🌐 This site is also available in English Visit English Site →
🌐 English

国際エネルギー機関(IEA) 機関解説

← 次世代蓄電の解説一覧へ戻る

INSTITUTION PROFILE / 次世代蓄電

国際エネルギー機関(IEA)
― 蓄電の「統計・見通し」の参照先。規則を決める機関ではない

国際エネルギー機関(IEA)は、各国政府のエネルギー担当部門が参加する国際機関で、蓄電については統計、分析、見通しの報告書を出す立場です。 電池の規格を作ることも、蓄電が電力市場に参加する条件を決めることも、補助金を配ることもしません。 ただし、IEAの数字は政策や投資の議論でよく引用されるため、どの報告書の、どのシナリオの、どの範囲の蓄電の数字かを確かめずに使うと、食い違いが起きます。 本稿では、蓄電に関する報告書を版と区分で整理し、IEAが加盟国に対してどこまで拘束力を持つかを切り分けます。

構成:IEAの公式サイト(About、構成、加盟国、歴史、技術協力プログラム)、国際エネルギー計画協定、IEAの各報告書の公開ページを一次情報として使用/確認日 2026年10月10日/最終更新 2026年10月

電力と蓄電の統計・分析をまとめる仕事のイメージです
概念画像(ImageGenで生成)。電力と蓄電の統計・分析をまとめる仕事のイメージです。数値の予測や政策決定そのものを示していません。
この記事でわかること
  1. 30秒でわかる国際エネルギー機関
  2. どんな機関か ― 影響力の「型」
  3. 次世代蓄電で何をしているか
  4. 影響力の範囲(権限と地域)
  5. 関わっている企業・組織
  6. 今後の見通し
  7. 用語集/出典/主張と出典の対応表

1. 30秒でわかる国際エネルギー機関

正式名称国際エネルギー機関
(International Energy Agency)
略称 IEA。事務局長は Fatih Birol 氏(2015年就任)
国・機関の種類国際機関(本部パリ)OECDの枠組みの中で運営される自律的な政府間機関
設立1974年11月18日設立協定の署名日(IEA)。当初の任務は石油供給の安全保障
加盟加盟32か国+連携14か国ほかに加入手続き中が6か国。連携国を含む「IEAファミリー」でエネルギー消費の80%超
人数規模確認できなかった職員数は公式ページで見つけられなかった。2024年の運営予算は7,790万ユーロ
次世代蓄電への関与統計・分析・見通し・技術協力電力・電池・重要鉱物の報告書、エネルギー貯蔵の技術協力プログラム(TCP)
法的な拘束力理事会の決定は拘束見通しや提言が加盟国を拘束する根拠は確認できなかった(第3章)
影響が及ぶ範囲世界。各国政府・企業が参照蓄電の規格・市場規則・補助金を決める権限の記載は見つからなかった
まず押さえるべき1点

IEAの蓄電の数字は、報告書ごとに、範囲と前提が違います。たとえば2024年の電池蓄電の新設量は、「Electricity 2026」では系統向け(ユーティリティ規模)の電池が63GW、累計124GWと書かれ 事実、 「World Energy Outlook 2025」の要約では電池蓄電の年間追加が2024年に75GW超と書かれています 事実。 後者の範囲(家庭用・産業用を含むか)はその箇所に書かれていないため、本稿はこの2つを同じ量として足したり比べたりしません。 また、IEAのシナリオ(CPS・STEPS・NZE)について、WEO 2025は「どのシナリオも予測ではない」と明記しています。 加盟国を法的に縛るのは理事会の決定で、報告書の見通しではありません。

2. どんな機関か ― 影響力の「型」

次世代蓄電の記事に出てくる「機関」は、企業と違って自分では電池を作りません。 その代わりに、どういう経路で業界に影響を与えるかで4つの型に分けられます。IEAは「場をつくる」型に入ります。統計と分析を集め、見通しとして示す役割です。 資金を配る権限や、規則・規格を決める権限は、IEAの公式ページから確認できませんでした。

