また、同社は上海証券取引所の科創板(STAR Market)への上場を申請し、2025年12月31日に受理されています(2026年10月17日時点で上場していません)。 本稿は、同社の公式サイトと上交所の公開データなど一次情報だけで、確認できたことと確認できなかったことを区別して書きます。

構成:LandSpaceの公式サイト(中国語・英語、2026年10月17日確認)、上海証券取引所の審査情報を一次情報として使用/確認日 2026年10月17日/最終更新 2026年10月17日

この記事でわかること
  1. 30秒でわかるLandSpaceと、宇宙産業での立ち位置
  2. ロゴと社名の表記について
  3. 宇宙産業の世界で、この会社はどこにいるか
  4. 会社の規模
  5. 宇宙産業にかけているリソース
  6. これまでの取り組み
  7. 今後の計画
  8. この会社は宇宙産業で何を目指しているか
  9. 宇宙産業分野の提携マッピング
  10. 提供している技術・製品・サービス
  11. この企業が抱えるリスク
  12. 用語集/出典/主張と出典の対応表

1. 30秒でわかるランドスペースと、宇宙産業での立ち位置

正式名称蓝箭航天空间科技
股份有限公司
英語名 LandSpace Technology Co., Ltd.(公式英語サイトの表記)
本社中国・北京市
(亦庄経済技術開発区)
2015年設立(公式サイト)
上場未上場
科創板に申請中
2025年12月31日に受理(上交所)。上場時期は未確定
この分野での区分打ち上げ
(ロケットで運ぶ)
衛星や探査機を作る会社ではない
主な機体朱雀二号改進型
朱雀三号
どちらも液体酸素・メタンの2段式
朱雀二号の飛行10回2026年10月14日の発表による回数。結果は第6章
朱雀三号軌道到達2回
1段目着陸1回成功
2025年12月3日と2026年8月19日。会社の発表
宇宙事業の財務確認できなかった公式サイトに記載なし。報道の数字は採用しない
まず押さえるべき1点

ロケット会社の多くは、国営企業か、設立後に政府の枠組みで育った会社です。 LandSpaceは中国の民間ロケット企業で、エンジンから機体、工場、発射台の整備までを自社で手がけることを特徴としています 事実。 会社は、自社で開発したエンジンでロケットを軌道に乗せた、中国で唯一の民間企業だと述べています(会社の主張)。 もう1つの特徴は燃料に液化メタンを選んだことです。メタンは灯油より燃えかすが出にくく、再使用に向くとされます。 そして2026年8月、同社は軌道に乗せた大型ロケットの1段目を地上に戻して着陸させたと発表しました。 ただし、回収した機体を再び飛ばす「再飛行」は、まだ行われていません(公式発表は「今後の復用飛行の基礎」と述べるのみ)。

2. ロゴと社名の表記について

表記の注意:中国語の会社名は「蓝箭航天空间科技股份有限公司」で、通称は蓝箭航天(簡体字。日本語読みは「らんせんこうてん」)。 英語では LandSpace です。ロケットの名前は朱雀(Zhuque)で、中国の伝説の鳥(南方を守る神獣)に由来します。 「朱雀二号改進型」は英語の型番で ZQ-2E、「朱雀三号」は ZQ-3 と書かれます。 エンジンは天鵲(TQ)シリーズです。「遥一」「遥二」は、その機種の初号機・2号機(Y1、Y2)を意味します。

公式サイト:https://www.landspace.com/(ロゴは公式サイトのヘッダーに掲載されたロゴを使用)

3. 宇宙産業の世界で、この会社はどこにいるか

宇宙産業の会社は、宇宙で何を担うかで4つに分けると整理しやすくなります。 LandSpaceは一番左の「打ち上げ」に当たります。衛星などの荷物をロケットで宇宙へ運ぶのが仕事です。

宇宙産業に関わる企業の4つの類型 同じ「宇宙の会社」でも、宇宙で担う役割で、強みと課題が違う 打ち上げ 探査・有人・月面 衛星・軌道上サービス 部品・システム ロケットで宇宙へ運ぶ 月や宇宙ステーションへ 軌道で働く・作る 宇宙機を支える SpaceX/Blue Origin Rocket Lab/Firefly Axiom Space/Intuitive Machines ispace/Astrobotic Astroscale/Varda Synspective/Starcloud Northrop Grumman/BAE Systems Microchip/Redwire 打ち上げ能力と再使用 月・ISSへの到達力 新しい用途と市場 実績と信頼性 失敗と日程の遅れ 資金と日程の不確実 実証が途上・収益化 認定と納期に時間 LandSpaceは左端の「打ち上げ」。メタン燃料の中型機と、再使用を目指す大型機を持つ 2026年8月に大型機の1段目の陸上着陸を発表したが、回収した機体の再飛行はこれから
図1 宇宙産業に関わる企業の4類型と、LandSpaceの位置づけ。区分は本稿によるもので、企業名は本シリーズで扱う企業から例示しています 本稿の計算。LandSpaceが打ち上げ事業の会社であることは、同社の公式サイトの製品・サービスの説明に基づきます。
専門用語をやさしく:再使用・1段目の「陸上着陸」・液体メタン

