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新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 機関解説

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INSTITUTION PROFILE / 水素エネルギー

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
― 日本の水素の研究開発と実証に「お金を配る」実行部隊

NEDOは経済産業省が所管する国立研究開発法人で、自分では水素を作りません。 水素の分野での役割は、国の研究開発予算を企業や研究機関に配り、進み具合を管理することです。 中心は、総額2兆7,564億円のグリーンイノベーション基金(GI基金)のうち水素に関わる4つのプロジェクトと、NEDO自身の水素・燃料電池の事業です。 一方で、水素の規制や標準を決める権限はなく、水素社会推進法の価格差支援や拠点整備支援の助成金もNEDOではなくJOGMECが交付します。 本稿では、NEDOが水素エネルギーにどこまで影響を持つのかに絞って整理します。

構成:NEDOの機構概要、GI基金の特設サイト(水素関連4プロジェクトのページ)、NEDOの事業紹介ページ、NEDO法・水素社会推進法の条文、経済産業省の発表、水素基本戦略を一次情報として使用/最終更新 2026年10月

NEDOの水素エネルギー関連活動を表す概念画像
概念画像(ImageGenで生成)。水電解の実証設備と材料評価を行う場面を描いた概念画像です。実際のNEDO事業・施設ではありません。
この記事でわかること
  1. 30秒でわかるNEDO
  2. どんな機関か ― 影響力の「型」
  3. 水素エネルギーで何をしているか
  4. 影響力の範囲(権限と地域)
  5. お金の流れと参加企業
  6. 今後の見通し
  7. 用語集/出典/主張と出典の対応表

1. 30秒でわかる新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)

正式名称国立研究開発法人
新エネルギー・産業技術総合開発機構
英文 New Energy and Industrial Technology Development Organization
国・地域日本本部は神奈川県川崎市。水素の担当は「水素・アンモニア部」
機関の種類国立研究開発法人主務大臣は経済産業大臣。根拠はNEDO法(平成14年法律第145号)。政府の省庁ではない
設立2003年10月1日前身の特殊法人は1980年10月設立
人数規模職員 1,640名2026年4月1日現在(全分野の合計)
予算5,052億円+基金11兆3,668億円基金のうちGI基金は2兆7,564億円(全分野の合計)
水素エネルギーへの関与の形研究開発・実証の資金配分GI基金の水素関連4プロジェクトと、NEDOの水素・燃料電池の事業
影響が及ぶ範囲日本の予算による事業規制・標準・水素社会推進法の助成金を決める権限はない
まず押さえるべき1点

NEDOは水素では「研究開発と実証の資金を配る機関」であって、制度や規制をつくる機関ではありません。 水素社会推進法の価格差に着目した支援と拠点整備支援は、経済産業省が計画を認定し、助成金はJOGMECが交付します。この法律の条文にはNEDOの名前が出てきません 事実。 NEDOが扱うのは、まだ事業化の前にある技術の開発と実証です。GI基金は、2021年3月にNEDOに造成された基金で、企業などに最長10年間、研究開発・実証から社会実装までを継続して支援する仕組みです 事実。 影響力が大きいのは、日本の水素の研究開発費のかなりの部分がNEDOを通って企業に流れるからです。

