COMPANY PROFILE / 水素エネルギー
リンデ
― 「世界最大」と自称する産業ガス会社。水素を大量に作り、液化し、運び、プラントも設計する。クリーンエネルギーは大型案件の受注残の約3分の2
Lindeは、水素エネルギーの話題で「水素のサプライチェーンを丸ごと持つ会社」として名前が出ます。水素を作るガス事業と、水素プラントや液化設備を設計・建設するエンジニアリング事業を、1つのグループで持つからです。 10-Kは自社を「世界最大の産業ガス会社」と説明し、現在作る水素の大半は天然ガス由来(SMRまたはATR)で、低炭素水素と再生可能水素の技術も持つと書いています。 投資家向け資料は、大型案件の受注残(約100億ドル)のうちクリーンエネルギー(Lindeの定義では水素とCCSのみ)が約65%と示しています。 一方で、水素単独の売上や、個々の大型案件の顧客名・規模は、参照した資料に載っていません。 本稿は、水素に関わる事業に絞って、何を持ち、何が確認でき、何が確認できないかを、一次資料の範囲で整理します。
- 30秒でわかるLindeと、水素エネルギーでの立ち位置
- ロゴと社名の表記について
- 水素エネルギーの世界で、この会社はどこにいるか
- 会社の規模
- 水素エネルギーにかけているリソース
- これまでの取り組み
- 今後の計画
- この会社は水素エネルギーで何を目指しているか
- 水素エネルギー分野の提携マッピング
- 提供している技術・製品・サービス
- この企業が抱えるリスク
- 用語集/出典/主張と出典の対応表
1. 30秒でわかるリンデと、水素エネルギーでの立ち位置
Lindeは「水素専業」ではなく、「水素を作る最大級の産業ガス会社が、水素の大型案件を契約付きで積み上げている」と見るのが正確です 本稿の計算。 同社の大型案件の受注残は、長期の供給契約に裏づけられた建設中のプラントの資本費用で、2026年6月末に約81億ドルでした 事実。 クリーンエネルギーの割合は会社の図に約65%とありますが、どの案件がそれに当たるかは、参照した資料に書かれていません 未確定/将来。
2. ロゴと社名の表記について

表記の注意:親会社は Linde plc、日本語では「リンデ」と書きます。ガス事業は Linde(Linde Gas)、設備を設計・建設する部門は Linde Engineering と呼ばれます。 ロゴ画像は同社の公式サイトで公開されているものを取得しました。 本稿で水素の液化・充填・プラント設計の話をするときは、主にLinde Engineeringの事業を指します。
公式サイト:https://www.linde.com/3. 水素エネルギーの世界で、この会社はどこにいるか
4. 会社の規模
Lindeは世界最大級の産業ガス会社で、会社全体の規模は大きいため、会社全体の数字を簡潔に示し、水素に関わる数値は次の章で扱います。会計年度は暦年です。
| 指標(百万ドル) | 2025年 | 2024年 |
|---|---|---|
| 売上 | 33,986 | 33,005 |
| 営業利益(報告ベース) | 8,923 | 8,635 |
| 営業利益(調整後) | 10,137 | 9,720 |
| 純利益(Linde plc) | 6,898 | 6,565 |
| 設備投資 | 5,261 | 4,497 本稿の計算 |
| 研究開発費 | 147 | 150 |
2026年は、第2四半期(4〜6月)の売上が92.89億ドル(前年同期比+9%)、営業利益が25.54億ドル、上半期の設備投資が27.80億ドルでした 事実。 用途別の売上構成は、会社の資料によると化学・エネルギーが21%で、水素の需要が大きい製油所や化学の顧客はこの区分に入ります(エンジニアリングの売上を除く、2025年の公開資料に基づく数字)。
水素ガスの売上・利益は、10-Kや10-Qに独立した金額として開示されていません。 売上は地域別(Americas、EMEA、APAC)とエンジニアリングで示され、製品別の区分は示されません。 2024年の設備投資は、2025年の設備投資(52.61億ドル)から増加額(7.64億ドル)を引いた本稿の逆算です。 本稿は水素分を推計しません 未確定/将来。
5. 水素エネルギーにかけているリソース
| リソース | 一次情報で確認できた内容 | 区分 |
|---|---|---|
| 人 | 会社全体で65,177人(2025年末)。水素担当の人員は非公表。研究開発の拠点は、Pullach(ドイツ)、Tonawanda(ニューヨーク)、Burr Ridge(イリノイ)、上海 | 事実/一部非公表 |