再使用は、ロケットの一部を回収して再び飛ばすことです。 1段目の陸上着陸は、ロケットの1段目が分離後に地上へ戻り、着陸脚(脚)を開いて地面に降りることで、 海上の船に降りる方式とは違います。 液体メタンは天然ガスの主成分を冷やして液体にした燃料で、灯油系よりすすが出にくく、エンジンの手入れが楽になるとされます。 同社のロケットは、液体酸素と液体メタンを燃やします(液体酸素・メタン)。 再使用の考え方は、本シリーズの技術解説『再使用ロケット』『ロケットエンジンと推進剤』も参考にしてください。

4. 会社の規模

未上場のため、売上や利益を定期的に開示する義務は(現時点では)ありません。 公式資料などで確認できた範囲を表にまとめます 事実。

項目確認できた内容出典
設立・本社2015年設立。本社は北京経済技術開発区(亦庄)。英語名は LandSpace Technology Co., Ltd.出典3・4
代表者張昌武(創業者・CEO。公式サイトの会社紹介)。上交所の審査情報では董事長・総経理出典3・29
売上・利益確認できなかった(公式サイトに記載なし。招股説明書は上交所で公開されているが、本稿の作業環境ではアクセス制限により本文を取得できなかったため、その数値は採用しない)出典29
従業員数確認できなかった(公式サイトは「規模は業界で先頭」と述べるのみ)出典2
上場の状況科創板への上場申請が2025年12月31日に受理。計画調達額は75(上交所データの数値。単位は億元と読める)、保荐機関は中国国際金融(CICC)。上交所の審査情報の更新日は2026年9月30日。現在の審査段階は確認できなかった出典29
主な拠点北京(本社・研究開発)、西安(動力系の研究開発)、上海(構造系の研究開発)、浙江省湖州(エンジンの製造基地)、浙江省嘉興(ロケットの製造基地)、甘粛省酒泉(発射場)出典2
ここで注意

売上・利益・従業員数は、一次情報で数字を確認できていません 未確定/将来。 上場申請のために公開された書類(招股説明書)には財務情報があるはずですが、本稿はそれを直接読んでいないため、数字を書きません。 報道で伝えられる売上・赤字・受注額も、一次情報で確認できないので採用しません。 また、申請の受理は上場の決定ではありません。審査の結果や上場時期は未確定です。

5. 宇宙産業にかけているリソース

4つの観点(人・金・外部への出資や買収・公的機関との契約)で、確認できたか/できなかったかを示します。

観点確認できた内容区分
人北京・西安・上海に研究開発拠点。人員数は非公表。2018年第1四半期時点で「動力と総体設計の研究開発チームは100人超」と当時の発表にあるが、現在の人数ではない事実(現在の人数は確認できず)
金公式サイトで確認できる資金調達は2018年まで:B輪2億元(2018年5月、主導は金風科技)、B+輪3億元(2018年11月、主導は華創資本)、累計8億元超(2018年9月末)。以降の調達額は公式サイトで確認できなかった。上場申請の計画調達額は75(億元と読める)事実(2019年以降は確認できず)
設備投資湖州の製造基地(一期約70畝・延べ約3万平方メートル、2019年1月に竣工)、嘉興の製造基地(一期約40畝、2021年6月に竣工)、酒泉の液体酸素・メタン用の発射工位(会社が自主投資・自主建設)。投資額は非公表事実(金額は確認できず)
外部への出資・買収・合弁・売却他社への出資・買収は公式資料に記載なし。衛星の側では、関連会社とみられる「蓝塔智能」の衛星を打ち上げているが、資本関係は公式資料で確認できなかった確認できず
公的機関との契約・連携北京市の重点実験室を清華大学と共同で設立(2025年2月)。国家科学技術進歩賞二等賞(2024年)を会社が受賞と説明。発射は中国酒泉衛星発射センターの支援を受ける。政府機関との契約額は確認できなかった事実(契約額は確認できず)

主要な機体・製品の状況(2026年10月17日確認)