次世代蓄電を動かす「機関」の4つの型 機関は自分では電池を作らない。どの経路で業界に影響を与えるかで4つに分かれる 資金を出す 政策・規制を決める 標準を決める 場をつくる 研究・製造・融資を出す 法案・補助・市場の規則 試験方法・設置・安全要求 統計・分析・見通し DOE/経済産業省 欧州委員会/FERC IEC/NFPA/UL Solutions IEA 何を研究・製造させるか 何を売ってよいか どう測り、どう比べるか 何が見通しとして示されるか 届く範囲=自域の予算 届く範囲=自域の市場 届く範囲=採用する側 届く範囲=参加者・読者 IEAは右端の「場をつくる」型。統計と見通しを示すが、規則も補助金も決めない 同じ蓄電でも、どの型の機関かによって影響の届き方がまったく違う
図1 次世代蓄電に関わる機関の4つの型と、国際エネルギー機関(IEA)の位置。区分と機関の当てはめは本稿によるもので、機関名は本シリーズで扱う機関から例示しています 本稿の計算。IEAは統計・分析・見通しを提供する「場をつくる」型で、理事会の決定は加盟国を拘束すると公式ページが説明しますが、蓄電の報告書の見通しや提言はその決定ではありません。

3. 次世代蓄電で何をしているか

IEAの蓄電への関わりは、報告書(見通しと現状分析)、統計、技術協力プログラムの3つに分けて見ると整理できます 事実。蓄電専用の年次報告書ではなく、電力・電池・電気自動車・重要鉱物の報告書の中で蓄電が扱われる形です。

蓄電に関わる報告書:版・公表日・区分

報告書(版)公表日蓄電に関する内容(一次情報)シナリオ・区分
World Energy Outlook 2025(WEO 2025)2025年11月12日世界のエネルギー全体の見通し。電力の安全保障で「電池蓄電の年間追加は2024年に75GW超」。電池は季節をまたぐ柔軟性の需要までは満たせない、とも書くCPS・STEPS・NZE。「どのシナリオも予測ではない」
Batteries and Secure Energy Transitions(WEO特別報告書)2024年4月25日電池の現状と見通し。2023年に電力部門で電池蓄電が42GW追加、使用中は85GW超。リチウムイオン電池の価格は2010年の1kWhあたり1,400ドルから2023年の140ドル未満へ。2023年の新設蓄電の80%がLFP。NZEシナリオでは2030年に蓄電容量1,500GW(うち電池が1,200GW)STEPS・NZE(WEO 2023の一部と表示)
Electricity 20262026年2月6日電力の年次報告書。予測期間を2026〜2030年の5年に拡大。系統向け電池は2024年に63GW追加、累計124GW。電池の事業費は2024年に約4割下がり1kWhあたり約150ドル。中間更新(Mid-Year Update 2026)もある系統向け(ユーティリティ規模)のみ。家庭用・産業用は含まない
Global EV Outlook 20262026年5月20日電気自動車と電池需要の報告書。蓄電ではなく車載用電池が中心で、電池需要の見通しや電池リサイクルの項目がある車載用
Global Critical Minerals Outlook 20262026年7月16日重要鉱物の市場・投資・技術動向の年次評価。本稿は電池に関する記述と数値を確認していない未確認
Energy Technology Perspectives(2024年版・2026年版)2024年10月30日/2026年3月26日製造・貿易の分析。電池を含む6つの供給網のモデルを使う。2024年版は、米国での製造は中国より最大40%、EUでは最大45%、インドでは最大25%高いとする(太陽光パネル・風力タービン・電池)製造コストの比較

※World Energy Outlook 2026は、本稿の確認日時点でIEAのサイトに掲載を確認できませんでした。Global Critical Minerals Outlook 2026とEnergy Technology Perspectives 2026の数値は、本稿では確認していません。数値は各報告書の記載のままで、本稿で換算・合算していません。