| 金(研究開発・設備投資) | 研究開発費は1.47億ドル(2025年。会社全体で、水素分は非公表)。設備投資は52.61億ドルで、新しいプラントと生産設備への投資が中心(約60%が米州、21%がアジア太平洋)。水素単独の設備投資は非公表。会社は、エネルギー転換に関わる投資機会として約500億ドルのパイプラインを挙げるが、契約済みの額ではない | 事実/一部非公表 |
| 保有する設備 | 会社の公式ページは、水素パイプライン約1,000km、世界最大の液体水素の能力と配送網、米国テキサスの高純度水素の岩塩洞、約200の水素充填ステーション、80の電解プラント、150超のSMR・PSAを挙げる。ただし「約200」と「80」は2020年12月のプレスリリースと同じ数字で、更新時期は不明 | 事実(会社の説明) |
| 買収・出資・合弁・売却 | 2020年12月の発表は、電解装置の合弁会社 ITM Linde Electrolysis GmbH の設立を記載。その後の状況は参照した資料で確認できず。2025年の買収は4.12億ドル(EMEAとAPAC中心)で、水素に限った内訳は非公表 | 事実/現状は確認できず |
| 大学・研究機関・公的資金 | 公式ページは、CCUS(炭素の回収・利用・貯留)で「政府資金を活用する複数の研究開発提携に参加」と一般的に記載。水素についての具体的な助成名・大学名は、参照した資料で確認できず | 確認できず |
主要プロジェクトの状況
| 案件 | 場所 | 規模 | 段階 | 日付・出典 |
|---|---|---|---|---|
| ガス供給型の大型案件(受注残) | 米州が71%、アジア太平洋24%、EMEA5%(会社の図) | 約81億ドル(資本費用の推定。2026年6月末) | 建設中(長期供給契約に裏づけ) | 顧客名・個別の案件名は資料に記載なし(出典1・2・3) |
| sLH2の公共パイロットステーション | ドイツ・Wörth am Rhein | 充填400kg/時、液体水素貯蔵4トン、補充すれば1日8トン超 | 稼働 | 2024年2月7日に開所(出典7) |
| Niagara Fallsの35MW PEM電解装置(グリーン液体水素) | 米国ニューヨーク州 | 35MW。同社最大の電解装置とページに記載 | 公式ページは「建設予定、2025年までに稼働予定」と記載。稼働したかは確認できず | 公式ページ(日付なし。出典5) |
| Leunaの24MW PEM電解装置 | ドイツ・Leuna | 24MW | 公式ページは「建設中」と記載。現在の状態は確認できず | 公式ページ(日付なし。出典5) |
| Yaraのアンモニア向け24MW PEM電解装置 | ノルウェー・Porsgrunn | 水素約10,000kg/日、CO₂削減41,000トン/年(会社の説明) | 公式ページは「建設・納入する」と記載。現在の状態は確認できず | 公式ページ(日付なし。出典5) |
| 高純度水素の岩塩洞 | 米国テキサス州 | 確認できなかった | 稼働(10年以上)と会社が説明 | 公式ページ(日付なし。出典4) |
Lindeの公式ページによると、水素の液化設備の主要部品は、アルミ製のプレート式熱交換器と、動的ガス軸受つきの膨張タービンで、いずれも自社の拠点で作っています。小規模の設備は真空断熱のコールドボックスにヘリウムの冷凍回路を使い、大規模の設備では水素のClaude方式で、冷却と同時にオルト・パラ変換を行います 事実。 マイナス253°Cの水素を扱うため、金属の低温での靭性、断熱、蒸発(ボイルオフ)の管理が要になります。気体の水素を大量に貯めるときは、岩塩洞のような地下貯蔵も選択肢で、鋼製のパイプラインでは水素脆化への配慮が設計に入ります(一般的な説明です。会社の資料でここまでの材料仕様は確認していません) 未確定/将来。 電解装置の側では、公式ページがアルカリ形(多孔質の隔膜と液体の電解液)とPEM形(固体高分子膜)を説明し、アルカリ形は腐食性の電解液・低い電流密度・ガスの混入が課題と書いています。詳しくは本シリーズの技術解説「液体水素」「アルカリ水電解」「PEM水電解」を参照してください。
6. これまでの取り組み
| 時期 | できごと | 意味 |
|---|---|---|
| 2020年12月10日 | Daimler Truckと、燃料電池の大型車向けの次世代水素充填技術(sLH2)の共同開発に合意。同じ発表で、電解装置の合弁会社ITM Linde Electrolysis GmbHに言及。当時は約200の充填ステーションと80の電解プラントを保有と説明 | 輸送向けと電解の両方に手を広げる |