機体・製品種別主要な諸元(会社公称・条件つき)実績段階
朱雀二号改進型(ZQ-2E)2段式の中型ロケット(液体酸素・メタン)全長約55m、直径3.35m、離昇質量264t、離昇推力327t(製品ページ)。運搬能力は高度500kmの太陽同期軌道へ4t、高度200kmの低軌道へ6t成功を会社が発表した飛行は6回(遥一・遥二・遥五・遥六・遥七・遥四)。第6章の図解を参照運用中(会社が「常態化した商業打上げ」と説明)
朱雀三号(ZQ-3)再使用を目指す大型ロケット(ステンレス製)製品ページの量産型の値:全長76.6m、直径4.5m、整流罩径5.2m、離昇推力900t。低軌道(高度450km)へ使い捨てで21.3t、航路下の回収で18.3t、射場への帰還回収で12.5t。1段目は9基のTQ-12B、2段目は1基のTQ-15B。1段目の再使用は将来20回まで。初号機(試験機)は全長66.1m、離昇質量約560〜570t(発表により異なる)、1段目9基のTQ-12A2025年12月3日:軌道到達、1段目着陸失敗。2026年8月19日:軌道到達、1段目の陸上着陸成功(会社発表)試験・工程化の検証(回収機体の再飛行は未実施)
天鵲(TQ-12A)エンジン液体酸素・メタンのエンジン海面推力84.6t、海面比推力293秒、混合比2.9(製品ページ)。2回の再起動の試験で確認と会社が説明朱雀二号改進型と朱雀三号に使用運用中
「蓝焱」(ランイェン)220t級の液体酸素・メタン全流量段燃焼エンジン2025年5月に初の全系統試験。2026年3月に整機の長時間試験を完了と発表。累計100回超の点火地上試験のみ。ロケットへの搭載は確認できなかった開発・地上試験
素材技術者の視点:ステンレス、ニオブ合金、3Dプリントを使い分ける

LandSpaceの公式発表からは、目的に合わせて素材を選び分けている様子が読み取れます 事実。

(1) 朱雀三号のタンクはステンレス鋼。 同社は、高強度のステンレス鋼とレーザー溶接の材料・工程の体系を自社で開発し、大直径で非常に薄い壁のステンレスのタンクの製造コストをアルミ合金に比べて80%下げ、生産期間を40%短縮したと述べています(会社の主張。比較の条件は記載なし)。 また、ステンレスは耐熱性があり、機体が何度も戻って再使用するのに有利だと説明しています。

(2) 上段エンジンのノズル延長部はニオブ合金。 朱雀二号改進型の2段目エンジンは、軽くて高温に強いニオブ合金のノズル延長部を使い、 二重曲率の板金成形、大型の薄壁部品の精密加工、空気中でのレーザー溶接と酸化の防止、コーティングと焼結を自社技術で行うと説明しています。

(3) 部品の一部は炭素繊維や金属3Dプリント。 整流罩(荷物のカバー)は金属から複合材料に変更(先端はガラス繊維強化プラスチック、本体は炭素繊維のサンドイッチ構造)。 朱雀二号改進型の遥六では、2段目エンジンの架台を3Dプリントの一体構造にして軽量化とコスト低減を図ったと述べています。 これらはすべて会社の説明で、第三者による検証結果は確認できていません 未確定/将来。

6. これまでの取り組み

朱雀シリーズの飛行実績(公式サイトの発表による)