数字の違いに注意:蓄電の「量」は範囲で変わる

数字出典の報告書範囲比べてよいか
2023年に42GW追加、使用中85GW超Batteries and Secure Energy Transitions(2024年4月)電力部門の電池蓄電全体(系統向け、家庭・事業所用、ミニグリッド、家庭用太陽光の電池を含む)2023年の数字。他の年とは別
2024年に63GW追加、累計124GWElectricity 2026(2026年2月)系統向け電池のみ。家庭用・産業用は除外範囲が違うため、上の数字と直接は比べない
2024年に75GW超追加WEO 2025の要約(2025年11月)「電池蓄電」。含まれる範囲はその箇所に記載がない範囲が確認できないため、足したり引いたりしない

※本稿は、これらの数字の食い違いを「誤り」とは判断していません。範囲の定義が報告書ごとに違うために生じる差と読むのが自然ですが、その確認は各報告書の方法論ページで行う必要があります(本稿は未確認)。

シナリオの違い:予測ではなく「前提の組」

シナリオWEO 2025の定義(一次情報)読み方
CPS(現行政策)すでに実施されている政策と規制の「断面」。新しい技術の導入速度については全体に慎重な見方最も慎重な導入。蓄電の伸びも低めに出やすい(本稿の読み方。推測)
STEPS(表明政策)正式に提出されたが未採択の政策や、方向を示す公的文書を含む。CPSより導入の障壁が低いが、目標の達成は前提にしない基準になりやすいが、「各国の政策がどうなるか」の仮定による
NZE(2050年ネットゼロ)2050年にエネルギー部門のCO2排出を実質ゼロにする経路を描く、目標から逆算したシナリオ「こうなる」ではなく「達成するにはこうなる必要がある」

※WEO 2025は、これらのシナリオを「完全に改訂・更新された」ものと説明しています。シナリオ名が同じでも、版が違えば前提が違うため、2024年の特別報告書(WEO 2023の一部と表示)と2025年版の数字を並べて比べないでください。

統計と技術協力

項目内容(一次情報)区分
統計IEAのエネルギー・データセンターは、180を超える国のエネルギー統計を集めて配布する(IEAの歴史ページ)。月次の電力統計(Monthly Electricity Statistics)では、OECD加盟国の電力の生産と貿易のデータ(ほかに一部の国の生産データ)が公開される。本稿は、蓄電容量そのものの統計表の有無を確認していない事実
エネルギー貯蔵TCP技術協力プログラム(TCP)のひとつ。蓄電技術の研究開発・導入・統合を促す。IEAは「再生可能エネルギー」の分類に載せている。TCPは、政府や産業界の専門家の独立した集まりで、IEAの理事会の決定機関ではない事実
電気自動車TCP1993年から運営。電気自動車の開発・導入の国際協力の場。車載電池を含む事実
TCPの数IEAの「構成」ページは現在37のTCP、TCPのページは現在38の協力が進行中と書く。ページ間で数が1つ違うが、どちらが最新かは確認できなかった未確定/将来
素材技術者の視点:IEAの数字を材料の話に使うとき

IEAの電池の数字は、材料メーカーにとっては需要の大きさを見る物差しとして便利です。ただし、そのまま材料の量に直すと誤差が大きくなります。 たとえばBatteries and Secure Energy Transitionsは2023年の新設蓄電の80%がLFPだったと書きますが 事実、これは新設分の化学の比率で、使用中の電池全体の比率ではありません。 また、NZEの「2030年に蓄電1,500GW」は、電力の容量(GW)であって、電池の量(GWh)ではありません。材料の量に換算するには、継続時間(何時間分か)の仮定が別に必要です (本稿は換算していません)。シナリオが予測ではなく前提の組であること、報告書ごとに範囲が違うことを踏まえ、必ず元の報告書の版と範囲を確認してから使うのが安全です。

4. 影響力の範囲(権限と地域)