| 2024年2月7日 | Daimler TruckとsLH2を発表し、Wörth am Rheinに公共パイロットステーションを開所。技術をISO規格として公開する方針 | 共同開発の成果を標準化へ |
| 2025年 | 設備投資52.61億ドル(前年比+7.64億ドル)。主に受注残の案件向け。直接排出のうち水素製造が1,230万トンCO₂e | 水素製造の規模を示す |
| 2025年12月 | 大型案件の受注残が約100億ドル(ガス供給型73億ドル、プラント販売型27億ドル)。クリーンエネルギーの割合が約65% | クリーンエネルギーの比重 |
| 2026年6月 | ガス供給型の受注残が約81億ドルに増加。投資家向け資料の2026年6月版を公表 | 受注残が増えている |
7. 今後の計画
ほかに、次の方針が一次資料に書かれています 未確定/将来。
- 方針:投資家向け資料の戦略は「既存の基盤を最大化」「成長を加速」「技術を活用」の3本柱で、エネルギー転換は成長の機会の1つとして扱われます。ブルー水素とグリーン水素の複数の案件について「協議を継続」と記載しています
- 水素の液化・充填:sLH2を輸送用の標準にすることを、Daimler Truckと目指しています
- 新しい技術:技術の図には、電解の次の段階としてSOEC、アンモニア分解、直接空気回収が描かれています(会社の図であり、実用化の約束ではありません)
水素単独の売上・利益・人員・研究開発費/受注残のクリーンエネルギー案件の顧客名・場所・規模・完成時期/Niagara Falls、Leuna、Porsgrunnの電解装置の現在の状態/ITM Linde Electrolysis GmbHの現状/公式ページの保有数(200・80)の最新値/水素に関する公的資金の具体名。 いずれも、参照した10-K・10-Q・投資家向け資料・公式ページ・プレスリリースに記載がないか、日付が不明です。
8. この会社は水素エネルギーで何を目指しているか
会社が「目指す」と直接書いている部分と、本稿が読み取った部分を分けます。推測は一次情報から本稿が読み取った解釈です。
| 読み取れること | 根拠となる一次情報 | 区分 |
|---|---|---|
| 水素を含むガス供給と、プラントのエンジニアリングを一体で提供する | 公式ページは「Linde EngineeringとLinde Gasの相乗効果で、ワンストップの体験を提供する」と説明。10-Kは、エンジニアリングの技術が水素の製造・液化・貯蔵・輸送・利用の全体を覆うと記載 | 事実 |
| クリーン水素の販売は伸びると見る | 10-K:「脱炭素の取り組みに向けた関心の高まりで、クリーン水素の販売の継続的な成長を見込む」 | 事実(会社の見通し) |
| 大型案件は長期の供給契約に裏づけられたものを積み上げる | 受注残の定義が「長期の供給契約に裏づけられた投資」。オンサイト契約は通常10〜20年で最低購入義務を含む | 事実(定義)/推測(クリーン水素でも同じ方針) |
| 水素の液化・充填を標準化して、輸送用の入口を押さえる | sLH2をISO規格として公開し、他社にも使うよう呼びかけたと2024年の発表に記載 | 事実(意図の記載)/推測(狙いの解釈) |
「クリーン水素でも、契約付きの案件を軸にしている」という読みの根拠は、受注残の定義です。 投資家向け資料は、ガス供給型の受注残を「長期の供給契約に裏づけられた投資(資本費用)」と説明し、その約65%がクリーンエネルギーだと図示しています 事実。 つまり、少なくとも受注残に入っているクリーン水素の案件は、長期の供給契約がある案件と読めます。 ただし、個々の案件の契約条件(最低購入量、価格式、期間)は公表されていません。契約付きでない案件が受注残の外にどれだけあるかも確認できません 未確定/将来。
9. 水素エネルギー分野の提携マッピング
Lindeの水素に関する提携で、参照した資料から確認できるのは、Daimler Truckとの充填技術の共同開発、電解装置の合弁会社(ITM Linde Electrolysis)、Yaraへの電解装置の納入、の3つだけです 事実。 Daimler Truckの側からも、sLH2の共同開発と、2024年2月のWörth am Rheinの公共ステーションが確認できます(本シリーズの企業解説「Daimler Truck」を参照)。 一方、受注残の大型案件(クリーン水素が約65%)の相手先は、社名を含めて参照資料に載っていません。外部の報道にある案件名は、本稿では一次資料で確認できないため扱いません。
10. 提供している技術・製品・サービス
Lindeは、水素の製造、液化、貯蔵、輸送、充填のそれぞれで事業を持ちます。性能の数値は会社の説明であり、条件と規模を添えます。
| 区分 | 公式資料に載っている内容 | 条件・規模・出所 |