2. どんな機関か ― 影響力の「型」

水素エネルギーの記事に出てくる「機関」は、企業と違って自分では水素を作りません。 その代わりに、どういう経路で業界に影響を与えるかで4つの型に分けられます。

水素エネルギーを動かす「機関」の4つの型 機関は自分では水素を作らない。どの経路で業界に影響を与えるかで4つに分かれる 資金を出す 政策・規制を決める 標準を決める 場をつくる 研究開発に予算を配る 戦略・補助金・法律 規格・試験方法・安全要求 産業界の連合・統計・分析 NEDO/DOE/欧州委員会 経済産業省/欧州委員会 DOE/IMO ISO Hydrogen Council/IEA 何を研究・実証させるか 何を支援し、何を義務づけるか どう測り、どう比べるか 誰が何を発信し、共有するか 届く範囲=自国の予算 届く範囲=自国・地域の領域 届く範囲=採用した国・規制 届く範囲=会員・読者 NEDOは左端の「資金を出す」型。計画は経済産業省が持ち、NEDOは公募・採択・進捗管理で実行する 同じ水素でも、どの型の機関かによって影響の届き方がまったく違う
図1 水素エネルギーに関わる機関の4つの型と、NEDOの位置。区分は本稿によるもので、機関名は本シリーズで扱う機関から例示しています 本稿の計算。

3. 水素エネルギーで何をしているか

NEDOの水素への関わり方は、大きく2つの系統に分かれます 事実。

(1) グリーンイノベーション基金の水素関連4プロジェクト

プロジェクト予算上限目標(NEDOの記載)内容と実施者の例
大規模水素サプライチェーンの構築3,211.2億円水素供給コスト 2030年に30円/Nm3、2050年に20円/Nm3以下液化水素とMCH(メチルシクロヘキサン)による商用化実証、水素液化機などの革新技術、液化水素関連材料の評価基盤、水素発電(混焼・専焼)の実機実証。実施者の例は、日本水素エネルギー(幹事)、ENEOS、川崎重工業(水素液化機向け大型高効率機器)、JERA、関西電力
再エネ等由来の電力を活用した水電解による水素製造1,070.5億円水電解装置の設備コスト:2030年までにアルカリ型5.2万円/kW、PEM型6.5万円/kWを見通せる技術。2032年までにSOECを6.8万円/kWより下げる技術水電解装置の大型化・モジュール化、膜・触媒の実装、Power-to-X大規模実証、性能評価技術。実施者の例は、旭化成(幹事)、日揮ホールディングス、山梨県企業局が幹事のP2Gシステムのテーマに参加するシーメンス・エナジー・東レ・東京電力ホールディングスなど、産業技術総合研究所
製鉄プロセスにおける水素活用4,391.6億円製鉄プロセスのCO2を50%以上削減する水素還元技術高炉の水素還元と、水素だけで鉄鉱石を還元する直接水素還元の開発
燃料アンモニアサプライチェーンの構築698億円アンモニア供給コスト 2030年に10円台後半/Nm3(熱量等価の水素換算)。国内導入量 2050年に3,000万トン/年アンモニア製造コストの低減、石炭火力・ガスタービンでの混焼・専焼

※予算上限は2026年10月時点のNEDO特設サイトの表示。実施者は大規模水素サプライチェーンと水電解の2プロジェクトの実施体制ページで確認した例で、製鉄・燃料アンモニアの実施者は本稿では網羅していません。

数字の読み方の注意

水素関連4プロジェクトの上限額を足すと9,371.3億円になります 本稿の計算。 2023年6月の水素基本戦略は、GI基金の水素関連を「約8,000億円」とし、当時の上限額を大規模水素サプライチェーン3,000億円、水電解700億円、製鉄1,935億円、燃料アンモニア598億円と記していました 事実。 現在のNEDOの表示は、いずれも当時より上限が大きくなっています。 ただし、上限は「ここまで使える」という予算の上限で、実際に実施者へ交付された額ではありません。実施者ごとの配分額は、NEDOの特設サイトでは確認できませんでした 未確定/将来。