観点IEAが持っているもの持っていないもの
法的拘束力理事会(加盟国のエネルギー担当大臣または代表)の決定は、加盟国を国際法上、法的に拘束する(IEAの説明、国際エネルギー計画協定第52条1項)。加盟の条件は、石油備蓄90日分、需要抑制の計画など、石油の緊急時対応が中心協定は「勧告は拘束しない」と定める(第52条2項)。蓄電の報告書の見通しや提言が、加盟国を拘束する根拠は確認できなかった
統計・見通し180を超える国のデータ収集、年次の見通し(WEOなど)、各種の報告書報告書の数字は、法令や認証の基準ではない。「予測ではない」シナリオを含む
規格・認証なし(本稿が確認した範囲)電池や蓄電システムの規格はIECなどの規格団体。安全や設置の規則は各国・地域の当局
市場規則・補助金なし(本稿が確認した範囲)卸電力市場の規則はFERCなどの規制当局、EUでは欧州委員会と加盟国。補助金は各国政府
地域世界。加盟国のほか、連携国、企業、投資家が参照する特定の国の法令を変える権限。加盟国でない国への拘束力
規模2024年の運営予算7,790万ユーロ。加盟32か国、連携14か国職員数は確認できなかった
「IEAが言った」は「各国が決めた」ではない

IEAの報告書が「蓄電が○○GW必要」と述べても、それは各国の政策目標でも、法的な義務でもありません。 政策になるのは、各国政府や欧州委員会が実際に採択した場合です。IEAの数字は、その議論の材料として広く使われます。 逆に、IEAの理事会の決定は加盟国を拘束しますが、公式ページが示す具体例は石油の緊急時対応で、蓄電に関する拘束的な決定は本稿の確認範囲では見つかりませんでした 未確定/将来。

5. 関わっている企業・組織

IEAの蓄電に関する影響は、理事会の決定(拘束)と事務局の報告書・統計(参照)、そして独立した専門家グループ(TCP)の3つの経路に分けられます。 下の図2は、どの経路が誰を拘束し、誰が参照するだけかを分けて示したものです(各経路の根拠は第3・4章の一次情報)。

IEAの3つの経路:拘束するもの、参照されるもの、独立したもの 国際エネルギー計画協定とIEAの公式ページによる(2026年10月確認) 加盟32か国(OECD加盟国のうち、石油備蓄などの条件を満たす国) エネルギー担当大臣または代表が理事会を構成する 理事会 決定は加盟国を 国際法上、法的に拘束 勧告は拘束しない 蓄電の拘束的決定は未確認 事務局 報告書:WEO、Electricity、 電池、EV、重要鉱物 統計:180超の国のデータ 見通しは予測でも義務でもない 技術協力プログラム 独立した専門家の集まり エネルギー貯蔵TCP 電気自動車TCP 理事会の決定機関ではない 参照する側:各国政府、規制当局、企業、投資家、研究者 数字は議論の材料。法令や認証の基準になるのは、各国・地域が採択したときだけ 使うときは報告書の版・シナリオ・範囲を確認する
図2 IEAの3つの経路。出典:IEAの構成ページ、加盟国ページ、技術協力プログラムのページ、国際エネルギー計画協定(2024年11月14日改正版)第52条。蓄電に関する拘束的な決定が確認できなかったという点は、本稿の確認範囲での記述です 本稿の計算。

IEAの公式ページに名前が出る組織(抜粋)

組織IEAとの関係(一次情報)本シリーズとの関係
OECDIEAはOECDの枠組みの中で運営される自律的な機関で、本部はパリ。運営の財務はOECDの枠組みで行われる別の国際機関
Energy Storage TCP蓄電技術の研究開発・導入・統合を促す独立した専門家の集まり蓄電の研究者・企業の国際ネットワーク
EV TCP1993年から運営。電気自動車の開発・導入の国際協力の場車載用電池に関わる
エネルギー・ビジネス・カウンシル(EBC)エネルギー供給側・需要側の主要企業や金融機関、技術メーカーの非公式の幹部級グループ。IEAが産業界と対話する窓口。参加企業名は本稿では確認していない個別の企業は扱わない
重要鉱物作業部会長期協力の常設グループ(SLT)の下に置かれた作業部会電池材料の供給網に関わる