|---|---|---|
| 水素の製造 | 天然ガスのSMR・ATR(現在の大半)。炭素回収つきの低炭素(ブルー)水素、電解による再生可能(グリーン)水素。化学・石油化学の副生ガスからの回収・精製も行う | 10-Kの記載。生産量は非公表。150超のSMR・PSAと、80基超の電解装置の設置実績は公式ページの説明(日付なし) |
| 水素の液化 | 0.25トン/日から1系列34トン/日超までの液化設備を設計。アルミ製熱交換器と動的ガス軸受つき膨張タービンを自社で製造 | 会社の設計実績の説明。「世界最大の液体水素の能力」は会社の自己評価 |
| 水素の貯蔵・輸送 | 3,000リットルから10万リットル超の極低温タンク、約1,000kmのパイプライン、最大規模のトレーラー群、テキサスの高純度水素の岩塩洞 | 公式ページの説明(日付なし) |
| sLH2の充填 | 過冷却液体水素の充填。会社は、気体水素の充填に比べ、投資額が1/2〜1/3、運転費が1/5〜1/6、エネルギー消費が約1/30と説明 | メーカー公称(Linde Engineering、2024年)。パイロットステーションの値で、充填400kg/時、エネルギー消費0.05kWh/kg。倍率の比較対象と前提は出典の記載による |
| 電解装置 | アルカリ形とPEM形。PEM形の導入例は24〜35MW級(米国・ドイツ・ノルウェー) | 公式ページの紹介(日付なし)。性能値の記載はなし |
| プラントの設計・建設 | 空気分離、水素、合成ガス、オレフィン、天然ガスのプラント。水素の製造・液化・貯蔵・輸送・利用の全体を技術の範囲とする | 10-Kの記載(Engineering部門) |
11. この企業が抱えるリスク
| リスク | 内容 | 区分 |
|---|---|---|
| 案件の詳細が外部から見えにくい | 受注残の内訳(クリーンエネルギー約65%)は図で示されるが、顧客・場所・規模・完成時期は参照資料に記載がなく、外部から検証しにくい | 事実 |
| 公式ページの情報の古さ | 水素の保有数(約200の充填所、80の電解プラント)は2020年12月と同じ数字。電解装置の案件紹介も日付がなく、稼働の確認ができない | 事実 |
| 顧客の設備投資に依存 | 受注残は顧客の大型投資(化学・エネルギー、62%)に支えられ、10-Kも化学・エネルギーを景気循環の影響を受ける用途に挙げる | 事実 |
| 天然ガス由来の水素の排出 | 2025年の直接排出1,640万トンCO₂eのうち、水素の製造が1,230万トン(約75%)。炭素規制の強まりは費用や需要に影響しうる(10-Kは温室効果ガス規制の不確実性を記載) | 事実/推測(影響の大きさ) |
| 合弁の現状が不明 | 電解装置の合弁(ITM Linde Electrolysis)の現状が参照資料で確認できない | 未確定/将来 |
| 標準化の行方 | sLH2の採用は、車両メーカーやステーション事業者の動きしだい。会社は他社に採用を呼びかけている段階 | 事実/推測 |
| 資本負担 | 設備投資は2025年に52.61億ドル、2026年上半期に27.80億ドル。10-Kは、新設プラントを予定どおり・予算内・性能要件どおりに完成できなければ、収益の損失や訴訟などの恐れがあると記載。顧客契約の履行保証などの保証枠は約35億ドル | 事実 |
| 水素の取扱い・規制 | 水素の製造・貯蔵・輸送は法令・規格の対象。10-Kはプラントの運転上の危険をリスクに挙げる。本稿は取扱いの助言ではない | 事実(会社の記載) |
12. 用語集
- SMR/ATR
- 水蒸気改質(SMR)とオートサーマル改質(ATR)。天然ガスから水素を作る方式。炭素回収を付けるとブルー水素になる。
- PSA
- 圧力スイング吸着。ガスの中から水素を取り出し、純度を上げる方式。
- 液体水素(LH₂)/sLH2
- マイナス253°Cの液体水素。sLH2は沸点よりわずかに冷やした過冷却状態で充填する方式。本シリーズの技術解説「液体水素」を参照。
- オンサイト供給
- 顧客の敷地の近くに設備を建て、長期契約でガスを供給する方式。契約は通常10〜20年で最低購入義務を含む。
- 受注残(ガス供給型)
- 建設中の大型プラントの推定資本費用。長期の供給契約に裏づけられたもの。
- CCS/CCUS
- 二酸化炭素の回収・貯留(利用)。Lindeは「クリーンエネルギー」を水素とCCSに限って使うと注記。
- オルト・パラ変換
- 水素の2つの核スピンの状態を、液化時に熱を出さないよう揃える触媒反応。液化設備の要素。
- 岩塩洞
- 地下の岩塩層に作った空洞に水素を貯めるもの。大容量の貯蔵に使われる。