(2) 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)自身の水素・燃料電池の事業

事業(プロジェクトコード)期間・予算内容
水素社会構築技術開発事業(P14026)2014〜2025年度
2025年度予算 81億円
水素エネルギーシステム、海外の未利用資源を使った水素サプライチェーンと水素発電、地域での水素利活用、総合調査。事業ページには、福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)と液化水素運搬船の写真が載る
競争的な水素サプライチェーン構築に向けた技術開発事業(P23004)2023〜2027年度
2025年度予算 64.00億円
貯蔵タンク・充填ホース・計量システムなどの高度化・低コスト化、水素ステーション、規制の整備や合理化、国際標準化のための研究開発
水素利用拡大に向けた共通基盤強化のための研究開発事業(P25002)2025〜2029年度
2026年度予算 77億円
大型商用車向け燃料電池と水電解(アルカリ、PEM、AEM、SOEC)の評価解析の共通基盤、次世代の要素技術、水素貯蔵タンクの開発
水素社会モデル構築高度化技術開発・実証事業(P26004)2026〜2030年度
2026年度予算 39.5億円
地域の水素の製造・貯蔵・運搬・利用のモデルを、調査と技術開発・実証で構築
超高圧水素インフラ本格普及技術研究開発事業(P18011)2018〜2023年度
2023年度予算 0.8億円
水素ステーションの規制見直しと低コスト化の技術開発。ISO関連、IEA、IPHE、HFCV-GTRなどの国際調和・国際標準化の研究開発を含む

国際面では、経済産業省とNEDOが水素閣僚会議を共催しています。第8回は2026年9月10日に幕張メッセで開かれ、午後の閣僚会議は非公開でした 事実。

4. 影響力の範囲(権限と地域)

観点NEDOが持っているもの持っていないもの
権限研究開発資金を公募し、採択し、進捗を管理し、評価する権限。GI基金では、応募時に経営者の長期事業戦略ビジョンの提出を求め、取組が不十分なら事業の中止や委託費の一部返還もありうる水素の規制・安全基準・国際規格を決める権限。水素社会推進法の助成金の交付(JOGMEC)と計画の認定(経済産業省)。水素の目標や制度の大枠(経済産業省、関係閣僚会議)
地域日本の予算による事業。採択先は日本の企業・研究機関が中心。国際会議の共催や国際調和の研究開発で海外とつながる海外の企業や他国の政策に直接影響する権限
期間GI基金は最長10年の継続支援。通常の事業は数年〜十数年の期間で、年度ごとに予算が決まる事業化や販売を義務づける権限
規模職員1,640名。予算5,052億円+基金11兆3,668億円(全分野の合計)。水素関連4プロジェクトの予算上限は合計9,371.3億円水素だけの年間の交付額の総額は、公式ページで確認できなかった

5. お金の流れと参加企業

水素の研究開発資金は、どう流れるか(グリーンイノベーション基金) 経済産業省が計画を持ち、NEDOが公募・採択・進捗管理を担い、企業などが研究開発・実証を行う 経済産業省 研究開発・社会実装計画を所管 NEDO 公募・採択・進捗管理・評価 大規模水素サプライチェーン 上限 3,211.2億円 液化水素・MCHの商用化実証 川崎重工業(液化機器)ほか 水電解による水素製造 上限 1,070.5億円 水電解装置の大型化・低コスト化 旭化成、シーメンス・エナジーほか 製鉄プロセスでの水素活用 上限 4,391.6億円 高炉の水素還元、直接水素還元 (本稿は実施者を網羅せず) 燃料アンモニア 上限 698億円 供給コスト低減、混焼・専焼 (本稿は実施者を網羅せず) このほか、NEDOは水素・燃料電池の通常事業(水素社会構築、共通基盤など)も実施する 上限額は予算の上限で、実際の交付額ではない
図2 水素の研究開発資金(GI基金)の流れ。出典:NEDOのGI基金特設サイトの水素関連4プロジェクトのページ。予算上限は2026年10月時点の表示で、実際の交付額ではありません。
本シリーズの企業NEDOのページで確認できた参加
川崎重工業大規模水素サプライチェーンの構築:「水素液化機向け大型高効率機器の開発」のテーマの実施者
旭化成水電解による水素製造:「大規模アルカリ水電解水素製造システムの開発およびグリーンケミカルプラントの実証」のテーマの幹事
Siemens Energy水電解による水素製造:山梨県企業局が幹事のP2Gシステムのテーマの実施者の1社(NEDOの表記は「シーメンス・エナジー株式会社」)