※IEAが特定の電池メーカーや蓄電事業者を推奨・認定することはありません(本稿が確認した範囲)。表に載せた組織を、本稿が推奨しているわけでもありません。

6. 今後の見通し

読み取れること根拠となる一次情報区分
次のWorld Energy Outlookは、2026年末ごろに公表される可能性が高いWEOは年次の報告書で、WEO 2025は2025年11月12日に公表された。本稿の確認日時点では、WEO 2026のページは見つからなかった推測
新しいWEOでは、シナリオの前提が改訂され、蓄電の数字も入れ替わる可能性があるWEO 2025は、シナリオを「完全に改訂・更新された」ものと説明している。版が変われば前提が変わる推測
蓄電が電力の安全保障の柱の1つとして扱われる流れは続くWEO 2025は、新しい送電網・蓄電などの整備の速度を電力の安全保障の「重要な問題」と書き、Electricity 2026は系統向け電池の急拡大を取り上げている推測
IEAの数字が法令や認証の基準に直接なることはない国際エネルギー計画協定は、理事会の決定のみを拘束力があるものとし、勧告は拘束しないと定める。報告書は理事会の決定ではない事実(協定の定め)。報告書の扱いは本稿の解釈

7. 用語集

CPS/STEPS/NZE
IEAのシナリオ。現行政策(CPS)、表明政策(STEPS)、2050年ネットゼロ(NZE)。いずれも予測ではない。
理事会
IEAの意思決定機関。加盟国のエネルギー担当大臣またはその代表で構成し、決定は加盟国を国際法上拘束する。
事務局
事務局長が率いる職員の組織。報告書と統計を作成する。
TCP
Technology Collaboration Programme。政府や産業界の専門家による、独立した国際協力の枠組み。
系統向け電池(ユーティリティ規模)
電力会社や発電事業者が系統に接続して運用する大規模な電池蓄電。IEAの Electricity 2026 では家庭用・産業用を含めない。
GW/GWh
GWは出力(容量)、GWhは貯められる電力量。同じ蓄電でも継続時間によって両者の関係が変わる。

8. 出典

  1. IEA About(加盟国・連携国で世界のエネルギー消費の80%、事務局長)。 https://www.iea.org/about
  2. IEA History of the IEA(1974年11月18日の署名、初期の任務、加盟国の変遷、180超の国のデータ、WEO)。 https://www.iea.org/about/history
  3. IEA Membership(加盟32か国、連携14か国、加入手続き中6か国、加盟の条件)。 https://www.iea.org/about/membership
  4. IEA Structure(理事会、決定の法的拘束力、常設グループ、TCP、2024年の運営予算7,790万ユーロ)。 https://www.iea.org/about/structure
  5. IEA Agreement on an International Energy Program(2024年11月14日改正版。第52条:決定は拘束、勧告は拘束しない)。 https://iea.blob.core.windows.net/assets/0cf6bac9-7c9c-450e-bb80-4928267c1cef/IEP2024.pdf
  6. IEA World Energy Outlook 2025(2025年11月12日)。 https://www.iea.org/reports/world-energy-outlook-2025
  7. IEA World Energy Outlook 2025, Executive summary(電池蓄電の年間追加75GW超、電力の安全保障)。 https://www.iea.org/reports/world-energy-outlook-2025/executive-summary
  8. IEA World Energy Outlook 2025, Setting the scene(CPS・STEPS・NZEの定義、「どのシナリオも予測ではない」、完全に改訂されたシナリオ)。 https://www.iea.org/reports/world-energy-outlook-2025/setting-the-scene
  9. IEA Batteries and Secure Energy Transitions(2024年4月25日。WEO特別報告書)。 https://www.iea.org/reports/batteries-and-secure-energy-transitions
  10. IEA Batteries and Secure Energy Transitions, Executive summary(42GW、85GW超、価格、LFP 80%、NZEの1,500GW)。 https://www.iea.org/reports/batteries-and-secure-energy-transitions/executive-summary
  11. IEA Electricity 2026(2026年2月6日。予測期間2026〜2030年)。 https://www.iea.org/reports/electricity-2026
  12. IEA Electricity 2026, Flexibility(系統向け電池 2024年63GW追加・累計124GW、費用)。 https://www.iea.org/reports/electricity-2026/flexibility
  13. IEA Global EV Outlook 2026(2026年5月20日)。 https://www.iea.org/reports/global-ev-outlook-2026
  14. IEA Global Critical Minerals Outlook 2026(2026年7月16日)。 https://www.iea.org/reports/global-critical-minerals-outlook-2026
  15. IEA Energy Technology Perspectives 2024(2024年10月30日。製造コストの比較)。 https://www.iea.org/reports/energy-technology-perspectives-2024
  16. IEA Energy Technology Perspectives 2026(2026年3月26日)。 https://www.iea.org/reports/energy-technology-perspectives-2026
  17. IEA Technology Collaboration Programme(TCPの概要、38の協力)。 https://www.iea.org/programmes/technology-collaboration-programme
  18. IEA TCP, Renewable energy(Energy Storage TCPの説明)。 https://www.iea.org/programmes/technology-collaboration-programme/renewable-energy
  19. IEA TCP, Transport(EV TCPの説明)。 https://www.iea.org/programmes/technology-collaboration-programme/transport