- スコープ1
- 会社自身の工場などからの直接排出。Lindeは水素の製造が大きな割合を占める。

13. 出典
- Linde Form 10-K(2025年12月期。2026年2月25日提出)。事業の概要、水素の生産方法、供給方式、売上・損益、従業員、研究開発、設備投資、大型案件の受注残。 https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1707925/000162828026011430/lin-20251231.htm
- Linde Form 10-Q(2026年6月30日終了の四半期。2026年7月31日提出)。第2四半期と上半期の損益、設備投資、大型案件の受注残。 https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1707925/000162828026051289/lin-20260630.htm
- Linde 投資家向け資料「Why Linde」(2026年6月版。数値は主に2025年12月時点)。用途別の売上構成、受注残の内訳、クリーンエネルギーの定義と技術の図、温室効果ガスの排出量。 https://assets.linde.com/-/media/global/corporate/corporate/documents/investors/events-and-presentations/why-linde-presentation.pdf
- Linde 公式サイト「Our Hydrogen Expertise」。水素の製造・液化・貯蔵・輸送の設備と保有数の説明(ページに日付なし)。 https://www.linde.com/clean-energy/our-h2-expertise
- Linde 公式サイト「Electrolysis for Green Hydrogen Production」。アルカリ形・PEM形の説明と、米国・ドイツ・ノルウェーの電解装置の案件紹介(ページに日付なし)。 https://www.linde.com/clean-energy/our-h2-technology/electrolysis-for-green-hydrogen-production
- Linde 公式サイト「Liquefying Hydrogen for Storage & Transport」。水素液化設備の構成と能力(ページに日付なし)。 https://www.linde.com/clean-energy/our-h2-technology/liquefaction
- Linde Engineering プレスリリース「Safe, Fast and Simple: Daimler Truck and Linde Set New Standard for Liquid Hydrogen Refueling Technology」(2024年2月7日)。sLH2充填方式と公共パイロットステーション。 https://www.linde-engineering.com/news-and-events/press-releases/2024/safe-fast-and-simple-daimler-truck-and-linde-set-new-standard-for-liquid-hydrogen-refueling-technology
- Linde プレスリリース「Linde and Daimler Truck to Collaborate on Hydrogen Refueling Technology」(2020年12月10日)。共同開発の合意と、電解の合弁会社の記載。 https://linde.com/news-media/press-releases/2020/linde-and-daimler-truck-to-collaborate-on-hydrogen-refueling-technology
- Linde 公式サイト(ロゴ画像の取得元)。 https://www.linde.com/
14. 主張と出典の対応表
最終更新:2026年10月8日/Troy Technical
本稿の数値は、Lindeが米国証券取引委員会(SEC)に提出した法定開示書類、投資家向け資料、公式サイトとプレスリリースに基づきます。調査会社の推計値・報道ベースの数値は使用していません。会社の見通し・性能値は会社の説明であり、第三者の検証を経たものではありません。「推測」と記した箇所は、一次情報から本稿が読み取った解釈であり、会社の公表内容ではありません。水素の取扱いは法令・規格の対象であり、本稿は取扱いの助言ではありません。