※製鉄・燃料アンモニア・次世代航空機・次世代船舶などの実施者、およびNEDO自身の水素事業の採択先は、本稿では確認していません。

6. 今後の見通し

読み取れること根拠となる一次情報区分
GI基金の水素テーマは、研究開発の終了期を迎えるものが出ており、次の段階は商用化・社会実装への接続になる実施体制ページに「2023年度で終了」「2024年度で終了」「2025年度で終了」の表示があるテーマがある。水素社会推進法の支援(JOGMEC)は別の制度として動いている推測
水素関連の予算上限は、今後も見直される水電解の上限は700億円から1,070.5億円へ、製鉄は1,935億円から4,391.6億円へ、燃料アンモニアは598億円から698億円へ増えている(水素基本戦略の記載と現在の表示の比較)推測
水素社会構築の事業は、地域モデルの事業に引き継がれる水素社会構築技術開発事業は2025年度まで、水素社会モデル構築高度化技術開発・実証事業は2026〜2030年度。後者が前者の後継であるとは、ページに明記されていない未確定/将来

7. 用語集

国立研究開発法人
国の研究開発を担う法人。省庁そのものではなく、主務大臣の監督のもとで業務を行う。
グリーンイノベーション基金(GI基金)
2050年カーボンニュートラルに向けて、NEDOに造成された基金。最長10年、研究開発から社会実装までを支援する。
事業戦略ビジョン
GI基金の実施者の経営者が、事業戦略や研究開発計画を示してコミットメントを表す資料。NEDOのサイトで公開される。
MCH(メチルシクロヘキサン)
水素をトルエンと結合させて、常温の液体として運ぶ形にしたもの。水素キャリアの1つ。
Nm3
標準状態(0 ℃、1気圧)での気体の体積の単位。水素の供給コストを円/Nm3で表す。
JOGMEC
独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構。水素社会推進法の助成金を交付する。NEDOとは別の法人。