朱雀シリーズの飛行を、会社の発表どおりに並べると(2026年10月17日時点) 朱雀二号シリーズは、公式サイトの「飛行回数」の表記に合わせた順。6回目は発表を確認できなかった 朱雀二号シリーズ(10回) 1 遥一 2 遥二 3 遥三 4 E遥一 5 E遥二 6 ? 7 E遥五 8 E遥六 9 E遥七 10 E遥四 2022-12-14 2023-07-12 2023-12-09 2024-11-27 2025-05-17 日付不明 2026-05-14 2026-06-09 2026-09-15 2026-10-14 失敗 成功 成功 成功 成功 確認不可 成功 成功 成功 成功 朱雀三号(2回) 遥一 2025-12-03 遥二 2026-08-19 軌道到達・着陸失敗 軌道到達・着陸成功 「成功」は会社の公式発表による。朱雀二号シリーズの6回目の結果は、公式サイトのニュースで確認できなかった 「E」は朱雀二号改進型(ZQ-2E)。遥四は遥七より後(10回目)に打ち上げられた
図解 朱雀二号シリーズと朱雀三号の飛行を、会社の公式発表に沿って並べた図。日付と結果は公式サイトのニュースによります。回数の並べ方は本稿によるものです 本稿の計算。6回目は公式サイトで確認できなかったため、結果を示していません。
日付できごと意味
2015年会社設立中国で最も早い民間ロケット企業の一つと会社が説明
2018年5月・11月B輪2億元、B+輪3億元の資金調達を発表累計8億元超(2018年9月末、会社発表)
2018年10月27日朱雀一号を打上げ会社は「民間ロケットの打上げの流れを通した」と表現。軌道投入の成否は公式サイトの該当項目に記載なし
2019年1月湖州の智能製造基地が竣工エンジンとロケットの製造基地。年200台超のエンジン生産能力を計画
2022年12月14日朱雀二号の初飛行(遥一)が失敗。1段目・2段目の主エンジンは正常で、2段目のバーニアエンジン(姿勢制御用の小型エンジン)が異常停止会社は2023年3月18日に原因(酸素ポンプの低圧ケースが水撃で破裂)と対策を公表し、不具合を「ゼロ化」したと説明
2023年7月12日朱雀二号の遥二が成功会社は「液体酸素・メタンのロケットとして世界で初めて軌道に到達」と説明(会社の主張)
2023年12月9日朱雀二号の遥三が成功。3機の衛星を高度460kmの太陽同期軌道へ会社は「連続して成功した最初の液体酸素・メタンロケット」と説明
2024年1月19日・9月11日朱雀三号の試験機(VTVL-1)で垂直離着陸の飛行試験。9月は高度約10kmから空中で再点火して着陸回収技術の一部を実機で確認(会社発表。着陸点は中心から1.7m、と会社が説明)
2024年11月27日朱雀二号改進型の遥一が成功改進型の初号機。商業運用段階に入ったと会社が説明
2025年2月12日北京市の重点実験室「再使用液体酸素・メタンロケットの総合設計・応用」を清華大学と設立企業主導の再使用分野の省・部級の重点実験室として初、と会社が説明
2025年4月15日第100台の天鵲エンジンが湖州の製造基地で完成年産100台以上の能力を会社が説明
2025年5月17日朱雀二号改進型の遥二が成功。6機の衛星を軌道へ朱雀二号シリーズの5回目の飛行
2025年6月20日朱雀三号の1段目の9基並列の地上燃焼試験に成功(総推力7,542kN)首飛行前の大型地上試験
2025年12月3日朱雀三号の遥一が軌道に到達。1段目は着陸前の点火後に異常が出て、回収場の端に落下(回収失敗)会社は「入軌した再使用型ロケットとして国内初」と主張。原因は調査中と発表
2026年3月6日「蓝焱」220t級エンジンの整機長時間試験を完了将来の大型ロケット向けの地上試験
2026年5月14日〜6月9日朱雀二号改進型の遥五(5月14日)、遥六(6月9日)が成功遥五は高度900kmへ2.8tの試験用荷物。遥六は千帆と中国移動の衛星
2026年8月19日朱雀三号の遥二が軌道に鴻鵠03星を投入し、1段目が甘粛省民勤県の回収場に軟着陸会社は「入軌級ロケットの1段目の陸上回収として中国初」と主張。再飛行はこれから
2026年9月15日・10月14日朱雀二号改進型の遥七が千帆の衛星10機、遥四が衛星10機を軌道へ遥七は大規模衛星網の打上げに初めて使用

7. 今後の計画

以下はいずれも会社の計画・目標で、達成された事実ではありません 未確定/将来。

朱雀三号の1段目将来20回の再使用設計上の目標。回収機体の再飛行は未実施
回収機体の整備と再飛行今後実施2026年8月19日の発表が「基礎を固めた」と記載。時期は非公表
朱雀三号(量産型)低軌道へ最大21.3t製品ページの目標値。回収の条件で18.3tまたは12.5t
上場科創板に申請中2025年12月31日に受理。審査結果と時期は未確定

ほかに、会社は次のことを発表しています(いずれも計画)。

項目会社の説明区分
朱雀二号改進型と朱雀三号の組み合わせ両機種で「組み合わせた打上げサービス」を提供する、と説明未確定/将来
衛星の複数搭載(堆叠)自社開発の「多星堆叠圧緊リリース機構」(非火工品式)の振動・解放衝撃の試験を完了(2026年2月)。朱雀三号の遥二で実フライトで搭載未確定/将来
「蓝焱」エンジンの実用化大型・重量級ロケットの動力の基盤になるとの説明。搭載する機体や時期の記載なし未確定/将来
発射予定公式サイトの「予定発射」ページの欄は、F3からF10まですべて「お問い合わせ」で、日付の記載なし未確定/将来
確認できなかったこと

次はいずれも公式資料に記載がありません 未確定/将来。

朱雀三号の次の打上げ日と再飛行の日程/朱雀二号シリーズの6回目の飛行の日付と結果/打上げの価格/契約済みの顧客数と契約額/発射の許可の番号や取得の詳細/売上・利益・従業員数/上場の時期。 「受注○億元」「黒字化は○年」といった数字は報道ベースのものが多く、本稿では採用しません。