9. 主張と出典の対応表

本文の主張区分出典
正式名称、事務局長、加盟国と連携国によるエネルギー消費の80%事実出典1 https://www.iea.org/about
1974年11月18日の署名、当初の任務、180超の国のデータ収集、OECDのもとの機関事実出典2 https://www.iea.org/about/history
加盟32か国・連携14か国・加入手続き中6か国、加盟の条件(石油備蓄90日分など)事実出典3 https://www.iea.org/about/membership
理事会の決定は国際法上拘束、常設グループ、TCP 37、運営予算7,790万ユーロ事実出典4 https://www.iea.org/about/structure
決定は拘束し、勧告は拘束しない(協定第52条)事実出典5 https://iea.blob.core.windows.net/assets/0cf6bac9-7c9c-450e-bb80-4928267c1cef/IEP2024.pdf
WEO 2025の公表日、電池蓄電の年間追加75GW超、電池は季節をまたぐ柔軟性までは担えない事実出典6 https://www.iea.org/reports/world-energy-outlook-2025
出典7 https://www.iea.org/reports/world-energy-outlook-2025/executive-summary
CPS・STEPS・NZEの定義、どのシナリオも予測ではないこと、シナリオの完全な改訂事実出典8 https://www.iea.org/reports/world-energy-outlook-2025/setting-the-scene
2023年の42GW追加・85GW超・価格・LFP 80%・NZE 1,500GW(2024年4月25日)事実出典9 https://www.iea.org/reports/batteries-and-secure-energy-transitions
出典10 https://www.iea.org/reports/batteries-and-secure-energy-transitions/executive-summary
系統向け電池の63GW追加・累計124GW・費用約150ドル/kWh、予測期間2026〜2030年(2026年2月6日)事実出典11 https://www.iea.org/reports/electricity-2026
出典12 https://www.iea.org/reports/electricity-2026/flexibility
Global EV Outlook 2026(2026年5月20日)事実出典13 https://www.iea.org/reports/global-ev-outlook-2026
Global Critical Minerals Outlook 2026(2026年7月16日)事実出典14 https://www.iea.org/reports/global-critical-minerals-outlook-2026
ETP 2024(製造コストの比較、2024年10月30日)とETP 2026(2026年3月26日)事実出典15 https://www.iea.org/reports/energy-technology-perspectives-2024
出典16 https://www.iea.org/reports/energy-technology-perspectives-2026
Energy Storage TCP、EV TCP、TCPの数(38の協力)事実出典17 https://www.iea.org/programmes/technology-collaboration-programme
出典18 https://www.iea.org/programmes/technology-collaboration-programme/renewable-energy
出典19 https://www.iea.org/programmes/technology-collaboration-programme/transport
数字の範囲の違いの整理、シナリオの読み方、機関の4つの型本稿の計算本稿による整理(各報告書の記載を並べた本稿の整理)
蓄電専用の統計表の有無、職員数、蓄電に関する拘束的決定、WEO 2026の公表時期未確定/将来出典に記載なし。確認できなかった(本稿では推計しない)
報告書ごとの数字の範囲の差の理由、第6章の見通し推測出典6〜12・5の記載からの本稿の解釈(推測)

最終更新:2026年10月10日/Troy Technical
本稿の数値・期日はIEAの公式サイトと国際エネルギー計画協定に基づきます。「推測」と記した箇所は、一次情報から本稿が読み取った解釈です。