8. 出典

  1. NEDO 機構概要(名称・設立・主務大臣・根拠法・職員数・予算・基金事業予算。2026年4月15日更新)。 https://www.nedo.go.jp/introducing/kihon.html
  2. e-Gov法令検索 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構法(平成14年法律第145号。第4条:目的、第15条:業務の範囲)。 https://laws.e-gov.go.jp/law/414AC0000000145
  3. NEDO グリーンイノベーション基金事業概要(2021年3月に2兆円を造成、総額2兆7,564億円〔2026年5月現在〕、最長10年の支援、経営者のコミットメント、重点14分野)。 https://green-innovation.nedo.go.jp/about/
  4. NEDO GI基金「大規模水素サプライチェーンの構築」プロジェクト概要(予算上限、更新履歴、プロジェクトの特徴)。 https://green-innovation.nedo.go.jp/project/hydrogen-supply-chain/
  5. NEDO 同 実施体制・事業戦略ビジョン(テーマと実施者)。 https://green-innovation.nedo.go.jp/project/hydrogen-supply-chain/scheme/
  6. NEDO 同 基本情報(研究開発目標:水素供給コスト)。 https://green-innovation.nedo.go.jp/project/hydrogen-supply-chain/summary/
  7. NEDO GI基金「再エネ等由来の電力を活用した水電解による水素製造」プロジェクト概要(予算上限、更新履歴)。 https://green-innovation.nedo.go.jp/project/hydrogen-production-water-electrolysis-utilizing/
  8. NEDO 同 実施体制・事業戦略ビジョン(テーマと実施者)。 https://green-innovation.nedo.go.jp/project/hydrogen-production-water-electrolysis-utilizing/scheme/
  9. NEDO 同 基本情報(研究開発目標:水電解装置の設備コスト)。 https://green-innovation.nedo.go.jp/project/hydrogen-production-water-electrolysis-utilizing/summary/
  10. NEDO GI基金「製鉄プロセスにおける水素活用」プロジェクト概要(予算上限、目標)。 https://green-innovation.nedo.go.jp/project/utilization-hydrogen-steelmaking/
  11. NEDO GI基金「燃料アンモニアサプライチェーンの構築」プロジェクト概要(予算上限、目標)。 https://green-innovation.nedo.go.jp/project/building-fuel-ammonia-supply-chain/
  12. NEDO 事業紹介「燃料電池・水素」(水素関連の事業一覧)。 https://www.nedo.go.jp/activities/introduction8_01_05.html
  13. NEDO 事業紹介「水素社会構築技術開発事業」(P14026。2014〜2025年度、2025年度予算81億円)。 https://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP_100096.html
  14. NEDO 事業紹介「競争的な水素サプライチェーン構築に向けた技術開発事業」(P23004。2023〜2027年度、2025年度予算64.00億円)。 https://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP_100259.html
  15. NEDO 事業紹介「水素利用拡大に向けた共通基盤強化のための研究開発事業」(P25002。2025〜2029年度、2026年度予算77億円)。 https://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP_100336.html
  16. NEDO 事業紹介「水素社会モデル構築高度化技術開発・実証事業」(P26004。2026〜2030年度、2026年度予算39.5億円)。 https://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP_100392.html
  17. NEDO 事業紹介「超高圧水素インフラ本格普及技術研究開発事業」(P18011。2018〜2023年度、国際標準化・国際調和の研究開発を含む)。 https://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP_100144.html
  18. 経済産業省 ニュースリリース 水素閣僚会議(第8回)及び水素・アンモニア国際官民シンポジウムを開催します(2026年8月13日。主催は経済産業省とNEDO)。 https://www.meti.go.jp/press/2026/08/20260813001.html
  19. e-Gov法令検索 水素社会推進法(令和6年法律第37号。助成金の交付はJOGMEC。条文にNEDOの記載はない)。 https://laws.e-gov.go.jp/law/506AC0000000037
  20. 再生可能エネルギー・水素等関係閣僚会議 水素基本戦略(2023年6月6日改定。GI基金の水素関連は約8,000億円)。 https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/shoene_shinene/suiso_seisaku/pdf/20230606_2.pdf