8. この会社は宇宙産業で何を目指しているか

ここは会社が直接には述べていない部分を含みます。一次情報から読み取れる範囲の推測として、根拠とともに書きます。

読み取れること根拠となる一次情報区分
主力市場として中国の衛星インターネット網の建設を見ている公式発表が繰り返し「衛星インターネットの組網」「大型星座の組網」に言及し、朱雀二号改進型の遥七で初めて大規模な星座の打上げを実施推測
中型(朱雀二号改進型)で収益を確保しながら、大型の再使用機(朱雀三号)に移る二段構え2026年10月14日の発表が「朱雀二号改進型の常態化した商業打上げと朱雀三号の工程化した再使用検証を並行」と説明推測
エンジンから発射場まで自社で持つ垂直統合を強みにしている公式サイトが「重要技術・重要製品・重要工程・重要施設を自主」と説明。湖州・嘉興の工場と酒泉の発射工位を自社で整備事実(強みという位置づけは推測)
将来は大型・重量級ロケットの領域も視野に入れている「蓝焱」220t級の全流量段燃焼エンジンの試験を公表し、「大型・重量級ロケットの基盤」と説明推測
上場は設備投資や研究開発の資金を確保する手段科創板の申請と計画調達額75億元。使途の説明は本稿では確認できず推測
推測の根拠を1つだけ詳しく

2026年8月19日の発表(朱雀三号の遥二)は、1段目の回収を「回収技術の検証から、工程化した復用の検証の段階に入る重要な飛行試験」と位置づけています 事実。 「工程化」は、試験ではなく、繰り返して使えるシステムとして整える段階を指す中国語の言い方です。 ここから本稿は、次の山場は、回収機体の検査・整備のしかた(再飛行までの手間と日数)だと読みます。 再使用の経済的な意味は、「着陸できたか」ではなく「何回、どれだけ安く飛ばせるか」で決まるためです。 ただし、これは発表文の位置づけからの解釈で、会社が再飛行の時期を示したわけではありません 未確定/将来。

9. 宇宙産業分野の提携マッピング

LandSpaceを中心とした提携関係 LandSpaceの公式サイトに記載のある関係のみ。報道ベースの関係は含まない LandSpace 打ち上げ 酒泉衛星発射センター 発射場の支援・調整 垣信衛星(千帆) 千帆の衛星を打上げ(2026年) 清華大学 北京市の重点実験室を共同設立 国星宇航・天儀研究院 ほか衛星会社の打上げ顧客 金風科技(B輪)・華創資本(B+輪)ほかの出資者 共同・支援の関係 打上げサービスの顧客 出資(2018年の発表)
図2 LandSpaceを中心とした提携関係。出典:LandSpaceの公式サイト。図に含めたのは公式サイトに記載がある関係だけです。契約額は公表されていないため、線の太さに意味はありません。出資者は2018年の発表に基づく例示で、現在の株主構成は確認できていません。

10. 提供している技術・製品・サービス

LandSpaceが提供するのは、衛星などを軌道へ運ぶ打ち上げサービスと、エンジンや宇宙機の部品の開発です。 公式サイトは、サービスとして、打上げ任務の解析と設計、自社の発射設備の提供、測定管制、宇宙の保険の手配、金融プランの作成などを挙げています 事実。

技術・サービス会社の説明やさしく言うと
朱雀二号改進型の全過冷却充填液体酸素と液体メタンをともに過冷却した状態で充填。1.5時間以内に充填でき、推進剤の密度が上がって運搬能力が増える推進剤を凍る寸前まで冷やして詰め、詰め込める量を増やす
共通隔壁(共底)タンクと内蔵配管2段目で上下のタンクが壁を共有し、配管を内部に通す部品と重量を減らし、機体の凹凸を減らす
1段目の回収(朱雀三号)分離後に姿勢を整え、再突入時に点火して減速し、着陸脚を開いて軟着陸する1段目を捨てず、地上へ戻して再使用する
ステンレス製の機体タンクの製造コストをアルミ合金より80%下げ、生産期間を40%短縮したと説明(会社の主張)安価で耐熱性が高く、再使用に向くとされる素材
多星堆叠圧緊リリース機構平板形の衛星を積み重ねて固定し、軌道で順に放す。非火工品式で、解放衝撃が小さい多数の衛星を1回の打上げで運ぶための棚のような装置
上段の離軌(デブリ対策)2段目の3回目の点火で高軌道から離軌させ、宇宙ごみの削減に応える(遥五)使い終わった上段を軌道に残さず、安全に処分する
エンジンの故障診断と自己修正1段目で、エンジンの故障を飛行中に自動診断して自己修正する機能を初採用(遥五、会社の主張)飛行中に調子が悪いエンジンを見つけて対処する
素材技術者の視点:ステンレスのタンクと、すすの出ない燃料の組み合わせ

