サムスンSDI、InterBattery 2026プレビューで量産ロードマップを確認

公開日 2026年03月02日

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概要

InterBattery 2026展示会に先立ち、サムスンSDIは2027年に全固体電池の量産を開始するロードマップを確認しました。同社は、EV以外の用途、特にヒューマノイドロボットやAIデータセンターをターゲットとしたアプリケーションを披露すると発表しました。この戦略的な転換は、EV需要の減速を相殺し、高成長技術分野を獲得することを目指しています。

詳細

InterBattery 2026(3月11〜13日開催予定)の展示会プレビューで、サムスンSDIは次世代電池技術に関する具体的なタイムラインを提示しました。同社は、2027年に全固体電池(ASB)の量産を開始するというコミットメントを再確認しました。サムスンのASB技術は、イオン伝導性と安全性を高める硫化物固体電解質を使用しています。同社はすでにOEMにサンプルを供給しており、現在、商業生産ラインの構築に向けて動いています。

サムスンSDIの戦略における注目すべき変化は、ASBのアプリケーションの多様化です。自動車が主要なターゲットである一方、同社は「ロボット時代」を明確に強調し、ヒューマノイドロボットやモバイルロボットにASBを供給することを目指しています。これらのアプリケーションは、高いエネルギー密度と絶対的な安全性を要求し、固体技術は液系リチウムイオンよりも優れています。さらに、サムスンは、AIインフラの電力需要の急増に対応するため、AIデータセンターのバックアップユニット向けの超高出力電池を発表する予定です。

この発表は、EV販売の広範な業界減速の中で行われ、韓国の主要電池メーカーは「物理AI」と産業用途への転換を促されています。サムスンSDIのプレゼンテーションでは、エネルギー貯蔵システム(ESS)向けの「サムスン・バッテリー・ボックス」(SBB)も展示され、乗用車だけでなく将来のエネルギーニーズに対する包括的なアプローチを示します。

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