9. 主張と出典の対応表

本文の主張区分出典
正式名称、本部、設立(2003年10月1日。前身は1980年10月)、主務大臣、根拠法、職員数1,640名、予算5,052億円、基金事業予算11兆3,668億円とGI基金2兆7,564億円事実出典1 https://www.nedo.go.jp/introducing/kihon.html
NEDO法の目的・業務の範囲(非化石エネルギーなどの技術開発)、条文に「水素」の語がないこと事実出典2 https://laws.e-gov.go.jp/law/414AC0000000145
GI基金の造成(2021年3月、2兆円)、総額2兆7,564億円(2026年5月現在)、最長10年の支援、経営者のコミットメント、事業中止・委託費の返還の仕組み、重点14分野に「水素・燃料アンモニア産業」事実出典3 https://green-innovation.nedo.go.jp/about/
大規模水素サプライチェーン:予算上限3,211.2億円、採択決定(2021年8月26日)、計画の改定(2025年10月1日)、液化水素・MCHの商用化事業、水素発電の実機実証事実出典4 https://green-innovation.nedo.go.jp/project/hydrogen-supply-chain/
大規模水素サプライチェーン:テーマと実施者(日本水素エネルギー、ENEOS、川崎重工業、JERA、関西電力ほか)事実出典5 https://green-innovation.nedo.go.jp/project/hydrogen-supply-chain/scheme/
大規模水素サプライチェーン:研究開発目標(水素供給コスト 2030年30円/Nm3、2050年20円/Nm3)事実出典6 https://green-innovation.nedo.go.jp/project/hydrogen-supply-chain/summary/
水電解:予算上限1,070.5億円、採択決定の更新(2026年2月17日)、2030年・2032年の設備コストの目標事実出典7 https://green-innovation.nedo.go.jp/project/hydrogen-production-water-electrolysis-utilizing/
水電解:テーマと実施者(旭化成〔幹事〕、日揮ホールディングス、山梨県企業局、シーメンス・エナジー、東レ、産業技術総合研究所ほか)事実出典8 https://green-innovation.nedo.go.jp/project/hydrogen-production-water-electrolysis-utilizing/scheme/
水電解:研究開発目標(アルカリ型5.2万円/kW、PEM型6.5万円/kW)事実出典9 https://green-innovation.nedo.go.jp/project/hydrogen-production-water-electrolysis-utilizing/summary/
製鉄:予算上限4,391.6億円、CO2を50%以上削減する目標、高炉水素還元と直接水素還元事実出典10 https://green-innovation.nedo.go.jp/project/utilization-hydrogen-steelmaking/
燃料アンモニア:予算上限698億円、2030年のアンモニア供給コスト(10円台後半/Nm3、熱量等価の水素換算)事実出典11 https://green-innovation.nedo.go.jp/project/building-fuel-ammonia-supply-chain/
NEDOの水素・燃料電池の事業一覧と担当部署(水素・アンモニア部)事実出典12 https://www.nedo.go.jp/activities/introduction8_01_05.html
水素社会構築技術開発事業の期間・予算・内容事実出典13 https://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP_100096.html
競争的な水素サプライチェーン構築に向けた技術開発事業の期間・予算・内容事実出典14 https://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP_100259.html
水素利用拡大に向けた共通基盤強化のための研究開発事業の期間・予算・内容事実出典15 https://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP_100336.html
水素社会モデル構築高度化技術開発・実証事業の期間・予算・内容事実出典16 https://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP_100392.html
超高圧水素インフラ本格普及技術研究開発事業の期間・予算・内容(ISO関連、IEA、IPHE、HFCV-GTRに関する国際調和の研究開発を含む)事実出典17 https://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP_100144.html
第8回水素閣僚会議(2026年9月10日、幕張メッセ)を経済産業省とNEDOが主催事実出典18 https://www.meti.go.jp/press/2026/08/20260813001.html
水素社会推進法の助成金(価格差支援・拠点整備支援)をJOGMECが交付し、条文にNEDOの記載がないこと事実出典19 https://laws.e-gov.go.jp/law/506AC0000000037
水素基本戦略(2023年6月)のGI基金の水素関連 約8,000億円とプロジェクトごとの当時の上限額事実出典20 https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/shoene_shinene/suiso_seisaku/pdf/20230606_2.pdf
水素関連4プロジェクトの予算上限の合計 9,371.3億円(3,211.2+1,070.5+4,391.6+698)本稿の計算出典4・7・10・11 の上限額を本稿が合算。実際の交付額ではない
機関の4つの型の区分本稿の計算本稿による整理
NEDOは「計画を実行する側」で、方針と規制は経済産業省という整理本稿の計算出典3・4・19 の記述からの本稿の整理
NEDO法の業務の範囲に水素事業が収まるという理解本稿の計算出典2 の第15条の文言からの本稿の解釈。条文に「水素」の語はない
NEDOが各実施者へ配分した金額(水素関連)未確定/将来出典5・8 は予算上限・事業全体の予算のみを記す。実施者ごとの配分額は本稿では確認していない
本シリーズの企業のうち、記載のない水素関連事業(製鉄・燃料アンモニア・航空機・船舶など)への参加未確定/将来本稿は出典の実施者一覧のうち、水素サプライチェーンと水電解の2プロジェクトだけを確認した
第6章の見通し3項目推測出典5・7・13・16 からの本稿の解釈

最終更新:2026年10月6日/Troy Technical
本稿の数値はNEDOの公式サイトと事業ページ、法令の条文、経済産業省の発表、水素基本戦略に基づきます。「推測」と記した箇所は、一次情報から本稿が読み取った解釈です。