再使用ロケットでは、タンクの素材と燃料の性質が整備の手間を左右します。 LandSpaceは、(1) ステンレス鋼のタンクと、(2) すすが出にくい液体メタンを組み合わせることで、 回収後に「エンジンを機体から降ろして検査する工程」を減らせると説明しています(朱雀三号の説明。2023年12月の会社の説明を含む)。 ステンレスは、熱に強いため再突入時の加熱に耐えやすい一方、アルミ合金より重いので、薄く作る技術(大直径で超薄壁の溶接)が鍵になります。 同社が「薄壁のステンレスタンクの自社溶接ライン」を作ったと説明している点は、この課題への対応と読めます 未確定/将来。 ただし、再使用を繰り返したときの疲労や溶接部の劣化などの実績データは、公式資料では確認できませんでした。 金属の基礎は、本シリーズの技術解説『軽量構造材料』『再使用ロケット』も参考にしてください。

11. この企業が抱えるリスク

リスク内容区分
再使用の実証がこれから1段目の着陸は1回成功したが、回収した機体の再飛行は未実施。再使用の経済性は確認できていない事実
朱雀三号の初号機の着陸失敗2025年12月3日は着陸点火後に異常が出て、回収場の端に落下した(会社発表。原因は調査中と発表。公開された原因の説明は確認できなかった)事実
朱雀二号の失敗と、確認できない1回の飛行初飛行(2022年)は失敗し、会社が原因と対策を公表した。公式サイトの回数表記から数えると、1回分の飛行の結果は確認できなかった事実(1回は確認できず)
財務が外部から見えない売上・利益・調達額の現状を一次情報で確認できていない。上場申請中で、審査の結果は未確定未確定/将来
顧客が中国の衛星網に集中する可能性公式発表の顧客の多くは衛星インターネット網や国内の衛星会社。海外顧客は公式資料で確認できなかった推測
制度・許認可中国国内の発射・回収の許可の仕組みは、本稿の一次資料では詳細を確認できなかった。会社は「全ての準入資質を取得」と説明確認できず
他社との競争同社の中型機は、他社の中型機と価格や打上げ頻度で比較される。本稿は機体間の優劣を示さない事実

12. 用語集

朱雀(Zhuque)
LandSpaceのロケットの名前。中国の伝説の鳥に由来。
天鵲(Tianque、TQ)
LandSpaceが開発した液体酸素・メタンエンジンのシリーズ。
液体酸素・メタン
液体酸素を酸化剤、液体メタンを燃料とするロケットの推進剤。灯油系よりすすが出にくい。
低軌道(LEO)
地上から数百キロメートル上空の軌道。通信衛星の多くが飛ぶ。
太陽同期軌道(SSO)
同じ地方時に同じ場所の上空を通る軌道。地球観測衛星でよく使う。
全流量段燃焼サイクル
燃料と酸化剤の全量が、先にタービンを回してから燃焼室に入るエンジンの方式。高性能だが開発が難しい。
全過冷却充填
推進剤を凍る寸前まで冷やして充填し、密度を上げる方法。
ニオブ合金
高温に強い金属。ロケットの上段エンジンのノズルに使う。
バーニアエンジン
姿勢の微調整に使う小型のエンジン。
科創板(STAR Market)
上海証券取引所の、科学技術企業向けの市場。
招股説明書
株式を公開する会社が出す、事業・財務・リスクを説明する書類。
千帆
中国の衛星インターネット網の名前(運営会社は垣信衛星と、公式発表の記載から読み取れる)。
推進剤を供給する系、エンジン、機体の製造を分けて見ます。再使用の達成や量産能力を示す画像ではありません。
図3 概念画像(ImageGen生成)。推進剤を供給する系、エンジン、機体の製造を分けて見ます。再使用の達成や量産能力を示す画像ではありません。実際の製品・施設・測定結果・設計寸法ではありません。実物と拡大模型を区別してください。線・矢印・色は説明用です。

13. 出典

  1. LandSpace 製品・サービス(公式サイト、中国語)。朱雀二号改進型、朱雀三号、天鵲TQ-12Aの諸元。確認日 2026年10月17日。 https://www.landspace.com/product.html
  2. LandSpace 蓝箭智慧(技術路線・基礎設施)(公式サイト、中国語)。拠点と技術の説明。確認日 2026年10月17日。 https://www.landspace.com/wisdom.html
  3. LandSpace 会社紹介・大事記(公式サイト、中国語)。設立、代表者、年表、受賞。確認日 2026年10月17日。 https://www.landspace.com/about.html?mao=3
  4. LandSpace 公式英語サイトのトップページ(英語名 LandSpace Technology Co., Ltd.、設立年)。確認日 2026年10月17日。 https://www.landspace.com/en/index.html
  5. LandSpace 朱雀二号改进型遥四运载火箭一箭十星任务取得圆满成功(2026年10月14日、中国語)。 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=78
  6. LandSpace 朱雀二号改进型遥七运载火箭首次执行规模化卫星互联网星座组网任务(2026年9月15日、中国語)。 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=77
  7. LandSpace 朱雀三号重复使用遥二运载火箭实现入轨及回收圆满成功(2026年8月19日、中国語)。 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=76
  8. LandSpace 朱雀三号重复使用遥二运载火箭完成静态点火试验(2026年6月29日、中国語)。 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=74
  9. LandSpace 液氧甲烷动力体系日趋成熟 朱雀二号支撑高频次发射服务(2026年6月9日、中国語)。遥六の改良点(3Dプリント架台など)。 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=73
  10. LandSpace 朱雀二号改进型遥六运载火箭发射任务取得圆满成功(2026年6月9日、中国語)。 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=72
  11. LandSpace 朱雀二号改进型遥五运载火箭飞行试验任务圆满成功(2026年5月14日、中国語)。 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=71
  12. LandSpace 蓝箭航天新型大推力发动机完成整机全系统长程试车(2026年3月6日、中国語)。「蓝焱」エンジン。 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=69
  13. LandSpace 蓝箭航天成功进行多星堆叠及卫星组合体试验(2026年2月6日、中国語)。 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=67
  14. LandSpace 朱雀三号重复使用遥一运载火箭入轨圆满成功(2025年12月3日、中国語)。 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=66
  15. LandSpace 朱雀三号一级动力系统九机并联地面点火试验成功(2025年6月20日、中国語)。 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=64
  16. LandSpace 朱雀二号改进型遥二运载火箭发射成功 6颗卫星顺利送入预定轨道(2025年5月17日、中国語)。 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=63
  17. LandSpace 蓝箭航天第100台液氧甲烷发动机正式下线(2025年4月15日、中国語)。 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=62
  18. LandSpace 牵头共建北京市重点实验室 推动可重复使用火箭技术创新(2025年2月13日、中国語)。 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=60
  19. LandSpace 蓝箭航天朱雀二号改进型遥一运载火箭飞行试验任务圆满成功!(2024年11月27日、中国語)。 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=59
  20. LandSpace 朱雀三号可复用火箭十公里级垂直起降飞行试验任务圆满成功!(2024年9月11日、中国語)。 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=57
  21. LandSpace 液氧甲烷火箭再入轨!蓝箭航天开启国内民商液体火箭规模化商业发射新篇章(2023年12月9日、中国語)。朱雀二号遥三。 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=44
  22. LandSpace 热烈庆祝全球首枚液氧甲烷运载火箭成功入轨——朱雀二号遥二发射圆满成功!(2023年7月13日、中国語)。 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=35
  23. LandSpace 朱雀二号遥一运载火箭飞行故障通过归零评审(2023年3月18日、中国語)。 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=26
  24. LandSpace 关于朱雀二号遥一运载火箭飞行试验任务的情况说明(2022年12月15日、中国語)。 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=24
  25. LandSpace 蓝箭航天完成B轮2亿人民币融资(2018年5月7日、中国語)。 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=1
  26. LandSpace 蓝箭航天完成B+轮3亿元人民币融资(2018年11月30日、中国語)。 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=4
  27. LandSpace 蓝箭航天智能制造基地通过竣工验收,正式交付使用(2019年1月30日、中国語)。 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=5
  28. LandSpace 构建中大型火箭量产能力,嘉兴蓝箭航天中心首期竣工(2021年6月30日、中国語)。 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=7
  29. LandSpace 蓝箭航天空间科技股份有限公司 科創板IPO審査情報(上海証券取引所の審査情報データ。事項番号2174。Refererヘッダが必要なため、そのまま開くとエラーになる場合がある)。 https://query.sse.com.cn/statusAction.do?isPagination=true&sqlId=SH_XM_LB&keyword=%E8%93%9D%E7%AE%AD%E8%88%AA%E5%A4%A9&pageHelp.pageSize=20&pageHelp.pageNo=1&pageHelp.beginPage=1&pageHelp.endPage=1&pageHelp.cacheSize=1

14. 主張と出典の対応表

本文の主張区分出典
2015年設立、本社、代表者、英語名、「自社エンジンで入軌した民間企業」という会社の主張、年表事実出典3・4 https://www.landspace.com/about.html?mao=3
朱雀二号改進型・朱雀三号・TQ-12Aの諸元、製品・サービスの項目事実出典1 https://www.landspace.com/product.html
拠点(北京・西安・上海・湖州・嘉興・酒泉)、技術の特徴事実出典2 https://www.landspace.com/wisdom.html
朱雀二号改進型の遥四(2026年10月14日、10回目の飛行、衛星10機)事実出典5 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=78
遥七(2026年9月15日、9回目の飛行、千帆の衛星10機)事実出典6 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=77
朱雀三号の遥二(2026年8月19日、軌道到達と1段目の陸上着陸)、遥二の改良点事実出典7 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=76
遥二の静的点火試験(2026年6月29日)事実出典8 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=74
遥六の改良点(3Dプリント架台、気動推杆による段間分離)と、8回目の飛行事実出典9 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=73
遥六の成功(2026年6月9日、千帆DTC 01星と中国移動02星)事実出典10 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=72
遥五の成功(2026年5月14日、高度900kmへ2.8tの試験用荷物)、上段の離軌、故障診断事実出典11 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=71
「蓝焱」220t級エンジン(2025年5月に初試験、2026年3月に整機長時間試験)事実出典12 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=69
多星堆叠圧緊リリース機構の試験(2026年2月)事実出典13 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=67
朱雀三号の遥一(2025年12月3日、軌道到達、1段目着陸失敗)、ステンレスタンクのコスト80%減・工期40%短縮の主張事実出典14 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=66
朱雀三号の1段目9基並列の地上燃焼試験(2025年6月20日、7,542kN)事実出典15 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=64
朱雀二号改進型の遥二(2025年5月17日、5回目の飛行、複合材整流罩、ニオブ合金ノズル)事実出典16 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=63
第100台のエンジンの完成(2025年4月15日)と、湖州の年産100台以上の能力事実出典17 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=62
北京市の重点実験室(清華大学と共同、2025年2月12日)事実出典18 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=60
朱雀二号改進型の遥一(2024年11月27日)、全過冷却充填、共通隔壁タンク事実出典19 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=59
朱雀三号VTVL-1の10km級の垂直離着陸試験(2024年9月11日)事実出典20 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=57
朱雀二号の遥三(2023年12月9日、3機の衛星、高度460km)事実出典21 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=44
朱雀二号の遥二(2023年7月12日、2回目の飛行)と、会社の「世界初」の主張事実出典22 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=35
遥一の失敗の原因(酸素ポンプの低圧ケースの破裂)と「ゼロ化」審査(2023年3月18日)事実出典23 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=26
遥一の失敗の発表(2022年12月14日の飛行)事実出典24 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=24
B輪2億元(2018年5月)事実出典25 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=1
B+輪3億元、累計8億元超(2018年)事実出典26 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=4
湖州の智能製造基地の竣工(2019年1月)事実出典27 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=5
嘉興の製造基地の一期竣工(2021年6月)事実出典28 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=7
科創板への上場申請の受理(2025年12月31日)、計画調達額75億元、代表者、データ更新日事実出典29 https://query.sse.com.cn/statusAction.do?isPagination=true&sqlId=SH_XM_LB&keyword=%E8%93%9D%E7%AE%AD%E8%88%AA%E5%A4%A9&pageHelp.pageSize=20&pageHelp.pageNo=1&pageHelp.beginPage=1&pageHelp.endPage=1&pageHelp.cacheSize=1
4類型の区分と図1の位置づけ、飛行実績の並べ方(図解)本稿の計算本稿による整理。企業名は本シリーズの企業から例示
売上・利益・従業員数・現在の株主構成・招股説明書の財務数値未確定/将来公式サイトに記載なし。招股説明書は取得できず、本稿では推計しない(本稿)
朱雀二号シリーズの6回目の飛行の日付と結果未確定/将来公式サイトのニュースで確認できなかった。「第5次」「第8次」「第9次」「第10次」の表記から1回分が不足していることを本稿が観察(本稿)
朱雀三号の次の打上げ、回収機体の再飛行、上場の時期、発射許可の詳細未確定/将来会社の計画であり達成の事実ではない。出典7 https://www.landspace.com/news-detail.html?itemid=76
主力市場として衛星インターネット網の建設を見ているという読み推測公式発表の記述からの本稿の解釈(本稿)
中型機で収益を確保しながら大型再使用機に移る二段構えという読み推測2026年10月14日の発表文からの本稿の解釈(本稿)
大型・重量級ロケットの領域も視野に入れているという読み推測「蓝焱」エンジンの発表からの本稿の解釈(本稿)
上場は資金を確保する手段という読み推測科創板の申請と計画調達額からの本稿の解釈(本稿)
次の山場は回収機体の検査・整備のしかたという読み推測2026年8月19日の発表文の位置づけからの本稿の解釈(本稿)
顧客が中国の衛星網に集中する可能性というリスク推測公式発表の顧客の構成からの本稿の解釈(本稿)

最終更新:2026年10月17日/Troy Technical
本稿の数値は、LandSpaceの公式サイト(中国語・英語)と、上海証券取引所の審査情報データに基づきます。調査会社の推計値・報道ベースの数値は使用していません。性能値と「世界初」「国内初」などの表現は会社の主張・公称であり、第三者の検証を意味しません。招股説明書は取得できず、財務の数字は掲載していません。「推測」と記した箇所は、一次情報から本稿が読み取った解釈であり、会社の公表内容ではありません。